2006年06月23日
確立変動中?横浜戦観戦記
「え~放送席。本日のMVP,ゴールポストさんです。今日の試合振り返ってどうでしたか?」 「動かないこと,それがすべてだ」 「というと?」 「GKは仕事放棄していなくなるし,DFは元からいないようなもんだし。俺様がそこに存在する。それですべて上手くいく。」 「そうですか…」 …というやり取りがあったかどうかは知りませんが前節,前々節とラッキーな勝利を収めた我らがコンサドーレは,3連勝を目指した横浜FC戦でまたしてもラッキーな勝利を収めることが出来ました。 まずは序盤。先制点は札幌でした。序盤からいい形で何度かサイドからの崩しを見せた札幌。相手を中盤でしっかり囲み,攻められてもはじき返しすばやくカウンター,というバランスのいい攻守を見せます。そんな形からいったんボールはサイドに出てプレイが切れるのですが,そこを西谷とスナマコがしっかり狙ってました。すばやく前線に西谷がスローインを入れるとスナマコがフリーで抜け出し豪快に決めてくれました。 そのまま,押せ押せで行きたいところでしたが中盤の運動量が落ちるとともに横浜がペースを握りだします。誰が悪いという感じではないのでしょうが,原因が分からないということはきっと金子の見えないところでの動きが減ったんでしょう。 徐々に押し込まれ与えてしまったCKから城に見事に決められてしまいました。そりゃいくら城だってGKのいないゴールに対して厳しくもないプレッシャーの中なら決めますよ。 その後も押し込まれるのですが横浜のJ2チックな決定力の前に救われます。 そして,ハーフタイム。 スカパー観戦なので横浜の前節の試合が流れてたんですが,2-0で勝ったもののバーに当てまくり。芳賀病が伝染ったか。 そして,後半。再現VTRのように横浜のシュートがことごとくバーに当たります。ことごとく飛び出し損ねる林。ことごとくシュートを許すDF陣。そして,決められない横浜。そんなこんなで時間もどんどん減っていきます。札幌も中盤でユルユルだった智樹を下げて西嶋を入れたことで相手を中盤で止められるようにはなったのですが,前線にいい球も入れられなくなったのでお互い行って帰ってを繰り返す展開。そんな中,横浜が精神的支柱のカズを下げます。すると見る見る運動量が落ち始める横浜。ただ,押し込むけれど最後の1本が決まりません。もうだめかとあきらめかけたロスタイム。なんと,西谷のFKをトゥイードの後ろからおごそかに合わせるソダン。昨年に引き続き横浜から決勝点を奪い取ります。 最後はなれない逃げ切りにヤンツーがあわててキャプテン投入したり,あわてたキャプテンがまごまごしたりとほほえましい光景も見られましたがそのまま試合終了。 選手箇条書き ○林…職場放棄はいただけない。 ○カガケン…カズ相手でもガツガツ行くところがいい。 ○曽田…これでまた1年間は神としてあがめられるのでしょう。 ○池内…今日も不発。…って本来点取るのが仕事ではないんだけどね。 ○金子…テレビには本当に映んない。引きの画面になったときちょろちょろしてるのがそうなんだろうけど。きっと役に立ってるんでしょう。 ○智樹…ファウルしないで止めれ。練習あるのみ。 ○芳賀…ナイスクロスもあるけれど,やっぱり休んだほうがいいんじゃないかな… ○西谷…やっぱり点にからめる人間ですね。グッジョブ。 ○スナマコ…西谷とともにいなくなるとまずいですね。今はね。 ○石井…消去法で選ばれてる? ○フッキ…突破力は見事なんだけど,右で打てないのがもうバレバレ。左サイドで勝負するより,右サイドで勝負したほうがいいのでは? ○西嶋…ゲームは落ち着いたけれど,展開力でもうひとアッピールほしいな。
posted by いっしぃ |22:18 | 観戦記 | コメント(1) | トラックバック(1)
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この記事に対するコメント一覧
Re:確立変動中?横浜戦観戦記
金子は効いてますよ、間違いないです。
池内とフッキに関しては、ヴェルディ戦でこのブログを読んだんじゃないかと思われる働きをしましたよ。いっしぃさんがまだ試合観てなかったらネタバレになっちゃいますので、詳しいことは伏せますが…。
posted by MasaMaru| 2006-06-25 13:37