直樹キャプテンが、柏戦フル出場を果たした。
相当無理をしているはずだが、怪我の影響など感じさせない気迫のプレーだった。
神様ありがとう、という気持ちになった。
得点は奪えたけど、失点もしてしまった。
結果は引き分け。
だけど、力の限り頑張ってるのを見せてもらった。
ホームで勝てなかったのは本当に悔しいのだけど
頑張ったよなぁ。
そして、どうしても書きたいことがある。
ちょっと大げさに言うならば、今日、小さな奇跡が起こったのだ。
柏の猛攻にあい、攻められ続ける時間帯があった。
ゴール裏では必死に「サッポロ」コールを叫んでいた。
サッポーロ!サッポーロ!
それがある瞬間、みんなの声が揃ったのだ。
気がつくと、ものすごいボリュームの声援が響いていた。
「あ、今すごい」と思い、背筋がぞくっとした。
ものすごく久々の感覚だった。
そしてそのコールは、押さえ込まれてたDFラインを
とうとう押し上げ、ピンチを脱したのだ。
「今、声でライン上げたよね」と、友人に言うと
「私もそう思った」と言われた。
自分だけの感覚ではなかったんだ、と思った。
今日はそんなことが、2回ほどあったのだ。
試合後に、アウェー側で見ていた友人達と話した時
「途中で声がすごく揃って大きくなった時があったね」と、やはり言われた。
アウェー側でも感じたのか、と嬉しく思った。
好きで応援しているけれど、
なんだか身が入らない時もあるし、まとまらなくてグダグダな時もある。
でも、滅多にないけど、今日みたいなこともあるのだ。
そして思う。
応援であの時のピンチは脱したけど(断言させてもらう!)
試合を勝たせる、というところまではいかなかった。
だけど、可能性は感じられたんじゃないか。
チームが強くなろうと頑張っているように
私達の応援も、強くなれるんじゃないか。
今日の小さな奇跡に、ちょっと心が揺さぶられたのだ。