2007年09月21日
10年前の頃
フランスW杯の時のことを、笹ブログを読んで思い出した。 ついこのあいだのことのような気もする。 10年前なんだけど… あのとき、ギリギリまでに追いつめられ、 でも可能性はなかなか消えずに残り続け、 何ヶ月もドキドキし続けた特異な日々だった…ように思える。 最後の最後、ジョホールバル。 その中継はもはや、国民の関心が一心に集っていた。 日本時間で、わりと夜遅くからの開始だったと思う。 その頃、サッカーにあまり関心のなかった私の両親が、 いつもはとっくに寝ている時間だったにもかかわらず、 中継を見たのだと、後日聞いた。 サッカーのルールもよく知らない父。 「サッカーは何点入ればいいんだい?」と聞かれたことがある(~_~;) そんな父でさえ、あの日の試合は 「大変なことになった!こりゃ見なければいかん!」 と思って見たらしい。 そのくらいの世間の関心。熱気。 W杯本戦よりも、『アジア最終予選』という言葉のほうに 今でも切ないような高揚感を感じるのは あの時の代表の道程が、忘れがたいものだったから… 今は日本のサッカーも少々様子が変わって 代表より、自分達のホームのチームを応援する人が増えたと思う。 それぞれのチームが、目指す位置につこうと懸命に努力し、 サポーターは、町の誇りを胸に応援する。 そして、それぞれの町が、あの日のジョホールバルになる。 それぞれのプライドを賭けて。
posted by ほほやん |18:05 | コメント(2) |