うちのチームは、まだメンタルが弱いチームだと思う。
3年目に入って成長した部分はちゃんとわかるけれど、
どうも、か細い印象が消えない。
時として、自信なさげなように見えることもある。
小さくまとまろうとしているように見えることがある。
テレビでオシム監督のインタビューを見た。
「自分は何かを変えたいと思い、自分にそれができると確信したから監督を引き受けた」
「だから選手も(私を)信じてほしい」
「その前に、自分自身を信じてほしい」
うちもこうだったはず。思い出してほしい。
柳下監督の基礎から作り上げてきたサッカーを信じて、
それを札幌のスタイルとすることを目標として、
選手は自分を信じて挑戦してほしい。
監督がオシムになったことで、状況も変わった。
すべての選手はチェックされ、等しく代表に通じる道があるはずだ。
頑張れば出場機会が得られ、結果を出せば自然に注目される。
ものすごくやりがいのある状況ではないだろうか。
だったら、挑戦しなくてどうする!
ミスを恐れて小さいプレーしかしなくなるのではなく、
ミスしても何度でもトライする。
それが今ここから前へ進む方法だと思う。
自信を持って!
自信がないなら、持てるまで練習練習。
そして、メンタルが弱いのは、多分サポも、だ。
なんだか既にあきらめたとか言ってる人がいるらしいが、
ああだめだだめだ…そんな風に思って見ていると
その空気はピッチに伝わる。
挑戦してダメだった時の事が恐いのだろう。
だから先に「きっとだめだ」と自分の心に予防線を張り、
自分が傷つくのを防ごうとしている。
でもそれじゃぁ、進歩なさすぎだと思う。
単純だけど、選手に考えろ、と言うならば
自分も考える。
どうやって応援しようかな。どうしたら選手に伝わるかな。
選手に頑張れ、と言ったからには
自分も頑張る。
腕がだるくなっても手を叩く。深呼吸して歌を歌う。
だから、個人的にあきらめた方は、それはそれでいいから
頑張ってる人の邪魔だけはしないで欲しい。
そして選手は
客がため息をついても、文句を言っても
それが正しい選択ならば、堂々とプレーしてほしい。
自分を信じて。
土曜日は思いっきり応援するから!