瑞穂競技場にて
もう今年の総括をしたいところだが、
まだ「最後の大一番」が残っているので、後回し。
なんたって鹿島は優勝が決まるかもしれないという大事な試合。
聞くところによれば、アントラーズの“全選手”“全スタッフ”が札幌入りするとか。
天皇杯で敗退してしまった鹿島にとっては、「12月に1試合しかない」というのは何年ぶりかのことだそうだ。
それなら尚更、かける思いも強いだろう。
NHK総合での全国放送も決まっている。
ここで、ただの引き立て役で終るわけにはいかない。
しっかりと、札幌というチームをアピールしなくては。
ダメダメだった今年の、最後に訪れた千載一遇のビッグチャンスではないか。
サポーターは冬開催反対の署名運動などしつつも
最後のこの試合にそれぞれの想いをこめて応援するだろう。
今年は応援もダメダメだったり中途半端だったりしたが
最後の試合はみんなでまとまりたいと思う。
今年のいろんな想いをこめて、みんなで。
選手には…最後だからダメ出しさせてもらう。
佐藤優也様。
失点してへたり込むなんて、そんなの優也じゃない。
やられてもゴール前に立ち塞がって、吼えていてほしい。
開幕戦では満男くんのPKを止めたではないか。
あの頃の勢いが、夏頃からどんどん薄れている気がする。
優也よ、鬼となれ。それでこそ優也なのだ。
藤田征也様。
今年はケガも多かったけど、凄くよかったと思うのは厚別のガンバ戦だけだ。
征也はもっともっとできるはずだ。
それが見ててものすごく物足りない。
来季は主力になってもらわないと困るし、残り1試合でも見せてほしい。
突き抜けろ征也。それでこそ征也なのだ。
上里一将様。
ガンガン行け。ガンガン行け。
誰にも遠慮するな。
クライトンがいなくても、札幌には上里がいる。
…一番言いたかった人に言ってみた。
ホームゲームだからね。
他所のチームに主役を譲る必要はないよ。