2006年06月01日
この道をまっすぐに
いま 歩いているこの道は、山で言うと何合目だろう。
疲れて荷物に耐えられなくなってきたり、
霧で迷ったりしながらも、
ちゃんと足元の道を確認して、ここまで歩いてきた。
目指すのは、山の頂上。
光が差して、ここからでも見える。
頂上までは まだまだ歩かなくちゃいけないけど、
この山を登ると決めたのは自分。
どうしても 自分の足で登りたいんだ。
ヘリコプターなんかで間を飛ばして 登りたくはないんだ。
欲しいのは『本当の強さ』。
私は欲張りだから、まがい物はいらない。
攻撃的で、美しくて、キラキラした可能性を秘めたサッカー。
それが「札幌のサッカーです」と、言えること。
そのスタイルが伝統となること。
ステージが上がっても、同じように闘えること。
あくまでもそれを目指す。
札幌は、それができると思っている。
チームと一緒に歩く と決めた私たちは
選手の背中を押す“風”を送りたい。
疲れた時にもう一歩踏み出せるような、勇気がわくような応援を、
がんばっているあの人に届けよう。
※写真は『沖縄美ら海水族館』にて撮影。文とは関係ないです(^^ゞ