コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2006年02月27日

鹿児島の思い出

3年前、柳下監督が就任した年の鹿児島キャンプ。
新監督がどういう指導をしているのか、
新チームはどんな状態なのか、
早く見たくて見たくてたまらなくて、私は一人で鹿児島まで行ってしまいました。
はじめての鹿児島は、それは遠かった…
早朝に札幌を発って、現地に到着したのは午後3時過ぎでした。

海辺のリゾートホテル。
といってもリゾートはオフシーズンで、私以外のお客さんは熟年旅行のかたがほとんど。
あとは選手たちとチーム関係者。
客室からサッカー場が見えたので歩いて行って見ましたが、なぜか迷子になりました(爆
とにかく敷地が広いんです。
翌日は万全を期してレンタサイクルを借りてサッカー場にたどり着き、見学できました。
でも、見学者は私ひとり…
ひとりって、すっごい恥ずかしいんですよね、なぜか。
ここで2日間ほど練習を見てました。

はじめて見る柳下監督の指導の様子は、今まで見たことない丁寧さで細やかで、カルチャーショックを受けました。
今までなら、ある程度形になっていれば可とされていたような部分も、
あらためて正しい基礎を教えなおすような丁寧さ。
つくづく、ああこの監督にこうして指導してもらっていたら絶対結果が出るだろう、と確信しました。
成果はこの1年のうちに見えてくる、と。
そして私のその考えは、正しかったと思っています。

3日間の鹿児島旅行の最終日に柏レイソルとの練習試合が組まれていました。
レイソルがキャンプしていたのが、薩摩町の“京セラリゾート”。
今、コンサがキャンプをしている場所です。
私は無理やり移動して練習試合を見てから帰ることにしました。

ここからはけっこう悲惨な思い出です(-_-;)

京セラリゾートへ行く道を調べて、「最寄」と言われた場所でバスを降りたのですが、ただの山の中…
看板とか、何もない…
呆然としましたが、しょうがないのでしばらく適当に歩くと、公共の施設のようなものがありました。
そこで伺ったところ、車じゃないと行けない場所だとのこと。
好意に甘えてタクシーを呼んでいただきました。
すぐにタクシーが来て、会場へ一路向かったのですが…
これがものすごい山道でカーブの連続。
そこを、おじいさんの運転手さんは飛ばす飛ばす!(@_@;)
怖いわ、気持ち悪いわ。
最寄どころじゃなく、たっぷり具合が悪くなるほど乗って、やっと着きました。
このときばかりはマジで泣きそうになりました…

ヘロヘロになってたどり着いたのは、山の上の開けた場所。
そこに立派なホテルと、玄関の目の前にサッカー場!
すでにサテライト組の試合の最中でした。
うちの選手たちはみんなあの山道を通ってきた上でサッカーしてるのかと思うと、もう尊敬の念を抱きました。
第1試合が終わって、トップ同士の第2試合。
このときは力の差がはっきりついていて、うちは防戦一方でした。
レイソルの選手はもう体も出来上がっていて軽快にうごいていました。
ただシュートはこれでもか、というくらい外してましたが(爆
さすがJ1だなぁ、なんてそのとき思って、帰途に着きました。

この年、京セラリゾートでキャンプをしたのは、柏・京都・FC東京で、
バスの通る道とタクシーで通った山道に、ずっと3チームのフラッグが飾られていました。
今年はコンサのフラッグが飾られているんでしょうか。
キャンプをまた見に行きたいと思いつつ、
あの山道だけはもう一生行きたくないと思う私です…(-_-;)


posted by ほほやん |22:20 | consadole | コメント(0) |