2012年02月16日
今季のJ1チームを分析してみる④。
"今季のJ1チームを分析してみる"シリーズのPart4。 今日は清水・磐田・名古屋の東海勢です。 ・清水(昨季J1・10位) 2010年オフに多くの主力選手が移籍し迎えた昨シーズンは 非常に苦しんだ印象です。まぁあれだけいなくなれば・・・でしょうね。 今オフも太田(→FC東京)とボスナー(→水原三星)が抜けた 守備陣をどう作り直すかがポイントとなりそうです。 あと攻撃陣も少し物足りない印象があります。 34試合で42得点は清水にしては少なく、これを補う選手が誰になるのか? 補強面で即戦力としてすぐに名前が挙がる選手はおらず、 既存の選手の底上げが出来るのか?ゴトビ監督の手腕が問われます。 ・磐田(昨季J1・8位) OBの名波氏が「かつてこれほどメンバーの顔触れが変わったことはない。」 と言うぐらい、今オフは多くのメンバーが移籍しました。 監督もコンササポには"板長"でお馴染みの森下新監督が就任。 この激動をいい方向に変えれるか!?個人的にはすごく注目しています。 特に那須がいなくなったボランチをどうするか?です。 那須はコンサで言う河合と同じような"守備で効果を発揮するボランチ"。 替われる選手といえば神戸から移籍した松岡ぐらいでしょうか。 DFラインは千代反田&チョ・ビョングクというJで経験のあるCBを獲得し コンビさえ合えばそれ相応に整いそうなので、あとは中盤の底、でしょう。 しかし攻撃陣は前田が残留、金園&山田といった代表を覗う若手もいて 脅威であります。守備特に中盤の守備が鍵になりそうです。 ・名古屋(昨季J1・2位) 毎年有力選手を獲得し"オフの主役"だった名古屋ですが、 今オフは大きな動きはなし。主力選手はほぼ残留し、 バックアップ要員の移籍はあったものの、 そこはそれ相応の選手をしっかり補強しカバー。 昨季は勝ち点1差で2位だったものの、勝ち点71は 2位チームとしてはリーグ史上最多の勝ち点であり、 経済状況&選手構成をみて主力引止めが"最大の補強"でしょうか。 ピクシー体制5年目を迎え、チームは円熟期に入った印象です。 選手層も厚く、順調にいけば名古屋が優勝候補筆頭でしょう。 名古屋はここ数年ACLも経験しており、選手構成を見ても JリーグのみならずACLも獲得できる可能性も秘めていると見ます。 次回は、G大阪・C大阪・神戸の関西勢。
posted by 剛蔵 |22:18 | コメント(0) |