2011年12月07日
今年のJ2を総括。
今季のJ2を総括したいと思います。 優勝は"当然のように"FC東京でした。 去年の柏のように、いやそれ以上に独走するかと思ったのですが、 序盤思うように勝てず苦しみました。メンバーはJ1でも上位クラスですが、 やはりJ2は独特のモノがあるんでしょう。でも慣れてからはさすがでした。 本命チームがこんな状態だったから、混戦模様になりました。 序盤は栃木・北九州といった前年の下位チームが上位に食込みました。 元々地力がある千葉、コンサから西嶋を引き抜くなど 他チームで実績のある選手を補強した徳島は常に上位にいましたが、 全体的に上位は"団子状態"。でもこれはコンサに追い風になりました。 2007年のコンサ、2008年の山形、2009年の湘南、2010年の福岡。 前評判が高くないチームが昇格するケースが毎年あるが、 今年は鳥栖とコンサ。前評判が高くない2チームが昇格しました。 この2チームとも序盤は波に乗れなかったけど、中盤以降上昇した。 それは中盤以降チーム力が固まったのと上位の団子状態が幸いしたと見ます。 結果的には失点数が少ない3チームが1~3位でした。 来季は東京Vと京都が昇格有力候補かもしれませんね。 両チームとも主力流失を抑えることが前提になりますが、 東京Vの攻撃力と京都の若手の潜在能力は後半特に目立ちました。 ナンダカンダで東京Vは5位、前半戦下位だった京都は最終的には7位。 前半戦上位にいた北九州&栃木はそれぞれ8位&10位だったことを見ても この2チームはJ1経験者らしい"地力"は持っていたと感じました。 そして惜しくも四国初のJ1チームになれなかった徳島。 選手も揃え今年は昇格争いに加わるのは予想しましたが、 F東京・鳥栖・コンサの昇格3チームに対して未勝利(2分4敗) だったのが結果的に響いてしまったのかもしれません。 コンサを見切りをつけて徳島を選んだ西嶋はさぞかし悔しいでしょう。 見切りをつけたコンサに昇格争いで負けたんですから。 僕は彼の移籍には心底腹が立っています。 広島・神戸で未出場の状態からコンサで試合に出れるようになり、 以後6年半主力で活躍したにもかかわらず、J1に移籍するならまだしも コンサより規模の小さいJ2チームに移籍金ゼロで移籍するなんて "恩を仇で返す"ものと捉えているからです。いろいろ事情はあるでしょう。 でもプロ選手として一人前に育ててくれたチームに対し 移籍金ゼロで移籍するなんて…、僕はどうしても許せないんです。 「ざま~みろ!」って声を大にして言いたいけど、それは我慢します。 彼には心底腹は立ってるけど、心底嫌いにはなっていません。 自身を徳島に誘った美濃部監督は退任されるようですが、 自分の選択が正しかったことを証明するのは来年以降も出来るはず。 結果でもってそれを証明すべく頑張って欲しいと思います。 その反面、岡山は極端すぎるぐらいです。 彼の決意は来年のコンサをいい方向に導いてくれると信じます。
posted by 剛蔵 |19:58 | コメント(3) |