2007年12月17日
白ごはん仮説
今日はとても寒い一日だった。 家の中でマフラーを巻いて仕事をしていた。 機会あってNさんとお昼をご一緒した。 豊富な臨床経験をおもちの方なので話を聞いていて勉強になることが多かった。 そのなかでこれまで自分なりの仮説だったことのひとつを少しだけ確かめることができた。 それは「白ごはん仮説」。 どんな形であれ発達に遅れの見られる子どもには一般的に偏食が多い。 特に「白いごはんしか食べません」という子どもが多いような気がするのだ。 また、遅れの指摘がない子どもであっても「白ごはんのみ」という子はちょっと神経質な気がする。 ただの経験則に過ぎない。 でもNさんの経験から言ってもこれはあながち的はずれではなかったようだ。 食事というのは五感の全てが使われる活動だ。 そう聞いて非常に納得した。 だから他の活動よりもその子どもの認知的特徴(弱さ)がはっきりと表れてしまうのだろう。 今日の会食では臨床の方ももっと勉強したいな、と刺激された。 来年あたりから某園で自閉症圏の子どもの共同注意行動に関して組織的な観察をしてみたいと考えている。