2008年03月26日
帰名
名古屋に帰ってくることを帰名というのだろうか。 発達心理学会が終わった。 その前の週には札幌へ行き、直前には研究合宿もあり、それぞれへの準備もあり、怒濤の数週間が終わったという感じだ。 24日には妊婦検診へ行ってきた。 じんたろう(仮名)は過酷な移動にも耐え順調に大きくなっていた。 性別は足で隠れていてわからなかった。 わからないとなると知りたくなるのが人情。 次回が楽しみだ。 仕事に追われるストレスからか、ここのところ甘いものを食べすぎていたので(母親の)体重増加が心配だったが、微増、という感じだったので安心した。 この状態をキープしなければ。 tomoのときに比べて、食事に関しても添加物に気をつける以外全く制限をしていないので、こういう点でもじんたろうは顧みられていないと思う。 しかし、6月以降どんな生活が待っているのだろう。 想像を絶するというか、想像したくない、というか‥‥。 なるようにしかならないのだろうけれど多少の不安はおさえられない。 ところで学会の方はまぁまぁの成果だったのではないだろうか。 やっぱり研究を続けていきたいと思った。 共同注意に関しては国内での関心は「発達」から「臨床・応用」へ移ってしまったように感じた。 これまでだって、「発達」といっても出現の時期・順序の解明といったくらいの意味だったけれど、今となっては、もはや共同注意の通常・定型発達は自閉症児との比較もしくはチンパンジーとの比較といった文脈でしか話題にならない、と言っても過言ではないのではないか。 まさに、ブームは過ぎ去りし、といった感。 研究のトピックって「ブーム」なんかではないと思うのだけれど。 こういう時だからこそ自分の研究をきちんと形にしておかなければ、と思った。
posted by mou3 |17:35 | 研究 | コメント(2) |
2008年03月05日
料理、そして父
数日前久しぶりにホワイトソースを作った。 子どもが生まれるまでは、わたしにとって料理は趣味の領域のものだった。 何時に何を食べようと食べまいと誰も文句を言う人はいなかった。 休みの日に午後3時くらいからビールを飲みつつホワイトソースやボローニャソースをつくってラザニアにして食べる、なんて本当に楽しかった。 今では料理は時間勝負。 複数の作業を同時進行し、どれだけ効率よく手早く終わらせられるか、ほとんど戦いみたいなものだ。 子どもの空腹はまったなしだから、食事の準備が整っているととりあえずこれで安心という気持ちになる。 というわけで今回のホワイトソース作りは全く楽しくなかった。 ちょっと目を離したすきに煮詰まりすぎるし。 昔は趣味でつくっていたよね、なんてしばし郷愁に浸っただけだった。 ところで、単身赴任や長期出張といった場合に子どもは必ず母親と一緒にすごすことになる。 共働きで生活能力に極端な差がない限り、理論的には子どもが父親と一緒にすごしたっていいはずだ。クレイマー・クレイマーみたいに。 でも子どもが母親から離れることはない。 (この際、日本の文化慣習とか何とかは措いておく。) なぜこんなことを考えたかというと、夫婦が何かの事情で別居しなければならなくなったとき、母親は髪を振り乱しながら食事の準備をして慌ただしく子どもと一緒に食べて片づけて‥‥と食事が戦いの場になる一方で、父親はのんびり酒でも飲みながら魚をつつく食事の時間がほっと一息つく場、みたいになるのかなぁと思ったからだ。 ここにはジェンダーの問題とか差別の問題とか、いろいろありそうな‥‥。 いや、単にビールが飲みたいだけだな。あと1年半は禁酒だから。
posted by mou3 |13:22 | 雑感 | コメント(0) |
2008年03月01日
咳、鼻、あいかわらず
あいかわらずひどい咳と鼻づまりが続いている。 わたしもhousanも咳が止まらず苦しんでいる中、tomoが元気でいてくれることが唯一の救いだ。 肺炎にでもなりそうな勢いの咳なので、次に検診に行ったとき医者に相談してみようと思っている。 肺炎になんかなったら本当にしゃれにならない。 先月末から4日間母が遊び(&家事手伝い)に来ていた。 家事・tomo対応要員がひとりいることで生活はうんと楽になる。 tomoもばーばにすっかりなついて、2歳児らしくいろいろ教え、あれこれ指示していた。 おしゃべりもますます達者になっている。 風呂から出た後tomoがばーばと遊んでいたので、ゆっくり髪を乾かしたりした後、さてお茶でも飲もうかとイスに座ったわたしに、tomoは「ともちゃんのママー!おいでー!ともちゃん待ってるよー」と悲しそうに言った。 わたしが寝る準備を終えるまで待っていたのか。 かわいいなぁと思ってしまう。 数日間母がいる間わたしものんびり過ごすことができた。