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2007年03月28日

アナウンサー

確信的に耳に逆らうことを書いたここ2,3日だが、
ずっとこれではさすがに身体が保たないので、些細なことを。

さっきまでU22vsシリア戦を見ていて、3-0で勝ったのに
平山も家長もなぜ怒られた子供みたいにボソボソとインタビュー
に答えていたんだろう、と思ったりしていたのだが。

なぜだか気になったことがあって、NHKのアナウンサーが
「AWAY」という単語をずっと「あうえい」と発音していた
ことだった(笑)
あれ、そういえば先日の山形戦の中継アナウンサーも同じ
発音だったような気が。

今どきのオイラたちはおそらく、役に立たないと揶揄されつつも
中学から学校英語を勉強してきてるせいもあって「あうぇい」と
発音してるはず。
「うぇ」という発音が出来るわけだな。

あったり前だと思うかもしれないが、実際、オイラがガキの頃に
一世を風靡した「ピンクレディー」を、みんな「ピンクレデー」
と発音してたし、今でも「ディズニーランド」を「デズニー」
と発音する人は少なくないはず。

芸能界関係には全く知識のないオイラであるが「ウェンツ瑛士」
の名前を発音できなければ若い女性は小馬鹿にするのだろうが、
検索したところでは所属事務所の正式表記は「ウエンツ」なのだ
そうだ。カメラのキャノンの表記が今でも「キヤノン」なのも
そうだし、意外とこの「小文字」はやっかいだ。

旧来の日本語の発音には聞き慣れない、言い慣れない発音
は、単純化して発音せざるを得ない。なにせ日本語の発音は
五十音とそれに付随する濁音と半濁音、そして「ん」しかない
のだ。しかもご存じの通り五十音図は虫食い状態で、正確には
五十もない。
外国語のややこしい発音に比べると単純明瞭なのだ。
(そのぶん、書くのが大変なので、平仄は合っているわけやね)

NHKのアナウンサーは民放よりも厳密に発音の規定があるのだ
ろうが、このへんはどうなのだろうか。
いや、別に非難しているはずもないし、あくまで日本語の発音の
変化、ゆらぎなのだろう。

ただ、自分が当たり前のように「ほーむあんどあうぇい」と
発音している単語を、プロのアナウンサーが「あうえい」と
発音している現在の両者の差異が、なんとなくおもろいかな、
と感じただけの話。

posted by FT |22:39 | メディア | コメント(2) | トラックバック(0)