2010年09月25日
イチローについてのピートローズの2つの話
大リーグでのイチローの10年連続200本安打記録は大記録だと思います。 日本でなら誰もが絶賛してやまないでしょう。 アメリカでは、内野安打自体をあまり評価しないという声もあるそうですね。 素直に喜んでくれる人たちが多いとは思うのですが、日本にいるとマスコミを通してしかわかりません。 新聞報道にしてもTV報道にしても、「聞こえのいいところ」中心に報道してるかも知れませんし、 報道されてることがすべてとは思いません。 でも、同じ大リーガーでイチローの偉大さを知る人も多くいるそうです。 大リーグ通算安打数4256本を記録したピートローズもその一人ですが、彼が話した記事2つがあります。 1つ目は、17日のブログでも紹介した「世界一幸運な男」 http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/p-bb-tp2-20100917-679444.html 内野安打が多いことで「世界一幸運な男」とかなり辛口で評価してます。 ですが、200本安打を記録した後での話では、内野安打の多さも肯定的に評価しています。 話の内容は3ページに渡ってます。 その1ページ目 http://www.asahi.com/sports/update/0925/TKY201009240530.html その2ページ目 http://www.asahi.com/sports/update/0925/TKY201009240530_01.html その3ページ目 http://www.asahi.com/sports/update/0925/TKY201009240530_02.html 200本打ったイチローへの敬意を表するお話だと思います。 ピートローズの話で共感するのは3ページでの話で、日米通算で4256本以上打っても ピートローズの記録を越えたとは思いません。 (実際に打てるかどうかは厳しいと思いますけどね) 大リーグは大リーグですから。 しかし、こういう大打者に肯定的に評価されるイチローはもうすでに 大リーグの大打者ですね。
posted by tnfaki |19:16 | イチロー | コメント(2) |
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この記事に対するコメント一覧
Re:イチローについてのピートローズの2つの話
tnfaki さんこんばんわ(^o^)/
>アメリカでは、内野安打自体をあまり評価しないという声もあるそうですね。
全米ではどうかは判りませんが、少なくともシアトルではイチローのお陰で本塁打
中心の大味な野球より、足を生かした本来のベースボールが見直されたようです。
と言いますのはシアトルはボーイング社のエパレット工場があり、ボクの知人が
航空関係の某商社でイチローが渡米した頃の現地駐在員でした。
彼の話では、なにより変わったのは少年野球の子供達がイチローの真似を始めて
長打狙いよりイチロースタイル(打撃のポーズなんか皆やっていた)が定着した
そうです。なぜなら小さな子供にとって小さいイチローはヒーローなのです・・
まぁ米国人ですから大きくなるでしょうが子供はそれを認識できませんので(^^;)
あとその子達のお母さん達が内野安打や盗塁でハラハラする野球にハマッタようです。
野球中継がうっとうしいと思っていた主婦をT.Vに誘い込んだ功績も大のようです。
イチローが一番変えたのは本来の米国野球を取り戻した事でしょうか?
posted by 大阪帰りの道産子 | 2010-09-25 19:49
Re:イチローについてのピートローズの2つの話
>大阪帰りの道産子 さん
プロ野球とプロボクシングを2画面で見てました。
野球は見ながらでも書けますがボクシングは無理ですね。一発当たればダウンですから目が離せません。
ボクシング終わったので書きます。
1年目大センセーション巻き起こしたのはTV報道でも伝わりましたね。子供達が揃ってイチローの真似。大人気でしたね。
イチローが一番変えたのはひょっとしたら、誰も記憶にない大昔の記録を調べる作業の大変さを知らしめたことでしょう(笑)。これは冗談として、スモールベースボール、足でかき回す野球、知恵を絞った駆け引きなどの面白さを再認識させたのは事実だろうと思います。
それだけでも殿堂入りの一つの要素だと言っても過言じゃないでしょうね。
いつもコメントありがとうございます。
posted by tnfaki| 2010-09-25 20:42