2013年11月28日
「コンサ!コンサ!コンサ!」 (11月28日)より
今日は11月の第4木曜日。道新朝刊<札幌圏>に、スポーツライター斉藤宏則さんが書かれている 「コンサ!コンサ!コンサ!」が掲載される日です。 今回は、9回目として杉山選手です。 過去8回、取り上げてた選手たちは、 3月の第1回目は財前監督さん 4月の第2回目は内村選手 5月の第3回目は岡本選手 6月の第4回目は上里選手 7月の第5回目は上原選手 8月の第6回目は日高選手 9月の第7回目は奈良選手 10月の第8回目は荒野選手 前回に、河合や砂川はいつかなあと、書きましたが今回は杉山でした。 この連載はいつまで続くのか分かりませんが、その二人はぜひ取り上げてほしいです。 斉藤さんの文中での説明とそれに対する杉山選手のコメントを、いくつか拾って紹介します。 斉藤さんの説明書きは●で、杉山選手のコメントは「」で書きます。 ★今日の見出しです <戦いに身を置く幸せ> 小見出し <出場1試合><若手の手本><高い集中力> ●斉藤さんが杉山を評して”試合の流れに左右されず、常に変わらない高い集中力でゴールを守り抜く” ●プロ入り後、8年間も表舞台に恵まれない環境で黙々と練習をこなし、今季からついに正GKの立場を得て 活躍 「戦いの中に身を置くだけで幸せだが、それで満足してはいけない」 J1に昇格できなかった悔しさを胸に、雪辱を誓う。 ●杉山は福岡大在籍時にユニバーシアードに2度出場するなど、実績は大学サッカー界屈指の存在だった。 04年に鹿島アントラーズに加入。ところが、チーム内に日本代表として02年の日韓W杯、04年の アテネ五輪に参加した曽ケ端というハイレベルな選手が正GKとして君臨していた。 杉山が鹿島に在籍した8年間で、公式戦の出場はヤマザキナビスコカップのわずか1試合。 リーグ戦の出場はなく、ひたすら練習をこなすしかなかった。大学時代に杉山を指導した福岡大サッカー部の 乾真寛監督は「試合に出てダメならまだしも、試合経験すら得られないとは。あまりにも悔しかった」 ●11年シーズンを最後に鹿島との契約は満了。行き先を求めて合同トライアウトに参加し、コンサドーレの 目に留まった。 新天地に移った杉山は12年6月のベガルタ仙台でリーグ戦にデビューした 「鹿島で曽ケ端さんと一緒に練習した時間は大きな財産。ハイレベルな選手を間近で見続け、成長した 自分の力を絶対にどこかで発揮したいと思っていた」 初のリーグ戦だったが、緊張も不安もなく、集中して試合に臨めたという。 ●今年5月、プロ5年目にして公式戦に初出場した曳地は「一緒に練習するテツさん(杉山の愛称)に感謝 している。テツさんも鹿島で試合に出られない期間が長かった。メンタルの保ち方などを教えてくれた」と 語ったのが印象深かった。 ●今季の終盤、コンサドーレはひとつも負けられない、崖っぷちの戦いを続けた。 大きな重圧がかかる日々のなか、杉山は 「こうした戦いにの中に身を置けるということを、幸せに感じながら戦いたい」 ●今季序盤はミスで失点もしたが、試合を重ねるごとに改善された。終盤には、3戦連続完封勝利を果たし、 安定感すら感じさせた。 試合に出られなかった日々から学び続けた男が、試合に出続ける中で、何を学び、どう成長していくのか、 楽しみに見ていきたい。 以上です。
posted by tnfaki |16:22 | コンサドーレ | コメント(2) |
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この記事に対するコメント一覧
Re:「コンサ!コンサ!コンサ!」 (11月28日)より
泣けます…(T^T)
posted by キャサリン| 2013-11-29 03:54
キャサリン さん
わが子の姿と重なりあうのでしょうね。
夜勤中でしょうか、ご苦労様です。
posted by tnfaki| 2013-11-29 05:20