2020年06月28日
私のバイト実録 最終回 大卒浪人時(大学6年時)
いよいよラストになりました私のバイト実録。 大学を5年かけて卒業したものの、給料をもらえる社会人になれませんでした。 つきたい職業で必須であった大学での履修科目の一つが取得できず、内定はパ~~~ で、その一科目一つを履修するのに横浜で6年目の生活することを覚悟しました。 1年間浪人しながら、その1科目の単位を得るために。 ショック状態の自分に大学から連絡があり、他の大学で「聴講生」という仕組みで履修が可能だよと。 即刻、北大と連絡を取ったところOKでした。 札幌に帰り、実家の3畳間で勉学を続けることに。それにしても、たった1科目のために北大に通うとは。 それも、講義は週に1回90分だったかな。履修終了は12月予定。 そこで、父がバイト先を見つけてくれました。 大学1年時と6年時のバイト先は父のお世話で。 それでは、最後のバイト実録です。 バイト先は、証券会社。当時、三越の向かいのビルに会社はありました。 スーツを着てネクタイ締めて社会人の身なりで。講義がある日を除いて毎日バスで通いました。 担当した仕事は、大きな黒板にチョークで株価の値動きを短波放送を聞きながら書く作業。 お客さんが見やすいように一段高いところに黒板があり立ち通しの作業。お客さんを見下ろすような感じで。 エピソードとしては多々あります。 昼は社員食堂で。ここでのこと。新入社員(私よりと年下)とつるんだこと。彼らの独身寮で一晩過ごしたこと。 通勤バス内でのこと。などなど。 ここでは二つに絞ります。 ●一つ目 11月25日。三島由紀夫が割腹自殺。短波放送で速報が流れ大騒ぎに。大混乱でした。 翌朝の報道で、側近の一人が大学母校の先輩であったことに大きなショックを受けました。 生涯、忘れられぬ出来事でした。 で、12月に履修が終わり無事単位を取れ、希望職業の内定を再度いただき、翌年4月晴れて社会人に。 ●二つ目 ➡ バイトとは直接関係はないですが 就職先での飲み会(私は飲めない)で、大先輩の一人が北大の卒業生。 北大の卒業生の同窓会である「弥生会」に誘われました。 断れるわけはなく、会員になりました。が、彼が異動した後に退会手続きを。 有名人の名がズラリの中に、単なる聴講生の身の自分の名前があるのは、気が引けて引けて。 以上をもちまして、私のバイト実録を終わります。
posted by ベル |14:04 | 日記 | コメント(2) |
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この記事に対するコメント一覧
Re:私のバイト実録 最終回 大卒浪人時(大学6年時)
私もベルさんと同じ大学で1科目の単位不足のため、5年目を過ごしまた。就職が決まっていた都内の企業には、留年を隠してそのまま入社。半年ほどでやめましたが、今思うと卒業証明書も求められなかったので、インチキ入社をしてしまいました。
posted by ヤス| 2020-06-28 23:29
ヤス さん
私の聴講生と同様に、大学に通いながらの社会人やってたんですね。
同じような道を歩いている人がいることを知って、なぜかホッとしています。
posted by ベル| 2020-06-29 04:40