2020年05月10日
ノノインタビュー前編 ノノ語録 HBCローカル番組より
昨日【録画推奨番組】で紹介した、北海道民放HBC午前6時半からの番組「ビジネス最前線」。 コンサドーレの野々村社長のロングインタビューでした。 今朝は前編。来週は後編。 で、今朝の番組内でのノノのコメントを、テロップ表示された中から紹介したいと思います。 ◆インタビュータイトル <いま、できること 北海道とともに> Q リーグ開幕時 「開幕戦すらやらないほうがいいと思っていて、それをJリーグに伝えていた。温度差があるなかで 東京・大阪も含めて、「いやいや開幕を止める必要はない」という空気だった」 「ホーム開幕戦の3月7日は絶対に観客を入れて試合をやらない、または試合を延期すると決めて いた。選手から「どうなるんですか?」と、2月の開幕戦のロッカールームでも聞かれた。 リーグが動いていくのに選手に不安を与えてはいけないから、いやいや大丈夫だよと、伝えていた。 僕が思っていることとは違う、このギャップが嫌だった・・・」 Q リーグ戦中断 「最低限絶対にやらなきゃいけないのは、このクラブを無くさないこと。いかにしっかりとキャッシュを 持っておくか。少しでも上向くような努力と何年後かにもっとよくなる努力を今からしていく」 「開幕前に立てていた予算を見ても、4月まで試合ができなくても3~4億円はマイナスになる。 この先もどうなるかわからない。当初の予定からの売り上げを考えると損失は5億円では済まない。 例えばチケット収入で8億円を売る場合、4億円が試合を行う原価だとすると、無観客での試合でも 4億円は経費としてかかる。売り上げは8億円を予想していても一切入らなければ、当初は4億円の 利益を出そうとした分野がトータルで考えると12億円のマイナスになる、イメージとしては」 「逆にこういうことを経験したほうが上手くいく何かを見つけられるかもしれない。 ここでクラブが無くなってしまうことは絶対に避けないといけない。起死回生の何かを探していく。 ビジネス番組で社長がそんな呑気でいいのかと・・・」 Q Jリーグや地元金融機関から5~10億円の運転資金の借り入れを検討 「試合で勝てるかどうかだと思うが、選手にどれだけお金を使えるかはあるが、それ以上に地域の 人たちからどれくらい期待されているかが、サッカーの成績にも影響すると思っている。 クラブの取り組みが地域の人たちに応援してもらえるようなことなら、コロナが終わって多くの人に 応援されている力は、成績につながってくると思う。だからこそ、今何ができるのか・・・」 「地域の人のためになることをクラブも選手もやることができると、何か別の形で返ってくると思う」 Q 「いま、できること」で乗り越える 「感染対策と経済・社会活動をどうやっていくのか明確なプランが示されていないいなかで、 ひとつのクラブとして示していかないと世の中は変わらないし、どっちが正しいはないが」 「いろいろな人に考えてもらう、いまがひとつのキッカケになる。なるべくしっかりと発信をしたい。 間違ったらやり直しますって言えるタイミングなので、いろいろな取り組みを選手とクラブが やっていきたい」 「何が正しいのかわからないなかで自信があるわけではないが、生き残っていきたいと思っている。 行動変容が起きると実際はいらなかったというものも出てくる。僕らはいらなかったものに 入らないように、この先も必要とされる行動をとって」 「一緒になって楽しんでくれる人もいる。この局面を一緒に乗り越えていけるか。 一緒に何かを乗り越える機会にしたい」 などです。 来週のコメントも楽しみ。
posted by ベル |07:45 | コンサドーレ | コメント(0) |
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