2019年10月16日
「コンサ!コンサ!コンサ!」(菅野選手)&「吉原宏太のマンスリーコンサ」
北海道新聞朝刊<探る見る>ページで、毎月第3水曜日に連載されている、2つのコラムです。 コラムの一つは、サッカーライターの斉藤宏則さんの「コンサ!コンサ!コンサ!」。 もう一つは、吉原宏太さんの「吉原宏太のマンスリーコンサ」。 ◆「コンサ!コンサ!コンサ!」 コラムのタイトル 「J1 クローズアップ ミシャからの言葉」 ★今回はGK1菅野孝憲(35)選手を取り上げ、ミシャの言葉は、 「私はいつも、チーム全員の姿をちゃんと見ている」 ★今回の大きい見出しです <役割自覚する守護神> 小見出し3つ <優勝を経験><全員で守る><厚い選手層> ■ルヴァンカップの決勝進出を決め、札幌は新たな歴史を刻んだ。その立役者の一人がGK菅野孝憲選手だ。 いまやリーグ屈指のGKであるソンユン選手は絶対的な存在といえる。 しかし、菅野選手はいつもこのように口にする。 菅野 「自分が控えGKだと思ったことはない。毎試合、先発で出るための準備をしている」 ■かつて在籍した柏では正GKとしてJ1優勝を経験。ブラジル代表ネイマール選手とも真剣勝負をした。 長いプロキャリアの中でも、リーグ戦不出場は昨季が初めてだ。そうした状況について 菅野 「もちろん、自分としては満足しているはずがない。年齢を重ねて、自分の役割も変わって きている。そこははっきりと自覚している」 ■5月で35歳になった。プロになって15年間は正GKとして過ごしてきた。 J1優勝や国際経験を積んだ自負もある。 しかし、 菅野 「以前は自分が出て試合に勝たなければ気が済まなかったが、今は違う。毎日一緒に厳しい 練習をしているソンユンや阿波加のことを心からリスペクトしている。 試合に出るのは1人だけれど、GK陣みんなでゴールを守っていると思っている」 ■そうした菅野選手の生きざまを支えている背景に、ミシャの言葉があるという。 ミシャ 「私はいつも、チーム全員の姿をちゃんと見ている」 ある日、ミシャはこう声を発した。 菅野選手はその言葉が自分に対しての強いメッセージだと感じ 菅野 「自分の生き方が間違っていないということを伝えてくれたように感じた」 ■GKは厳しいポジションだ。 ハイレベルなGKが複数いたとしても試合に出られるのは1人だけ。今夏の移籍期間にも、出場機会を求めて 多くのGKが移籍した。そうした状況でありながらコンサが菅野選手を保有できるのは、選手の貢献度を しっかり感じとり、たたえることのできる指揮官がいるからに他ならない。 などです。 ◆「吉原宏太のマンスリーコンサ」 ◆今月の見出しです ★<両WB 終盤戦のカギに> ■コラムより ●リーグ戦は残り6試合。ACL出場を目指す札幌にとっては負けられない試合が続く。 そんな終盤戦のカギを握るのが、両WBの白井選手と菅選手だと思う。 ●札幌は3バックを導入している。グラウンドを大きく使った幅広い戦術が組み立てられる一方、 攻め込まれた時にスペースが空きやすいという欠点がある。 ●白井選手はレギュラーに定着。ボールを持つと何かが起こるぞとの期待が持て、チームを勢い づかせている。 ●菅選手は伸び悩んでいる印象を受ける。シンプルなプレーに徹する菅選手らしさを取り戻すことで、 現状を打開できるのではと思う。 ●ミシャが目指す攻撃的なサッカーを完成させる上で、両WBが効果的に機能することは絶対条件だ。 ミシャはそれだけ白井、菅両選手に期待していると言える。 などです。
posted by ベル |07:22 | コンサドーレ | コメント(0) |
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