2015年05月17日
鳥栖5)サガン鳥栖の背中スポンサー(5年契約)が倒産!未収額6800万円が発生!
サガン鳥栖の経営情報を検索していたら、背中スポンサー企業が倒産していたことを知った。 誰も責めるつもりはないが、背中スポンサーといえば数千万~1億円くらい見込んでいただろう。 調べると、2014年分の未収金があるようで、クラブは非常に大きな痛手だろう。 5年契約とあれば、数年先も見据えた予算計画を描いていただろうし、大変な状況だ。 予定していた広告料収入が入ってこないのは痛手だし、誘致した自治体にとっても大きな痛手。 自分の好きなクラブの背スポンサーが倒産して広告料が入ってこないことを想像してみよう。 考えただけでもゾっとするし、穴が開いた数千万円をどうやって埋めるのか、 とてつもなく厳しい状況を想像できるかもしれない。 一見、クラブにとってはネガティブなニュースではあるけれど、 クラブに落ち度があるわけではないので、変にイメージダウンしたり、 企業の倒産そのものを気に掛ける必要はないです。 そんなことはさせまいと、地元の企業が投資(増資)を行っているのですから。
以下、一連の報道。 http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/158481 グラス・ワン事業継続断念 負債総額32億円 (佐賀新聞2015年02月20日) 以下、一部抜粋。 同社は昨年、サッカー・J1サガン鳥栖を運営するサガンドリームスと5年間のスポンサー契約を結び、昨季はユニホーム(背中)などに社名を出していた。サガンドリームスによると、1年目のスポンサー料は一部しか支払われていないという。 http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/saga/20150414-OYS1T50023.html グラス・ワン・テクノロジー、破産手続き開始(読売新聞2015年04月14日) ★グラス・ワンという会社が倒産したという一報はTDBで見て知っていたのだが、 まさかサガン鳥栖の背中スポンサーだとは思ってもみなかった。 ↓ http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4034.html スマホ・タブレット向けタッチパネル加工の後発ベンチャー グラス・ワン・テクノロジー株式会社 破産手続き開始決定受ける負債29億6600万円 (TDB 2015/04/13(月)) http://www.asahi.com/articles/ASH4T32JDH4TTTHB004.html 佐賀)サガン2期連続赤字 債務超過は増資で解消 朝日新聞デジタル2015年4月26日03時00分 (一部抜粋) 営業収入は18億8500万円で前期比10・6%の伸び。J1・3年目で5位と好成績を収めたことを反映し、広告収入が24・9%増えた。半面、選手の年俸が上がったことや、ユニホーム(背中)スポンサーだったベンチャー企業、グラス・ワン・テクノロジーの倒産に伴い売り上げ債権の未収額6800万円が発生、貸し倒れ引当金に充てるなどしたため、支出も膨らんだ。
広告収入の伸びはすごいですね。 どのようなアプローチで営業したかわかりませんが、素晴らしい手腕を発揮しているといえます。 鳥栖一帯の潜在能力からすると、広告料収入はもっと伸ばせるのではないでしょうか。
過去記事 一緒にJ1昇格した鳥栖は2年で売り上げを10億円増やした。 鳥栖)債務超過解消のため増資して半年でまた増資。5位は安定した財務のおかげ? 鳥栖 赤字解消策は何かあるの?債務超過解消は年2回計約4億円増資で実現。 サガン鳥栖考察4)人口7万の小さな街のクラブがJ1に上がれたのはなぜ? 以上。
posted by sca25 |00:47 | 札幌以外のクラブ分析&現状理解 | コメント(0) |
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