コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2015年09月30日

国体】北海道は成年男子、少年男子ともに準々決勝敗退!コンサU18メンバーも活躍

わかやま国体に 出場してる北海道勢は、
成年男子(札幌蹴球団)が準々決勝で東京に敗れ敗退。
少年男子(選抜)が準々決勝で福岡に敗れ敗退。
女子(選抜)は大阪に初戦敗退しました。

サッカー競技は、いつも東京にやられる気がする。。。
少年男子の得点者の藤村ってコンサユースの藤村君かな?

サッカーの記録はこちら
http://www.kirokukensaku.com/kokutai/k_gr06KYOUGIBETU.html

国体競技の記録はこちら
http://www.kirokukensaku.com/kokutai/frm1-2_ko.html#

posted by sca25 |18:59 | AWAY遠征 | コメント(0) |

2015年09月28日

PA外からインサイドキックでゴール枠内にパスする事例(G大阪宇佐美)

J1  2ndステージ 第12節 G大阪vs柏
60分に流れるようなパス回しから最後に宇佐美が
ペナルティエリア外からインサイドキックでゴールに流し込むという
鳥肌もののゴールを魅せてくれました。
これがベストゴールに選ばれてないのは残念ですが、見た目のインパクトはないからかな。
しかし、GKとの駆け引きと間の外し方、DFとGKの位置関係、シュート前の味方選手の動き方、などなど様々な要素が濃密に絡む素晴らしいシュートです。

枠内にシュートがいくにはもっとシュート練習しろ!
とか思う人にはぜひ見てほしい動画です。
そこだけ切り取ったのはないのでハイライトからご覧ください。

Jリーグ公式より
http://www.jleague.jp/match/j1/2015/092609/live#recap

Yahoo! Jリーグより
http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/video/player/65053


なお宇佐美にできてコンサの選手にできないのは、天才かどうかではなく、
宇佐美には子供の頃から積み上げた成功体験(=ゴールの数)が圧倒的に多いからだと感じます。

小学生のサッカーもバスケットボールみたいにゾーン守備禁止にならないかなあ。
少人数のフットサルでいいよもう。と思うことがしばしば。

posted by sca25 |08:46 | 札幌以外のクラブ分析&現状理解 | コメント(2) |

2015年09月25日

Jリーグ セカンドチームのJ3参戦を検討。コンサドーレ札幌は出ないの?2

セカンドチーム J3参戦を検討 Jリーグ若手強化策 
2015/9/9付日本経済新聞 朝刊
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO91522420Z00C15A9UU1000/
 Jリーグは22歳以下の若手選手の強化策について検討に入るため、8日の実行委員会で全52クラブに対し、「希望するクラブが若手でセカンドチームを組み、J3に参戦する」という改革案を示した。
 リーグ創設時に始めたサテライトリーグ(2軍戦)を経費削減のため、2009年限りで廃止した。その後は、高卒でプロ入りしたもののトップチームで出番に恵まれない19~22歳の若手をいかに強化するかがリーグの課題になっている。
==一部引用ここまで==
9/9の日経新聞紙面にJリーグの話題としては珍しく大きめの扱いで載ってました。


前回記事
Jリーグ セカンドチームのJ3参戦を検討。コンサドーレ札幌は出ないの?1


セカンドチームについて、コンサドーレ札幌がセカンドチームを作る仮説を立てながら、検証してみよう。

まず、セカンドチーム結成にあたっての主な課題は以下の通り。

1)セカンドチームはトップとは別登録となるので、それなりの選手数が必要
 (これは2種登録選手や特別指定を活用することになる見込み)
2)運営経費を独立するか、リーグから助成するか。
 (基本的に助成なしでよい。ただし育成目的なので助成あってもよいと思う)
3)トップとセカンドチームの登録と移籍
 (育成型期限付き移籍のようにフレキシブルな行き来が可能な方がよい。
  ただしJ3優勝争いのトップ選手参加禁止や出場選手による戦力差是正のため、
  シーズン後半はA契約選手が出場不可のような縛りは必要。)
4)J3ライセンスの適用
 (スタジアム規模、J入会金などJ3クラブと同じルールを適用するか)

さて、これをコンサドーレ札幌に当てはめながら、検証してみよう。


1)セカンドチームはトップとは別登録となるので、それなりの選手数が必要
9/10現在、期限付き移籍中の選手が5人(阿波加小山内内山工藤奈良)、出場時間が短い若手4人(神田永坂進藤中原)とここまでで9人。あとはU18から2~3人引っ張ってくるのと、特別指定で大学生を引っ張ってくるのと、外国籍選手枠を活用し提携先クラブ(コンケーン、ドンタムロンアン、アレマクロノス)から期限付き移籍で選手2名を獲得する。他クラブから長期的育成で預かるのもよいかもしれません。昨年契約満了した若手2人(松本上原)、今季途中に完全移籍した若手1人(榊)も計算に入れてよいかな。とりあえず頭数だけは揃いそうです。
ここに挙げた選手はJ1昇格に向けて活躍の機会が少ない選手たちですから、そこは割り切ってJ3で戦う方がレベルにあった真剣勝負の場に参加できそうです。「もっと若手を使うべき」という発想はJ1昇格を目標とするトップチームの方針と相反するので慎むべき。
とはいえ育成組織からの供給ペースが落ちることで自前でセカンドチーム選手数を確保できなくなるかもしれないので、何年続けられるかわかりませんけどね。
J1クラブ視点で言うと、G大阪、F東京といったクラブは、毎年5~10人程度の期限付き移籍選手がいますから、同様の考え方でメンバー編成は可能です。

2)運営経費を独立するか、リーグから助成するか。
札幌にとって痛いのがこれですね。コンサドーレ鎌ヶ谷でも作りますかw
安く見積もっても5000万円(年俸いれると1億)は軽く超えてきますので、
それをペイできるビジネスモデルが必要です。
松山プロジェクトだけでは賄いきれませんし、独自にスポンサー獲得が必要でしょう。
北海道からの移動費はかなりかかるでしょうが、それでも新千歳からの便の良さがあるので、ダメダメばかり言っても仕方がない。
いくつか私案を挙げます。
2-1)預託金型期限付き移籍
 →他クラブから選手を預かる場合、1か月30万円ほどクラブor本人に支払ってもらう。
  シーズン最後までいたら270万円くらい。留学みたいなものです。

2-2)アウェイ遠征パートナー
 →アウェイへ行くにあたって現地で北海道に縁のある企業や店舗にスポットパートナーになってもらい、選手やクラブがSNSを通じてレポートする。パートナーが少ないと遠征できる選手数も減る。
キーワードは「若手(18-22歳)の人材育成」なので、昇格をうたうより食いつきそうな気はするけどなあ。
他にもあるがこのくらいで。


3)トップとセカンドチームの登録と移籍
自由にトップとセカンドを行き来できればよいのだが、もシーズン終盤の優勝争いに加わった場合、優勝するためにトップの選手を送り込むようなことはルールで防ぐべきだろう。手っ取り早いのは「シーズン後半にA契約選手は登録不可」かな。
夏の移籍ウインドーが閉じたら、A契約の選手はセカンドには戻れない。(セカンドに登録し続けるのはよい)。これがベストとは言わないが、ルールで縛ればよいので大きな問題ではないだろう。

4)J3ライセンスの適用
特にスタジアムとお金の問題。スタジアムはJ3規定のスタジアムでプロ興行できるマンパワーがあるかどうか?施設はどうにでもなりそうなのでさほど検討はいらないかな。J2の試合をドームでやった翌日に厚別でセカンドがJ3開催する(メインのみ開放)パワーがあるかなあ。そもそもホーム開催がないかも?という気もするが。
ライセンスフィー(入会金、年会費など)は納めた方がよいでしょうねぇ。J3だといくらなんだろう?これもまた痛い出費ですね。入会金500万円、年会費1000万円だった!思ったより安い(J2だと合計4000万円、J1だと計1億円)。

・・・と、コンサドーレ札幌がセカンドチームを作った場合を仮定して検証してみたが、いかがだったでしょうか。実際に作るかどうかはともかく「金がかかるから無理」と反射的に言ってしまうようでは、トップチームのパートナーすらも放棄してるように思えてしまう。
何事も「できるために何が課題で何が必要か」を考えるクセをつけるべきだろう。
とはいえ、来年から手を挙げるべきか?と問われると時期尚早かな。


余談。
自分の中では答えが出来ています。
コンサドーレ大学
そもそもセカンドチームに入って2~3年いてトップに上がれるのは年に1人くらいというのが根底にあるのですが、
人材育成ってプロサッカー選手にすることだけじゃないです。
既存の大学をセカンド扱いするのもよいと思います。
提携先はあるようですが、どこまで連携していくのか。
詳しくはまた改めて。

posted by sca25 |14:59 | Jリーグ百年構想・Jリーグ改革 | コメント(2) |

2015年09月25日

Jリーグ セカンドチームのJ3参戦を検討。コンサドーレ札幌は出ないの?1

セカンドチーム J3参戦を検討 Jリーグ若手強化策 
2015/9/9付日本経済新聞 朝刊
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO91522420Z00C15A9UU1000/
 Jリーグは22歳以下の若手選手の強化策について検討に入るため、8日の実行委員会で全52クラブに対し、「希望するクラブが若手でセカンドチームを組み、J3に参戦する」という改革案を示した。
 リーグ創設時に始めたサテライトリーグ(2軍戦)を経費削減のため、2009年限りで廃止した。その後は、高卒でプロ入りしたもののトップチームで出番に恵まれない19~22歳の若手をいかに強化するかがリーグの課題になっている。
==一部引用ここまで==
9/9の日経新聞紙面にJリーグの話題としては珍しく大きめの扱いで載ってました。
先日のJリーグラボで村井チェアマンが触れていましたので、
Jリーグ実行委員会で議論になったようです。
「セカンドチーム」と「2軍」を使い分けているあたり、
日経は押さえるべきところを押さえてるなあと、好感が持てます。


時事でも触れられています。
下部チームのJ3参戦案検討=Jリーグ(2015/09/24-18:53)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201509/2015092400782&g=spo
Jリーグの村井満チェアマンは24日、理事会後の記者会見でJ1、J2のセカンド(下部)チームをJ3に参加させる案を検討していることを明らかにした。今月のJ1・J2実行委員会で議論を開始したとしている。


ついてに、日刊スポーツの記事も触れておきます。
J1、J2クラブ2軍のJ3参戦を検討 若手強化へ
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1535243.html

見出しに「2軍」という言葉を使っている時点で、メディアとして非常にガッカリ。「2軍」というのはプロ野球で培われた文化ですから、このメディアが主にプロ野球ファンに支えられており、彼らに伝わるような表現で見出しをつけているのが、実に残念です。私ならこの見出しでは記事を読む価値がないと判断します。


「2軍」と「セカンドチーム」には明確な違いがあることから話を始めます。

「2軍」
1)1軍の下部組織であり、若手の育成、1軍選手の調整の場
2)昇格降格しない

「セカンドチーム」
1)若手の育成の場がメイン。トップチーム選手の調整には使われない。
2)リーグ昇降格がある。ただしトップと同じリーグには所属できない。
 (トップが同じリーグに降格してきたら、強制的に1つ落ちるケースもあり。国によってルールが異なるのでこの限りではないが、昇降格がかかったクラブと対戦する「真剣勝負」の場を提供するという意味では、サテライトよりも遥かにマシです)


かつてJリーグにあった「サテライト」は「2軍」と同じ扱いでしたが、
このサテライト運営の終盤はひどい惨状だったことは記憶に新しいところです。
改めて振り返ると「サテライト」が廃止された理由は以下の2つに集約されます。
1)収入が少ない割に運営費(移動、会場、運営経費)がかかるため経営に悪影響
2)真剣勝負ではないので、出場選手の成長に効果が低い。

「セカンドチームを作るくらいならサテライトを復活」という声が上がりそうな気がしますが、それは「なぜサテライトが無くなったのか」を理解してない証拠ですので、いま一度Jリーグの歴史について調べていただきたい。
若手の成長に真剣勝負の場が必要なのはサッカーに限った話ではありませんので、ご理解いただけると思いますが、ただの練習試合や調整試合になっていたサテライトの復活など全く無用です。
(同様にJ2の翌日や裏でやる地元大学らとの練習試合は練習であって選手の成長を促すようなものではない。コンディショニング用ですね)


Jリーグのセカンドチームについて言及する前に、海外では先駆的例がたくさんありますので列挙していきます。

・スペイン
バルセロナは、育成組織から昇格した選手を中心としたセカンドチーム「バルセロナB」を持ち、スペインリーグに参戦している。良い時は2部まで上がってましたが、主に3部リーグ所属。バルセロナBといえば、グアルディオラ監督がBでの監督経験を積み、Bにいた選手をトップへ数名連れていき、黄金時代を築いたことでも有名ですね。2部にセカンドチームが上がってくることは珍しく、レアル・マドリッドなど他のクラブも似たような感じで、3部~4部をウロウロしてます。2015/16シーズンは1部クラブのセカンドチームが1チームだけ2部に所属。

・ドイツ
ブンデスリーガの各クラブはセカンドチームを持っています。そのうちの1つに元コンサドーレ札幌U18の選手(シャルケ04Ⅱ中川雄貴)が所属しているので、おなじみの方も多いかと思います。こちらもスペイン同様で、セカンドチームのほとんどが3~4部をウロウロしてます。U23の選手育成というのが主目的です。
ですがセカンドチームからトップに昇格することは稀です。各国のA代表が揃ったトップチームにセカンドから上がるというのはかなり突出した能力がないと厳しい。
なお、U19ブンデスリーガというのがドイツにはあり、地域を3つほどに分けて1年間戦います。これはプロリーグのピラミッドと別になっています。このため、U19を卒業して、トップやセカンドチーム、その他クラブに入ってこれるかどうかが、運命の分かれ道です。このU19リーグへ自腹で留学して入団する日本人がいますし、そこで認められて3部~6部のクラブに所属する日本人選手がかなり多いです。

・シンガポール
シンガポールリーグの1部に所属する場合、U23のプライムリーグのチームを持つことが義務付けられています。他にU18、U16なども同様に必須。このままだと「サテライトと同じ」で終わりなんですが、一味違うのが、シンガポールU18代表がこのU23のプライムリーグに参戦してることです。U18世代のトップクラスが、世代が上のリーグに所属してU代表の強化を行っているんですね。代表ではありませんが、J3に参戦しているJリーグU22選抜に似ているともいえます。その若手世代の育成の成果は・・・はい、日本代表がW杯アジア2次予選で引き分けましたので、一定の効果を生んでいると言えそうです。

・岐阜セカンド、岡山ネクスト、群馬チャレンジャーズなど
J2各クラブのセカンドチームと今回のセカンドチームの主旨は異なることは押さえておくべきだ。これらのセカンドチームは、大卒だったりトップアマチュアからJを目指して加入してくる選手が多いのに対し、Jリーグ実行委員会で挙げているセカンドチームは毎年のように世代別代表を供給してくる育成組織を持つクラブのセカンドチームであり、ユース卒~21歳で世代別代表を経験してる選手の伸び悩みを改善するものだ。
選手の育成という側面は同じだが、その対象が前者はトップチームへの供給を目標としているのに対し、後者はトップだけでなく世代別代表(U19~U23)も視野に入れている。
ユース世代のトップクラスだった選手の伸び悩みに対する施策なので、そもそも岐阜や岡山といったセカンドチームとは一線を画して考えるべきだし、Jリーグの手の届く範疇(J1~J3)の中で行われるべき。
下位カテゴリー(地域リーグなど)へ参加するしてそこからのステップアップなど意味がないのである。もし地域リーグや都道府県リーグに参戦しても、そこからの昇格枠を減らす結果になるだけで、既存のステップアップを目指すクラブからしてみれば、はた迷惑な話だろう。
そこにはクラブのステップアップと世代別代表の若手育成という異なる目的の上で昇格争いをすることになり、あまり得策ではない。
こればかりは、立場違えば見解も違うだろうから、何が正しいという結論を出すのは難しいが、セカンドチームのあり方の違いについては押さえておくべきだ。


事例はここまでとして、次にセカンドチームを作った場合の課題を挙げます。

1)セカンドチームはトップとは別登録となるので、それなりの選手数が必要
 (これは2種登録選手や特別指定を活用することになる見込み)
2)運営経費を独立するか、リーグから助成するか。
 (基本的に助成なしでよい。ただし育成目的なので助成あってもよいと思う)
3)トップとセカンドチームの登録と移籍
 (育成型期限付き移籍のようにフレキシブルな行き来が可能な方がよい。
  ただしJ3優勝争いのトップ選手参加禁止や出場選手による戦力差是正のため、
  シーズン後半はA契約選手が出場不可のような縛りは必要。)
4)J3ライセンスの適用
 (スタジアム規模、J入会金などJ3クラブと同じルールを適用するか)

さて、これをコンサドーレ札幌に当てはめながら、検証してみよう。

つづく。

posted by sca25 |13:49 | Jリーグ百年構想・Jリーグ改革 | コメント(0) |

2015年09月20日

W杯】リーチマイケル主将(札幌山の手高出身)が歴史的快挙!優勝候補南アに劇的勝利

ラグビーワールドカップでジャパンが優勝候補の南アフリカからロスタイム劇的な大逆転トライで勝利!
ジャパンのキャプテン、リーチ・マイケル(札幌山の手高出身)の逆転トライが決まった瞬間、スタジアムの雰囲気が完全にジャパンムードになりました。
その後一進一退の攻防がつづくも、ラストプレーで3点を狙わずトライを狙いに行った瞬間そこは完全にジャパンのホームスタジアムになりました。
そして最後の逆転トライの瞬間、世界中のラグビーファンが集まったスタジアム(29000人)が総立ちで「ジャパン!」と叫んでます。
揺れてます。まじで震えが止まりません。
(ちなみに涙とか感動というのとはちょっと違うベクトル)

試合前、とある海外のブックメーカーのラグビーワールドカップ優勝国の賭け率。
南アフリカ7.5倍(3番人気)
日本  2500倍(17番人気(下から4番目))
そりゃそーだよな、と思うわけです。
世界中のラグビーファンの目から見て、日本が南アフリカに勝つわけがないと。

でも、勝ったんですこれが。
世界のTOP3南アフリカに。
優勝候補の南アフリカに。

先制点はFB五郎丸歩のPGから(3-0)
この後も粘り強い守備で相手の攻撃を耐えるジャパン。
序盤の攻防で見ごたえあったのが、ターンオーバーを3回ほど成功させたこと。
何度もタックルし、何度もパパっと立ち上がり、またタックルを突き刺す。
「あれ?ジャパン結構やるんじゃね?」
会場の雰囲気も「南アフリカのトライをたくさん見たい」という感じだったのですが、
粘り強いジャパンの姿に少しずつ「Japan!」コールが増えていきます。

南アフリカが逆転したと思ったら、日本も追いつきそして逆転。
それもキャプテンのリーチ・マイケル(札幌山の手高出身)のトライ!
また南アフリカがあっさり逆転したと思ったら、日本がくらいついて逆転。
こんなシーソーゲームのラグビーは、めったに見られるものじゃない。

・・・ここからはもう試合をすべて見てください。
ハイライトや記事じゃ伝わりません。
明日9/20の昼に民放地上波で録画放送するみたいです。
(私は2007年のワールドカップラグビーで地上波と決別したので見れません。
 jsports最高すぎる。)
結果が分かっていても何度も見たくなる試合です。

その興奮をいますぐ味わいたい人のために、ワールドカップラグビー公式の動画サイトを貼っておきます。
トライするたびにジャパンの歓声が増えていくのを感じてください。
最後のトライは、スタジアムが揺れてます。
http://www.rugbyworldcup.com/video/94910


リーチ・マイケル(札幌山の手高出身)の勝利後インタビューで、
勝因は「fitness」と言ってました。
体格差をある程度埋めることができても、埋めることができない差があるのも事実。
(骨の太さが違うって言えば伝わりやすいでしょうか)
それを何度も立ち上がり走り続ける体力で埋めようとした。
このことを「fitness」と言っていたのです。
(日本だとスタミナとかフィジカルのほうが伝わりやすいかな)

ラグビーって「突進→つかまる→密集→止まる」の繰り返しを
何度も何度もチャレンジし続ける連続性に面白さがあるのですが、
その繰り返しのサイクル・・・特に「密集→止まる」のところをスピードアップして、
相手が寝ている間にこっちは立ち上がって次の攻撃を・・・と繰り返すうちに、
相手の守備ラインは下がり、守備するほうの体力を奪っていく。
密集で止まる時間が長いと、守ってる側もそれなりに休むこともできますから、
その時間を減らすことで「相手を嫌がらせる」ことにつながります。
南アフリカは完全にここでやられてました。

立ち上がった状態で1対1だと南アフリカの選手に分があるのですが、
どんなに体格差があっても、寝かしておけば怖くないですし、
相手が下がりながらの守備だと大きい相手に勝てる場面が増えるわけです。

徐々に体力が奪われ、ジャパンの決して落ちない「fitness」にプレッシャーを感じていく南アフリカ。
彼らの得意なフィールド(対格差のある選手を中心とした突進)で、タックルミスがあるとジャパンの失点に即つながる試合だったのですが、
ゴールライン手前で何度も食い止めるジャパンの姿を見てると、本当に鍛え上げられてきたんだなあと、そのすごさを感じました。


せっかくなので日本ラグビー界の発展に3年以上も貢献してるジャパンの外国出身の選手が
日本代表にいるから応援する気になれないとか小さいことを言ってる人向けの記事を貼っておきます。

【ラグビー日本代表】外国出身選手まとめ【ラグビーワールドカップ2015】
9月18日に開幕する「ラグビーワールドカップ2015イングランド大会」。
ベスト8進出を目標に掲げるエディージャパンは31人の代表選手を発表。
うち外国出身選手は10名(注:小野選手は日本生まれのNZ育ち。松島選手は南ア生まれの日本育ち)。
母国の代表の座を捨て、日本を選んだサムライ達をまとめてみました。
http://matome.naver.jp/odai/2144108929897722601

ラグビー人気復活のカギを握るワールドカップでの日本代表の活躍
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/repucom/article/18

【ラグビー】10人の「外国人選手」が内に秘める、それぞれの"大和魂"
2011.09.06斉藤健仁
http://sportiva.shueisha.co.jp/smart/clm/otherballgame/2011/09/06/post_16/

たぶんこういう感覚って、島国で移民が少ない日本特有なんだろうなあと思う。
両親とその親の国籍がみんなバラバラみたいなのが日常にありふれてると、全く気にならない。
その国を代表するジャージを着る決断をしてるんだろう?それで十分じゃないか。
・・・と昔知り合った海外のラグビーファンは言ってました。
その1人からジャパン勝利を祝福するメールが着た。えらいこっちゃ。

posted by sca25 |05:34 | 他競技 | コメント(5) |

2015年09月19日

日本サッカーの父クラマー死去「私にとって最高の勝利はメキシコ五輪の銅メダル」

日本サッカーの父と呼ばれ、日本サッカー界に多大なる貢献をした
デットマール・クラマー氏が死去されたとのニュースが流れました。

Jリーグは19日と20日の試合前に黙とうするとのことで、
スタジアムにいる人も、テレビの前の人も、黙祷しましょう。
Jリーグ・各試合で黙祷のリリースこちら

クラマーさんのサッカー界への多大なる貢献をされたことを偲び、心からご冥福をお祈りします。


彼がいなかったら、今の日本サッカーの隆盛がなかっただろうし、自分がサッカーをやることもなかっただろう。
「メキシコ五輪銅メダル」という輝かしい記録を残しつつ、それから長く日本サッカー界に暗黒時代が続いたことは記憶に新しい(といっても自分が生まれたのは70年代だけど)ところだが、
Jリーグの前身である日本サッカーリーグ創設を提言したのはクラマーさんであり、今Jリーグでサッカーを見てサポーターを名乗る人で彼に対して尊敬の念を抱かない人などいないだろう。
(この話を聞く度に、日本人にはクリエイターが少ないとか、目標を決めたら働く馬力はすごいぞ日本人って思う)

日本だとどうしても「メキシコ五輪銅メダル」「JSL創設」が目立っちゃうのですが、
「欧州チャンピオンズカップ優勝」「ワールドカップ準優勝に貢献」「FIFAで90カ国でコーチング」などサッカー界への貢献はドイツを中心に世界中に及び、
「日本サッカーの父」が育てた「クラマーの息子」が世界中にいるわけです。
ベッケンバウアーも川渕三郎も「クラマーの息子」。

こういうとき、JFAの会長あたりのコメントの一部を切り貼りして、wikiからパクった略歴をパパっと書いて速報を流す日本のマスメディアの記事なんて読む気にもならない。

NHKonlineの記事、
日本サッカー協会とドイツサッカー協会のコメント記事、
goal.comに載ったドイツサッカー協会会長とベッケンバウアのコメント記事、
賀川浩さんのクラマー記事、2002年のトークショーのリンクを貼っておきます。
特に賀川さんとクラマーさんのトークショーは秀逸ですので、必読。


NHKOnline

JFA大仁会長と川渕最高顧問の全文コメント

goal.comに載ったドイツサッカー協会会長とベッケンバウアのコメント記事

賀川サッカーライブラリー 
デットマール・クラマー(上)
デットマール・クラマー(中)
デットマール・クラマー(下)
クラマーと日本とドイツのサッカー

★おすすめ↓★
デットマール・クラマー&賀川浩トークショー
日本のサッカーとワールドカップ(2002年6月)


自分の記憶に再び刻むため、あえて一部抜粋します。
「サッカーにおいても人生においても、小さな積み重ねが完璧をつくるのです。
 試合にかかわることであれば、小さな努力を日々重ねることが大切です。」

「メキシコでの日本代表が成し遂げたことは最も驚くべき思い出です。
 当時彼らが成し遂げたのは奇跡的なこと。これこそが、"大和魂 "ですよ。
 私が2002年の日本代表に望むのも同じことです「GIVE EVERY THING!(全力を出しきること)」
 これが、私がバイエルンの優勝の際に、「日本代表のメキシコ五輪での銅メダルこそが
 最もビューティフルな勝利だ」と答えた理由です。」

「問題は「できるかできないか」ではなく「そうしたいのか、したくないのか」、
 その強い気持ちです。
 生まれながらの敗者というのは「できるかできないか」怯えてばかりで、
 何も勝ち取ることができない。欲しいと望むなら、得られるでしょう。
 それが私のサッカー哲学であり、おそらくトルシエ氏も同意見でしょうね。」

「日本サッカーの発展も、同様に子供の育成にかかっています。
 子どもたちにサッカーを楽しんでもらうことが重要です。
 そのためには、多くの有能な指導者が必要。
 先進的なコーチングや、さらに多くの、良質な大会も重要。
 それから、もっと多くの選手に中田選手のように欧州でプレーして欲しいです。
 国際経験を積み、世界のトップクラスの選手とプレーすることで、強くなるのです。」

「机上で話すのではなく、とにかく何でもチャレンジしてみることが大事です。
 実際に行動に移さねばならないのです。」


NHKはBS深夜でよいから「メキシコ五輪銅メダル」の試合を再放送してください。

posted by sca25 |02:46 | | コメント(0) |

2015年09月18日

U-18日本代表に北海道から4人選出!釧路からも!

U-18フットサル日本代表候補トレー ニングキャンプ(9/21~23@茨城) メンバー

GK 坂 佳輔 サカ ケイスケ(札幌大谷高)

FP 伊藤 圭汰 イトウ ケイタ(北海道釧路北陽高) 
 小幡 貴一 オバタ キイチ(エスポラーダ北海道サテラ イト) 
 内田 洸介 ウチダ コウスケ(札幌大谷高)

http://www.jfa.jp/national_team/news/00007451/

いやー、びっくりしました。
先月行われた 第2回全日本ユース(U-18)フットサル大会 で準優勝した釧路北陽高校から
日本代表候補が1人誕生しました。
道東のフットサル、サッカー界にとって朗報ですね。

同大会で決勝トーナメントに進出した札幌大谷から2人、エスポラーダ北海道サテライトから一人。
計4人!

まだ「候補」ですが、「代表」に選ばれてほしい。


関連記事
釧路北陽高校決勝進出!全日本ユースフットサル決勝
http://www.consadole.net/sca25/article/628

posted by sca25 |23:28 | 他競技 | コメント(0) |

2015年09月16日

ゆるキャラ北海道選抜20体を発表。道産子なら全てわかって当たり前クイズ

北海道を代表するマスコットたちの出身地を当ててみよう!


前回記事
ゆるキャラグランプリ2015 ジンギスカンのジンくん大健闘!まだまだ投票受付中!


前回記事で載せた北海道を代表するマスコット20体。
名は体を表すと言いますが、本当に表しているのかどうか、
名前だけで、どこの出身キャラで、なにをモチーフにしているか、予想してみることにしました。
みなさんもぜひ、試してみてください。
答え(容姿)のリンクも貼っておきますので、気になったマスコットは見てみましょう。
せっかくの縁なので、ついでに投票するとよいかもw


Q ゆるキャラグランプリ北海道上位20体それぞれの出身地を答えなさい。

1)ジンギスカンのジンくん 総合38位/31778pt ご当地エントリーNo.560投票はこちら
 →札幌出身?コンサユニ来たのがウチにいるくらいなのですが、どこ出身か知らないなあ。

2)あさっぴー 総合66位/17350pt ご当地エントリーNo.120投票はこちら
 →旭川出身?「あさひ」とつく地名は旭川以外わからん。「あさ」なら小樽の浅里川温泉があるか。

3)きたひろ まいピ- 総合81位/14936pt ご当地エントリーNo.855投票はこちら
 →北広島出身。でも「まい」と「ピー」がわからん。

4)ニポネ  総合136位/7254pt ご当地エントリーNo.147投票はこちら
 →白老出身? 名前がアイヌっぽいから。ポロト湖畔だっけ?平取もありそう。

5)やべーべや 総合228位/3428pt 企業・その他エントリーNo.1266投票はこちら
 →登別出身?クマなんだろう。クマ牧場⇒登別と連想。

6)おたる運がっぱ 総合236位/3312pt ご当地エントリーNo.580投票はこちら
 →小樽運河出身。そのまんまですねw

7)にじりん 総合300位/2280pt 企業・その他エントリーNo.1316投票はこちら
 →虻田出身?虹田(にじた)じゃなくて、虻田(あぶた)・・・みたいな?
 
8)あつまるくん 総合325位/2033pt ご当地エントリーNo.1669投票はこちら
 →厚真出身。工藤光輝はこれとともに世界へ行かねばならん。盛岡で停滞してる場合じゃない!
 
9)らべとん 総合336位/1941pt ご当地エントリーNo.440投票はこちら
 →帯広出身?豚丼⇒帯広で連想。室蘭の豚串もあやしい。

10)出汁之介 総合345位/1852pt ご当地エントリーNo.1615投票はこちら
 →釧路出身?出汁になりそうな魚が取れるような?

11)てるひこ 総合365位/1695pt 企業・その他エントリーNo.728投票はこちら
 →札幌出身?「てる」が付く地名がわからん。ホテル⇒ホテル乱立札幌市街・・・く、くるしい

12)別海りょウシくん 総合386位/1589pt ご当地エントリーNo.270投票はこちら
 →別海出身。別海といえば人より牛の方が多いので「ウシ」か。漁師ともかけててわかりやすい。
 
13)パオくん 総合399位/1516pt ご当地エントリーNo.1035投票はこちら
 →札幌出身?「ぱお」がつく地名、名産品がわからん。ぱお⇒PAO⇒餃子⇒みよしの⇒札幌と連想
 
14)ハッピーニンジェルズ モーリィ&エメ 総合405位/1481pt 企業・その他エントリーNo.1344投票はこちら
 →森出身? ニンジン? エメ? 長い割にわからんw

15)いわみちゃん♪ 総合411位/1454pt ご当地エントリーNo.970投票はこちら
 →岩見沢出身。これで岩見沢でなければどこなんだろう?

16)ゆうくん・すいちゃん 総合420位/1384pt ご当地エントリーNo.108投票はこちら
 →湧別町出身?「ゆう」のつく地名が湧別しかわからん。あとは羊蹄の湧水のような名水地かなあ。

17)ずーしーほっきー 総合448位/1297pt ご当地エントリーNo.177投票はこちら
 →根室出身?ほっきずし?ほっき貝ってどこでとれるんだっけ?根室方面だったような?

18)GO太くん 総合459位/1239pt ご当地エントリーNo.371投票はこちら
 →千歳出身?北海道からGOするのは新千歳空港だから。

19)かみっきー 総合613位/770pt ご当地エントリーNo.442 投票はこちら
 →神恵内出身?「かみ」のつく地名で。ローカルすぎるか。上士別、上川あたりもあやしい。

20)紋太   総合667位/676pt ご当地エントリーNo.1199 紋太(北海道)投票はこちら
 →紋別出身!新千歳空港のカマボコ屋で見た気がする。姿は覚えてないが名前だけなんとなく。


みなさんも名前だけで、どのくらい知ってるか試してみましょう。
全20体の出自を答えられたら、真の道産子と認定しますw
全20体正解⇒真の北海道民。真の道産子。
16~19体正解⇒北海道から出たことないけど、サイコロ振って北海道一周したことないでしょ。
11~15体正解⇒北海道出身で転勤で道外に行ったけど、今は北海道に長く住んでるようだね
6~10体正解⇒北海道出身じゃないけど、親の転勤で北海道に住んでたことあるでしょ
1~5体正解⇒北海道へ何回旅行で来たことある?
0体正解なし⇒北海道がどこにあるか知らない日本人のようだね(日本人の5%は北海道がどこか間違える)

私が自信を持って「ここ出身だ!」と言えるのは6体でした。
ニセ北海道民確定ですw

posted by sca25 |06:05 | 北海道観光・ネタ・地域振興 | コメント(0) |

2015年09月16日

ゆるキャラグランプリ2015 ジンギスカンのジンくん大健闘!まだまだ投票受付中!

ゆるキャラグランプリが今年も開催され、現在投票受付中です。
上位3つは「ゆるキャラ」というより「がちキャラ」であり
初動の得票数で一気に突き放し、あとは放っておいても増えていく状況なので
正直どうでもよいのです。
しかし上位20位(トップページに出る)までに北海道に縁のあるマスコットがいないことに危惧を感じ、
北海道勢がどのくらいの順位にいるのかを調べてみました。
※順位、ポイントは9/7時点

1)ジンギスカンのジンくん 総合38位/31778pt ご当地エントリーNo.560投票はこちら
1

2)あさっぴー 総合66位/17350pt ご当地エントリーNo.120投票はこちら
2

3)きたひろ まいピ- 総合81位/14936pt ご当地エントリーNo.855投票はこちら
3
★これより上は、地元の組織票で初動がよく上位に顔を出したことで、
 一般票も稼いでいます。PRも実施し成功しているようです。


4)ニポネ  総合136位/7254pt ご当地エントリーNo.147 ニポネ(北海道)投票はこちら
5)やべーべや 総合228位/3428pt 企業・その他エントリーNo.1266投票はこちら
6)おたる運がっぱ 総合236位/3312pt ご当地エントリーNo.580投票はこちら

★このくらいの順位(ポイント)だと、地元の組織票+そこそこの一般票で上がってこれます。
 しかし、PR不足でそれ以外の票を集められていないので、伸び悩んでいる。


★ここから下は、一般票もあまり稼げておらず、組織票の差ですね。
7)にじりん 総合300位/2280pt 企業・その他エントリーNo.1316投票はこちら
8)あつまるくん 総合325位/2033pt ご当地エントリーNo.1669投票はこちら
9)らべとん 総合336位/1941pt ご当地エントリーNo.440投票はこちら
10)出汁之介 総合345位/1852pt ご当地エントリーNo.1615投票はこちら
11)てるひこ 総合365位/1695pt 企業・その他エントリーNo.728投票はこちら
12)別海りょウシくん 総合386位/1589pt ご当地エントリーNo.270投票はこちら
13)パオくん 総合399位/1516pt ご当地エントリーNo.1035投票はこちら
14)ハッピーニンジェルズ モーリィ&エメ 総合405位/1481pt 企業・その他エントリーNo.1344投票はこちら
15)いわみちゃん♪ 総合411位/1454pt ご当地エントリーNo.970投票はこちら
16)ゆうくん・すいちゃん 総合420位/1384pt ご当地エントリーNo.108投票はこちら
17)ずーしーほっきー 総合448位/1297pt ご当地エントリーNo.177投票はこちら
18)GO太くん 総合459位/1239pt ご当地エントリーNo.371投票はこちら
19)かみっきー 総合613位/770pt ご当地エントリーNo.442 かみっきー(北海道)投票はこちら
20)紋太   総合667位/676pt ご当地エントリーNo.1199 紋太(北海道)投票はこちら


さて、ここまでのマスコットで、何体のマスコットが分かりますか?
私は「ジンギスカンのジンくん」だけです。
それ以外、知りません。
(実体を見ると、思い出すかもしれないのがいくつかいるかもしれませんが・・・)

キュンちゃんあたりがいると思ったのですが、今年は出てないようです。
ドーレくんさんは、北海道のマスコット界のレジェンド(勝手に認定)なので、
世界的に有名ですから、ゆるキャラグランプリに出る必要などないのです!
そもそも「ゆる」くないのだ!

まさかの次回へつづく。。。


posted by sca25 |05:56 | 北海道観光・ネタ・地域振興 | コメント(0) |

2015年09月12日

【検証】宮の沢ピッチは本当に硬いのか?2(コンサドーレ宮の沢白い恋人サッカー場

コンサドーレ札幌のファン感謝イベント、ハーフタイムパーティ2015へ行ってきました。
プロがどんな天然芝で日常的に練習しているのかが、気になっていた。
つまり「宮の沢サッカー場のピッチは硬いのか?」である。
これを確認する絶好の機会を得たので、レポートします。
第2弾。


前回記事
宮の沢のピッチは本当に硬いのか?1(コンサドーレ札幌・宮の沢白い恋人サッカー場)


コンサドーレ札幌 ハーフタイムパーティ2015のレポートはこちら。
待機列~開場~参加券購入~ピッチの芝入場~選手整列~選手も混じって体操 編
ミニサッカーで前俊まつり、イルファンまつり、四方田監督対戦 編
ガチンコ対決レポートその1
前寛之のタイ・コンケーンへ期限付移籍を発表(ガチンコ対決レポートその2)
ハーフタイムパーティはサポーターのためにあるの?(総括)


先日行われた「野々村芳和とコンサドーレ札幌を考える会」において社長は次のように話してました。
「怪我が多い理由として、伸二が来た時に宮の沢のピッチが硬いんじゃないかという報道があった。
 それが原因じゃないか思った方もいると思うんですけど、決してそんなことはないです。
 もしかしたら、伸二やイナみたいにヨーロッパのクラブでやっていた選手からすると若干硬いと
 感じることはあるかもしれないけど、それが直接怪我の原因になっていることはない。
 プラス、伸二が来る前よりも宮の沢の整備の方に強力をいただき、若干柔らかくなるような
 作業をしている。前よりもよくなったし、前が悪かったわけでもない。」


この発言は、間違いないことで、否定のしようがない。
これについてとやかく言うつもりはないので、「それが直接怪我の原因になっていることはない。」という野々村社長の言葉を借れて、ここから結論はブレないということで一読してください。


ここからは、いちアマチュア・プレーヤーの見解として。
自分は今でも選手登録してる身で、年に数回を手入れの行き届いた天然芝サッカー場でプレーすることがあり、芝のピッチに立つことは珍しいことではないです。
しかし造園業でも芝管理のプロでもないので、プレーヤーの経験則が基準になってしまうのですが、天然芝のコートの硬さによってシューズを使い分ける[いちプレーヤー]の経験則として、自分ならどのシューズを使うか?という観点で述べます。

天然芝で試合をするとき、シューズは以下を使い分けてます。
1)手入れされた深い芝向け(スタッドが8~10本でスタッドが長いシューズ)
2)手入れされた短い芝向け(スタッドが10~14本でスタッドがあまり長くないシューズ)
3)芝が生えてるが状態が悪く、土も乾燥して硬い時向け(ハードグラウンド用のシューズ)

1)と2)の違いは、ともに手入れが行き届いてるのだが、
芝をカットしてなくて長い(1)か、カットして短いか(2)の違い。
深い芝のコートは最近は少ないので、1)を使う機会は本当に少ない。
3)は、芝はあるものの、季節の変わり目で芝の生育が良くない(立ってない)時期など、
芝の下の土が硬くて圧力がダイレクトに伝わってくるようなケース。

なお、以前は6~8本スタッドも使っていたが、これはトップリーグでしかサッカー場を使わないような、
徹底的に管理された天然芝コートに水をまいた状態でしか使ったことがない(芝、土ともフカフカ)。
水撒かずに土が硬いと、芝が深くても膝や腰への負荷が増すのだ。
自分が宮の沢のピッチで週4~5回使うなら、「3)のハードグラウンド用」を使います。
戦術練習の午前練習のみなど、時間が短くて内容が濃いものなら、2)の短い芝用でもよいかも。

少ないスタッドの芝用シューズを週4~5日使うと、膝や腰に負荷が大きく疲労が溜まるので、スタッドが多い=負荷の少ないシューズを使って下半身へのストレスを分散します。
何が言いたいかというと、プレーヤー自信がピッチの硬さや状態と体への負担を考え、適切なシューズ選びをしていれば、特に問題はないと言いたいのです。

ピッチが硬いのに柔らかい芝&土用のシューズを使い続けているとケガをするリスクは高まる。
プロの選手ですから、ピッチの状態だけでなく、選手自身のフィーリングによってシューズを使い分けるのは当然であり、それらに加えてケガ予防の観点も求められるのだと理解してください。
ピッチが硬いなら、それに合わせたシューズを履いて、サッカーすればよいのです。
ちなみにある選手が試合で実使用したシューズを持ってるのですが、これは前6本、後2本の8本スタッドでした。
もらった後で聞いたのですが「水まいた芝はこれじゃないと滑る」とのことでした。
プロでもアマでも、この辺の感覚は似ているといえます。


自分が天然芝のサッカー場でアップする前にいつもやることがあります。
1)シューズを履かずにピッチを歩く⇒ピッチの硬さ、芝の深さ、デコボコ具合を確認
2)寝ころぶ⇒気持ちよいじゃないですかw
3)指で土の部分を押したり、突いたり、ほじったりする⇒穴にならない程度に確認

今回、シューズ履かずに歩いた結果、スタッドくらいの大きさの凹みが多く、
デコボコしていると感じました。
これは、ほぼ毎日使い込んでる天然芝サッカー場特有の状態でしょう。
週1~2回に使用が制限されているサッカー場なら、ここまで凹みが多いことはないかと。
宮の沢のピッチをイメージ図にすると・・・以下のような感じでしょうか。

芝_芝芝_芝芝_芝
軟軟軟軟芝軟軟軟軟
硬硬硬硬硬硬硬硬硬

芝:芝です。フカフカです。
軟:芝直下の砂交じりの軟質の土。芝の根やや枯れた芝も混ざって堆積。
硬:硬く踏みしめられた土。芝の根がぐっと突き刺さってます。

※写真だと↓のような状態。スタッドサイズの穴があります。
2

寝転がった時も、短くても芝の量が多いのでフカフカに感じましたが、
素足(ソックス履いてます)で歩いたり、
手のひらで直接ピッチを押すと、凸凹していることがよくわかりました。
さらに、芝の下の土自体も芝直下の柔らかめの層(砂粒交じりでスタッドが刺さりやすい)と、
その下の硬く引き締まった層(硬い土でスタッドが刺さりにくい)の二層になっていて、
芝がはげたり、凹んで硬い面が多い場所だと、膝や腰への負荷が増えるんじゃないかと思います。
この硬い層に対する対策について語ろうと思いましたが、
そこは造園業でもなく芝管理のプロでもない自分の見解は不要ですので、割愛します。

ちなみに今回のイベントでスタッドのないランニングシューズでミニサッカーをしたのですが、これだとかなり滑りまして、芝自体の水分は十分で質は良いと思います。だからフカフカなわけでw
(乾燥した芝や質が悪いと、ザクザクしててあまり滑らない)


天然芝のサッカー場は、フッカフカの長い芝で柔らかければよいというわけではなく、カラッカラに乾いて短い芝ならよいというわけでもない。
何がベストなのかは、施設とクラブが連携して決めることなので、どちらがよいと私が結論出せるものではありません。
(芝を短くカットしてもピッチが軟らかいのは砂+根+枯れた芝が堆積して混じった軟質層の土のおかげ)

じゃあ硬い芝のピッチを速攻で改善するにはどうすればよいかというと、
水を撒くだけで解消します。
硬い下層の土に水が含まれれば柔らかくなりますし、水を撒くことで球が走るので、球足の速いパスサッカーをしたい場合は、そのほうがよいでしょう。
その代わり、水をまいて土を柔らかくしたことで、切り返しやスライディングの際に、芝がズルっとはがれてしまう可能性が高くなるので、週4~5回も水撒くと、芝の痛むスピードが速くなってしまう。
試合の時はともかく、練習のときは水をまかないのではないでしょうか。
(他のクラブで練習で毎日水を撒くところ、あるのでしょうか?)

脱線しましたが、シューズの選択がケガの予防にもなるってことが徹底されてるとよいです。
プロの繊細なフィーリングを重視(=水まいた芝で使う少ないスタッドのシューズ使用)すると、腰や膝への負担が軽視されてしまう懸念がありましたが
「そんなことはないだろう、さすがに大きなお世話」ってのが本項の結論とします。
芝管理されてる方が、いい仕事をしてます!感謝感謝!


最後に写真つきで解説。

スタッドが刺さった部分だけ土がむき出しの凸凹の箇所。
接写したのでピント合ってませんが、真ん中より少し上に、スタッドの穴のように芝が薄い部分があるのが分かるでしょうか?
この上を素足(靴なしソックス履いてる)で歩くと、凸凹なのがわかります。
2


使い込まれて芝が薄くなってる箇所。
ここは硬い土の層がむき出しではなく、砂まじりの軟質の土が広がってます。
砂を補修で入れたようにも見えますし、元々の軟質層がむきだしなだけのようにも見えます。
枯れた芝や根も混じって、軟らかさとクッション性を持たせています。
芝のある箇所よりは硬いが、硬い土の層より軟らかいといった感じ。
3


上で挙げた同じ箇所を引いた角度で撮りました。
この写真だと、青々と生い茂っていて、荒れてるようには見えません。
スタンドから見ると、こう見えちゃいますね。
1


posted by sca25 |05:07 | クラブイベント | コメント(0) |