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ほっかいどう語2「はく」

2008年01月13日

 以前、10年ぶりに改訂(第6版)される「広辞苑」に載ることになった、ほっかいどう語「なまら」のことを書いたとき、いろいろな「ほっかいどう語」が頭に浮かんできたので、サッカー話の合間にシリーズとして書いてみます。

 全国共通語にはあるけれど、北海道では意味や用法が異なる事例として「手袋をはく」という言い方があります。
 全国共通語では、手袋は「はめる」ものであり、「はく」のはズボンやスカート、靴下、靴など下半身に関わるもの、という観念で区分されているので、この「手袋をはく」という言い方は、本州出身の人にとって、かなり奇異に感じられるようです。

 昔、冬山登山で「寒くなってきたから、手袋はいたほうがいいぞ」と言ったら、本州出身の人間に思いっ切り怪訝な顔をされたことがあります。

 北海道では、手足にかぶせるように付けるものは「はく」で、腕時計や指輪のように手足に巻き付けるかたちで付けるものは「はめる」である、という別の観念が出来上がっているようです。
 この区分は、北海道における社会通念となっているので、北海道においては未来永劫、手袋は「はく」もので貫き通すことになるでしょう。

 北海道では、これからも手袋は「はく」んだぞ。

 と、おじさんは、思うわけです。


post by masa2007

19:18

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