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2007年05月31日

曽田雄志の200試合を振り返る(6)

前回の冒頭で余計なことを書いてしまったら現実になってしまったので(言霊とはよく言ったものだ)、今回は淡々と行きましょう。

前年の最終節でハットトリックを達成したFW曽田でしたが、ジョアン・カルロス監督で始まった2003年は、DF曽田の先発が増えます。

(33)2003.3.22 #02 山形2-3札幌@べスパ
 交代出場(72分、砂川→曽田)
 1ゴール(通算4得点2アシスト)

砂川との交代ですが、曽田は攻撃要員として入ったのではありません。曽田が入った後、大森と和波(右サイドバックやってたんですよね、なんと)がポジションを上げて、4バックから3バックに変更したのです。

そして、この試合、わずか18分しか出場していない曽田が、観客を無駄に楽しませてくれたのでした。札幌2-1山形だった残り7分から何が起きたのか、当時、自分が書いたもの↓で振り返ってみましょう。

83分、大島が前方へ浮き球のパスを送った。星が、右サイドから中央へと、ボールの落下点へ向かって斜めに走ってきた。大島からのパスをクリアしようとした曽田が、一瞬、星に気を取られ、星とボールの両方を後ろへ逃してしまう。星は、佐藤洋平が飛び出してくる前にループシュートを放った。なんと、同点である。ああ、曽田、ソダ、そだ。。。(ある意味、曽田らしいプレーともいえるのだが)。。。札幌は、今年もまた、試合終盤に悪夢を見なければならないのか。これでは昨年と同じではないか。

しかし、曽田は、自らのミスを自分で帳消しにした。85分、札幌の右CKがクリアされるも、中央でこれを拾った森下が右へ流し、平間がふわっとしたクロスを放りこむ。今野がこれを胸で落とし、堀井のシュートが外に流れたところを曽田が右足で押し込んだ。

曽田の活躍(?)が印象に残る試合を5つ上げろといったら、僕はこの試合を入れるでしょう。そのぐらい、記憶に残る大活躍(笑)でした。

(34)2003.3.29 #03 札幌2-4水戸@札幌ドーム
 交代出場(89分、今野→曽田)

この試合の後の(たしか4月1日の)練習で、レギュラー組のGKが、突然、佐藤洋平から藤ヶ谷陽介に替わりました。同時に、右サイドバックが和波から中尾に(和波の右ってのがそもそも無理だったと思うんだけど)、中央の森が曽田に、左の大森が和波にと、いかにもブラジル人チックな最終ライン(ほぼ)総取っ替えが行われたのです。

個人的な話ですが、僕はこの頃は無職だったので(苦笑)、けっこうな頻度で宮の沢に通ってました。だから、目の前で起きたこのメンバーチェンジには、びっくりしたのですよ。開幕から3試合で9失点だったから、とにかくメンバー替えようってことだったのでしょう。前年の柱谷監督は、序盤の守備崩壊をみて、4バックをあきらめて3バックにしたのですが、ジョアンは4バックは変更しませんでした。

(35)2003.4.5 #04 新潟0-1札幌@新潟市陸
 先発(通算9試合目)フル出場

藤ヶ谷+和波-曽田-西澤-中尾で臨んだ雨の新潟戦は、ホベルッチの退場にもめげず、堀井の高難度ゴールを守りきって勝ちました。試合後、多くのサポーターが乗った新幹線がチームと一緒だったのも楽しい思い出。ゴール前に立ちはだかった曽田に、神が降臨した日、でした(いや、この「神」は冗談でなしに、本当にこの日の曽田はすごかったのです-ただし、今年は、この日と同じぐらいのプレーがずっとできているように思います)。

(36)2003.4.9 #05 大宮1-1札幌@大宮
 先発(通算10試合目)フル出場

(37)2003.4.12 #06 札幌5-0福岡@室蘭
 先発(通算11試合目)フル出場

(38)2003.4.19 #07 甲府2-1札幌@小瀬
 先発(通算12試合目)フル出場

(39)2003.4.26 #08 札幌0-2広島@札幌ドーム
 先発(通算13試合目)フル出場

(40)2003.4.29 #09 鳥栖1-0札幌@鳥栖
 先発(通算14試合目)フル出場

曽田がユーティリティープレーヤー(最近のはやり言葉だとポリバレントな選手)としての特徴(?)を存分に発揮した試合でした(結果は鳥栖にシーズン初勝利をプレゼントしたのだが)。

この試合のフォーメーション↓(当時の自分メモによる)

1.試合開始(~前半終了):鳥栖が先制
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2.後半開始:堀井→佐藤尽に交代 1点ビハインドで、後半開始から曽田は前線へ
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3.後半15分:西田→相川に交代 中尾と森下がポジション下げる。曽田は影響なし。
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4.後半21分:新居→森山に交代 曽田を中央に置いた3トップ。
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5.後半32分頃:選手交代なし 鳥栖選手が負傷治療の間に、カルロス監督が曽田を呼び、曽田が下がる。後半途中から出場した相手W(服部浩紀)への対応か?
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6.後半40分頃:選手交代なし 曽田がふたたび前線へ。後ろは2バック。しかし前にスペースがなくなり、点が取れないまま試合終了。
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かなり長くなってしまったので、本日はここまで。


posted by issey11 |22:29 |

2007年05月29日

移動体験

4年前にJ2全44試合を現地観戦したときは、その前年のJ1全30試合の経験と比べて「J1は楽だなあ」と思ったものでありましたが、そういう自分は、当時はほとんどまともに仕事をしていなかったので、アウェーゲームといっても、前日に入って当日ないし翌日に札幌に戻るようなことはせず、初めての土地をぶらぶらしながら帰ってきたり、アウェーが続くときはその間は札幌には帰らなかったり(^^;)といったリズムで観戦生活を続けておりました。

それでもJ2全44試合はきつかった。いや、まあ、夏が終わる頃には昇格がほとんど幻となり、自分のモチベーションを保つのが難しかったってのもありましたが(^^;)。

先週から、たまたま、自分自身がチームと同じような行動をしていて、というか、水曜日の平塚はサッカー絡みの仕事で平塚競技場に行くことが目的だったから「たまたま」との表現は正確ではないのかもしれないけれど、とにかく、火曜日に千歳から羽田へ飛び、水曜日に平塚で試合、木曜日に羽田から千歳へ戻り、金曜日だけは札幌で仕事をして、土曜日に千歳から福岡(新千歳空港で西澤の姿を見て安心した)、日曜日に試合を終えてチームとまったく同じ便で札幌に戻り-と、6日間で5回飛行機に乗りました。

観光旅行ならともかく、仕事をしながらこういう動きをするのは、大変です。三浦監督は湘南戦の直後のインタビュー(スカパー)で「選手は去年も経験しているからもう慣れているようだ」といったことをおっしゃっておられましたが、でも、やっぱり、大変ですよ。選手はもちろんですが、チームスタッフも、経費節減で最低限の人数しか帯同していませんから、やることはたくさんあるでしょう。自宅でのんびりすることもできなければ、精神的にもきついはず(だから、いったん負けはじめると、なかなか立て直せなくなるんでしょうね)。

一昨日の福岡から羽田までは、僕のすぐ脇の中央部分(5人掛け)の席に、松井コーチ以下、チームスタッフの方々、選手のみなさんが座ってました(監督は前のほう-でもクラスJではなく普通席でした)。空港で見かけると出張帰りのサラリーマンにしか見えない砂川あたりはまだしも、ダヴィ、中山、優也をはじめとするデカイ人たちが、あの狭い座席に押し込まれているのは、傍から見ていると、けっこう、しんどそうです(でも、ああいう試合の後だったからか、みんな明るかった)。

こういう体験をして、ああいう光景を目にすると、一方的な愛情の押し付けや、無遠慮な声かけは、しづらいです。ましてや、ファンサービスが足りないなんて、言いづらい。いや、別に、空港でサインもらったっていいんですけど、そういう行動に走る人は、意外なぐらい、いなかった。いなかったけど、選手もサポーターの存在を意識している(中山元気のブログ)。すごくいい関係が築けつつあるんじゃないかなあと思うのであります。

posted by issey11 |23:58 |

2007年05月28日

継続と自信と-博多の森 現地感想

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相変わらずヘタレなバックスタンドの屋根の下で直射日光を回避する観戦でありました。ずっと日差しの下で歌っていたゴール裏のみなさんには頭が下がります。

そんな僕が言うのもなんですが、暑さは、もちろん現在の札幌に比べれば暑いんですが、気になるほどではなかったと思います。確かに気温は高いものの、湿度が低いので、道内にいると体感することのないべたべた感はなく、札幌の真夏のような感覚でした。

試合前は、諸事情を考えれば今日は引き分けでもよかろうと考え、前半に1点取られた後で2度のビッグチャンスを決められなかった(左サイドバック・カウエのオーバーラップから池内がフリーでヘディング→枠をはずれる、ダヴィのドリブルから中山が粘ってフリーの大塚がシュート→GKキャッチ)後では、正直、負けも覚悟しました。

前半は、失点の場面を含め、札幌の2列目と3列目の間を福岡にうまく使われてましたから、このままなら福岡の2点目がいつ入ってもおかしくないとも思ってました。あのエリアを相手に使われるのは札幌ドームでの水戸戦のときと同じで、前節の湘南戦ではラインの間をコンパクトにすることでうまく対応できていたのですが、メンバーが替わっているから、同じようにやるのは難しかったのでしょう。

後半開始早々に同点に追いついてからは、札幌がよくなったというよりは、福岡が妙に落ち着きを失ってしまったような印象です。ハーフタイムにスタジアムDJが「前半はリードして終了しましたが、大事なのはこれからの45分です」と言ったことを含め、スタジアムの空気もどことなく不安定で、なるほどこれが3連敗中(しかもうち2敗は逆転負け)のチームなのだな(札幌も去年まではそうだったもんな)と感じました。

それでも、僕は、今日はもう引き分けでいいと思ってました。だから、90分を過ぎて、高木がカウエに渡したボールをカウエがドリブルで持ち上がろうとしたとき、余計なことしなくていいぞ、遠くにボールを運んでくれればいいからと思っていたのでした。それどころか、引き分けで逃げ切るなら、攻撃参加したがるカウエを下げて吉瀬を入れたほうがいいんじゃないかと思っていたぐらいでした。

今となっては、そんなことを考えた自分の不明を恥じるばかりです。

砂川がヒールで戻し、カウエがそれを拾ってから前方のスペースへ出して砂川がふたたび受け、高速クロスが入った先にダヴィとケンゴが走ってきてズドン!と、あの一連のプレーは、今もまだ脳内動画として残っています。夢見てるんじゃないか?今のは本当に起きたこと?と、試合が終わってからしばらく経っても信じられなかったのは、久しぶりです(たとえば札幌ドームだとリプレー映像が流れるから、こういう余韻の味わい方はできないんですよね…だからリプレーやめろってわけじゃぁないけど、設備が整いすぎているがゆえに失われている楽しみもある、ってことです)。

がっかりしたのは、あの(結果的には決勝点となった)石井のゴールの直後、福岡の選手がみな呆然としたまま立ち止まってしまったことです。相手チームなのだからどうでもいいといえばその通りなのですが、残念なことでした。精神的にいちばん闘える選手であるファイター布部が途中交代ですでにピッチにいなかったのは、福岡素人な僕にとっては、不可解なベンチワークでありました。

前節のダヴィ→砂川→ダヴィの決勝ゴールも、今回のカウエ→砂川→石井のゴールも、けっして一朝一夕に生まれたものではなく、柳下前監督が作りあげてきた攻撃の形(とその基礎となる技術)があってこそ、だと思います。世間はどうしても「三浦マジック」的な評価をしたがるのでしょうが、柳下時代に培われてきたものが、いま、花を開かせつつあるのでしょう。

激しいゲームの中で最後まで足が止まらないのも、柳下時代に走りまくるサッカーをしてきたからです(それは昨年の途中から砂川が電池切れにならなくなったことで感じてきたことであり、今年になってからは西谷が最後まで出場し続けられるようになっています<移籍してきたばかりの頃、すぐに足をつっていたことを考えると、今の西谷はまるで別人です)。

そして、今年、勝ち続けていることによって得た自信が、最後の最後まであきらめない、先に点を取られてもなんとかなるだろうと思えることにつながっているのでしょう。

ケンゴのゴール直後、ベンチで抱き合う選手たちとは別に、バックスタンド側では誰か(芳賀?)が砂川に覆いかぶさっていって喜びを爆発させてました。あれ見られただけでも、テレビ観戦じゃなくて現地に行ってよかったと思いますわ。かなり無理して行ったし、帰りはもしかすると札幌に戻ってこられないんじゃないかと思ったりもしましたが、ホント、行ってよかった。遠くのアウェーゲームに急に思い立って行くときは、「当たり」が多いです(柳下さんの1年目の福岡戦で連敗を止めたときもそうだった)。ちょっとした予知能力かも(笑)。

アウェーチームが勝ってももらえるんだと、ちょっとびっくり↓
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posted by issey11 |01:33 |

2007年05月27日

ようやく千歳到着

飛行機が遅れましたが、とにかく帰ってこられただけでもよかった。何しろ実は僕は全日空の航空券を持っていたのでした。午前中のうちにジャストアイデアでJALに振り替えてくれた福岡空港のおねえさん、ありがとう。

福岡空港からずっとチームと一緒でした。福岡→羽田は5人並び席×4列のチームのみなさんの真横で、選手それぞれにフライト中の時間の過ごし方が違っていておもしろかった!?です。

今日はパソコンを持って来なかったので、試合の感想は帰宅後または明日以降に。

千歳降りたら寒くてビビった。ずっとTシャツ一枚でしたから。

posted by issey11 |22:00 |

2007年05月27日

福岡空港にて

システムトラブルのANAは「出発の目処が立っていない」そうです。みなさん帰れますか?

いまだあの最後のゴールが信じられずにいます。わざわざ来たかいありました。

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posted by issey11 |16:10 |

2007年05月25日

曽田雄志の200試合を振り返る(5)

曽田雄志のJリーグ通算200試合出場がいよいよ明後日に迫ってきたので(予定<風邪引くなよ^^;)、丁寧に振り返ることはまたあらためてやるとして、プレスリリースふうのまとめ。

2001年(背番号23):J1(年間30試合)
9試合出場、得点なし

2002年(背番号18):J1(年間30試合)
23試合出場、4得点

2003年(背番号18):J2(年間44試合)
38試合出場、4得点

2004年(背番号4):J2(年間44試合)
38試合出場、2得点

2005年(背番号4):J2(年間44試合)
40試合出場(チーム最多)、1得点

2006年(背番号4):J2(年間48試合)
35試合出場、1得点

2007年(背番号4):J2<第17節まで>
16試合出場、4得点

J1リーグ  32試合出場、4得点
J2リーグ 167試合出場、12得点
(合計 199試合出場、16得点)

コンサドーレ札幌の選手としての試合出場数はすでに田渕龍二を抜いてトップですから、コンサドーレだけでの200試合出場は、いうまでもなく、前人未到の世界です。

J2で戦っている2003年以降に関しては、前節までのチーム試合数196試合のうち167試合(85%)に出場しています。なんだかんだと言われながらも、ジョアンも張さんもヤンツーさんも、みんな我慢してよく使い続けた結果が、今年のチームの堅守を支えているのです。

まあ、ここまでいちばん我慢したのは、サポーターかもしれませんが(笑)。

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次は300試合目指してがんがれ(<まだ200試合達成してないって^^;)。


posted by issey11 |23:12 |

2007年05月24日

ダヴィより曽田

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本日の湘南ベルマーレ戦は、ややお仕事モードだったため、アウェーサポーターらしさはまったく出さずに黙って見てました。センターサークル付近でボールを持ったダヴィが頭を振って右サイドを猛然と駆け上がってくる砂川に目をやったとき「そうだ、ダヴィ、右出せ!」と叫ぶこともなく、ダヴィからのスペースへのパスを受けた砂川が深く入りすぎてるんじゃないかと思って「砂川、打てよ!」と思ってもじっと口をつぐみ、ダヴィの滞空時間の長いヘディングシュートが決まったときに思わず手を叩きそうになっても手足をまったく動かさず、石のように固まってました。 あの2点目は、そんなわけで実に見事な得点でありましたが、同点に追いついたPKは、何がファウルなのか、まったくわからなかったです。湘南に意味不明のイエローカードがあったり、倒されたダヴィが下から相手選手を蹴りあげたように見えた(が主審はダヴィの背中側にいたので見えなかった)場面があったりと、今日は主審にだいぶ助けられた印象です。 今日の試合のよかったところ2つ。 一つ目。三浦監督の選手起用は、当たりました。前半はほとんど攻め上がることのできなかった(見るからに体の重そうな)藤田と、最初のチャンスで宇宙開発(懐)してしまった中山を、ハーフタイムで2人まとめて交代させたのが、大当たりでした。石井謙伍は、もうちょっとやってくれと思わないでもないけれど、前半の札幌にはなかった裏への飛び出し(をしようとする動き)と、積極果敢に前を向くプレー(中山はほとんどゴールを背にしてポストになる動きしかできなかった<そういう役割だといえばそれまでですが)を試みたことで、湘南の守備ブロックを下げさせました。 大塚投入のタイミングも、ぴったりでした。カウエの左サイドバック、あのぐらいの短い時間だったら、おもしろいです。トイメンに今季初出場(どころかベンチ入りすら初めて)の名良橋が出てきても、関係なく、えらく高いポジション取りしてました。 二つ目。曽田。近くにいたベルマーレな方のハーフタイムのコメントは「札幌は、攻撃は作れてませんけど、最後のところは全部跳ね返してますよね」。終了後は「曽田はうまくなりましたねえ」でした。ハイボールにはもともと強いのですが、今日は、前から来るボールに対しては、空中を飛んでくるボールだろうがグラウンダーのボールだろうが、とにかく相手選手の前に体を入れて先にさわり、攻撃の起点を作らせることをまったくさせていませんでした。グラウンダーのボールをカットしたときには、むしろ、自分たちの攻撃の起点になりそうなドリブルやパスまで見せることもあり、本当に頼もしかったです。 西谷は、PKは決めたけど、湘南の1点目のFKの原因を作ってるし、パスはほとんど通らないし、どうにもイマイチだったかな。ただ、前半は、後ろの吉瀬の守備が気になっていたようでもあり(アジエルを無理やり引っ張っちゃった1点目の直前の場面が代表例)、そこは割り引いて考えてやらにゃいかんかも。 ともあれ、ディフェンスの選手が2人も欠けた状況でのアウェーゲーム勝利、しかも今季初の逆転勝ちは、大きいでしょう。 ただ、アディッショナルタイム4分でコーナーキック取って、ショートコーナーからキープしようとしたらあっという間に取られて相手ボールスローイン、ってのは、勘弁してください(^^;)。


posted by issey11 |00:39 |

2007年05月22日

暑いというほど暑くはない

曽田雄志200試合出場記念企画をぶち上げておきながら早くも挫折しております(^^;)。明日の試合がつつがなく終われば、日曜日の福岡でめでたく200試合出場が達成されるのでありますが、ま、こっちはこっちで、手元に資料があるときに、ぼちぼちやってきます。

というわけで、現在は手元に資料のない場所-東京にいます。確かに暑いといえば暑いんですが(今日は札幌もかなり暑かったようですが)、空気はさわやかです。

コンサドーレが道外で試合をするときには、しばしば「暑さ」が取り沙汰されますが、これ、正確にいうと「蒸し暑さ」なんですよね。気温だけなら真夏の札幌だって30度近くになることはありますが、本州の夏の25度は真夏の札幌の30度よりもはるかに厳しい。あのべたべた感は、札幌にいる限り、どんなに気温が上がっても、絶対に体験できないです(したくもないですが)。

その点からすると、この時期の関東地方はまだ、多少気温が上がろうとも、札幌の夜とそんなに大きな差はないです。明日はさらに気温が上がるとか、関東平野には南からの風が吹き込むとかの予報も出ていますが、今夜の実感値+α程度であれば、気象条件は足を引っ張る要素にはならないでしょう。

※草津戦の実況アナウンサーがやたら「暑さ」を口にしていたので(あのときはホントはどうだったのかは体験してないからわかりませんが)、自分の実感を書いてみました、とさ。

posted by issey11 |21:26 |

2007年05月14日

こうげき、こうげき

ハラトーキョー♪

というわけで、週末は日産スタジアムで山瀬功治の出場した試合と、味の素スタジアムで今野泰幸の出場した試合を見ておりましたので、曽田200試合記念企画はしばらくお休みしております。あんなものでも、過去の自分の観戦メモらしきものとか、独自の資料を一応参照しておりますので、自宅にいないと、なかなか書けないのです。

で、日産と味スタですが、山瀬と今野を見に行くことが目的だったわけではなく、ああそういえば結果的にそういうことになるのかと気づいたのは、味スタでキャプテンマークをつけたコンちゃんを目にしたとき、でした。

センターバックが藤山と今野ってどうなのよ、おまけにノリオがサイドバックで、前のほうは外国人3選手と川口信男ってすげーなあ…などなど言いながら、僕は、味スタのすさまじい空気に感心してました。

その後お会いした東京に詳しい方々いわく、あの雰囲気は今年初めてだそうですが、ゴール裏からは「今日は絶対にネガは言わねーぞ、絶対に勝たせるぞ」なパワーが発散しており、ピッチ上の選手たちもジェフのお株を奪うハードワーク、そしてアウェー側ゴール裏を除くスタジアム全体がピッチ上にエネルギーを集中させているといった様子に、サポーターでもなんでもない僕ですら「このチームはJ2に落としちゃいけない」と思ったことでした。

われらがチームも、あの味スタで東京とやれたら、最高でしょう。仙台とはまた違った熱気がありますわ。東京とのアウェーゲームは、2001年は丸亀(遠かったなあ)、02年は国立だったから、雰囲気は、いまいちだったような印象があります(むしろ1999年の西が丘の「のび太とジャイアン」あたりのほうが東京とやってるっぽかった<なんだか意味不明な表現ですが)。

で、土曜の夜に味スタにいて、今日の昼間は東京都内で仕事なら、日曜日は大阪まで行こうと思えば行けたのに、なんとなく行く気にもならなくて行かなかったので、昨日の試合については文字情報しか知りません。

2シーズンにわたって全試合観戦やってから、自分の応援しているチームの試合ばっかり見てると視野が狭くなるような気になって、ときどき、意識して関係ないチーム(あるいは関係ないスポーツ)も見るようにしてます。そうすることでまた新たに見えてくることもあり、それはそれでサポーター的行動としては間違いではないのだろうと、いろいろ理由を見つけて自分のアイデンティティの揺らぎを正す日々であります。

posted by issey11 |23:44 |

2007年05月10日

曽田雄志の200試合を振り返る(4)

曽田のJリーグ初ゴール(2002年セカンドステージ第3節、vsヴィッセル神戸@札幌ドーム)が気になって、映像探し出しました(というほど苦労はしてなくて、すぐ出てきましたが)。2002年以降は我が家の記録媒体がDVDになってるから、ディスクさえ見つかれば、特定の場面を探し出すのは簡単です。

画面の左にいるのが曽田。右サイド(この画面上では左側)から酒井直樹がハイボールを入れて、曽田がすらして、画面右側のバーヤックが足元で受けてから曽田の足元へ流し、曽田が左足でグラウンダーの鋭いシュートを放った、のでした。

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この試合、NHK地上波で中継してたんだな。J1だったからね。


posted by issey11 |22:27 |