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コンサドーレの試合をはじめて見たのは、招待券で見た1996年伝説の厚別初戦。ペレイラのフリーキックと、オテーロのVゴールを目撃しました。娯楽の少ない北海道で、それは衝撃的な体験でした。そして実際に自分がファンからサポーターになったのは98年に、オフィシャルサポータークラブに入ってから。以来、今日までホーム全試合観戦を目標に、シーズン券を買って、応援を続け、たとえJ2の最下位になろうとも、年間に5回しか勝てなくとも、(実際になりましたが)、チームがある限り、サポであり続けることを誓って、今日まで生きてきました。

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ちょっと待ったマスコミ

2008年04月28日

ここ数日、マスコミ報道について、気になったものが続きました。中でもコレ。

柏が下着ドロ選手解雇、リーグ永久追放も
 http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20080427-353030.html

 ご存じのように柏の選手が、下着ドロで逮捕されたという事件ですが、これってすっごく冤罪のニオイがしませんか。

 下着ドロをしたのは今から7年も前ですよ。7年間、まったく逮捕に至らなかったのに、時効の間際になってDNA鑑定で柏の選手が犯人と特定できたという事ですが、DNA鑑定ってそんなに確かなの。もしその鑑定が間違いだったら、その選手が本当に無実だったら、どうすんのよ。そもそも「疑わしきは罰せず」じゃないの。

 考えてもごらんよ。ある日、突然、会社や家に、警官がずかずかと乗り込んできて「窃盗罪で逮捕する。7年前にお前は下着を盗んだだろう。DNAが一致した」と言われ、手錠をかけれて連行されたらどうする。逮捕された時点で、家族も、職も、社会的地位もすべて失うのよ。とっても怖いよね。

 それよりも、怖いなと思うのは、こうした目線からの報道が一切無いのね。今、警察の取調を記録することが議論になっているけれど、なんでこんなことが議論になっているのか、ちょっとは考えてほしいな。
 
 なのに、上で紹介した「柏が下着ドロ選手解雇、リーグ永久追放も」という日刊の記事には、逮捕イコール犯罪で、冤罪への疑いなんてニュートリノひとつ分もないよね。

 この記事は27日9時6分の記事なんだけど、翌日(つまり今日の)28日19時9分だと、

 『佐々木一樹常務理事と面談した吉田事業本部長は「本人にも会えないし、不確定要素が多い。推移を見守りながら慎重に対応したい」と述べた。』

 となっているのよ。

 あれ、27日9時6分の記事では、

『クラブ幹部によると「起訴されれば当然解雇だけど、それとは別にチームの結論は既に出ている。今は発表の時期を協議している段階です」という。』

 だったんじゃないの。「すでに決定」が「慎重に見守る」に後退しているよ。

 こんな7年も前の、しかも証拠がDNA鑑定だけというあやふやな事件で、本人も否定しており、冤罪の可能性だって十分に考えられる事件では、「不確定要素が多い。推移を見守りながら慎重に対応したい」というのが当然でしょう。

 なのになぜマスコミは「推移を見守りながら慎重に対応」できないの。どうして「選手解雇、リーグ永久追放も」という見出しにまで突出してしまうの。

 十分な裏を取らずに「選手解雇、リーグ永久追放も」と書いてしまった記者。そしてそれを許している日刊スポーツは、報道被害という犯罪の一歩手前まで来ていることを認識してほしいな。


post by hibari

23:24

日々雑感 コメント(5)

【第8節・アルビレックス新潟戦】ジダン型愚行

2008年04月27日

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   勝たなければならない試合だったと思います。  新潟は、その順位にふさわしいパフォーマンスで、これまで何試合か見てきたJ1チームの中で、もっとも威圧感のないチームでした。  札幌と同じフラットな4-4-2でありながら、組織的な連動性が乏しく、何をやりたいのか、わからない。そんなチームでした。そうだから、そこ札幌は開始直後から試合を優位にすすめます。何度かあった決定機を確実にものにしていれば、結果は違ったでしょう。  そんな、札幌にしてみれば数少ない美味しい試合をぶち壊したのは、ダヴィの愚行でした。次の節に浦和戦を控えたチームは、退場者が出る、というユベントス式八百長などが囁かれますが、あんな審判の目の前で、どついたらレッドカードを出さない方が不自然でしょう。  一人少なくなってからも、札幌は善戦をしていたのですが、やはり前線の人数不足は否めません。後半に人数が少ないのに前に出て、隙を突かれ、失点。それを最後まで守られてしまいました。  長いリーグの中で、こんな感じでゲームが崩れることは、一度や二度はありますが、それがあの低調な新潟相手だったことが、とってももったいない。ダビィの愚行がなければ、確実に引き分け以上が期待できただけに、本当にもったいない、と思います。



post by hibari

00:42

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平均年齢から見えるもの

2008年04月21日

 平均身長を拾ったとき、ついでに平均年齢も拾いました。
 これは、J1とJ2ではさほど顕著な違いはありませんでした。それでもよく見ると興味深いことが見えてきます。

 まずは、もっとも年かさのチームは東京Vです。福西、服部とロートルが並んでいますからね。そして2位は岐阜。熊本と京都も年齢が高いですが、カテゴリーが違っても、昇格チームがベテラン選手の経験に頼ってリーグを戦おうとするクラブの方針が見えます。
 
 反対に若い方で目に付くのは、新潟と千葉。現在両チームとも下位に沈んでいますが、年齢から世代交代を進めている様子がうかがえます。世代交代は、少しずつ交代していけばいいんですが、チーム好調だとなかなか手が付けられず、のばしのばしにしていると、一挙に断行しなければならない状態になって、これに失敗すると降格に憂き目にあうようです。前の柏なんかがそうでしたよね。
 
 そしてセレッソや広島のように、降格するとベテランの高年俸選手が離脱し、クラブも2部の間に世代交代進めようとして、年齢が低くなるようです。例外は横浜FCですね。ここは、世代交代と言うことはあまり念頭がないみたいですね。
 
 一番下には横浜FMと鳥栖が並んでいます。両チームとも好調で、この両チームは世代交代に成功し、これからが楽しみなチームではないでしょうか。

 ちなみに全体の平均は 25.30歳で、札幌はちょうど平均となります。

	J1(1)	 東京V	26.84 	
	J2(1)	 FC岐阜	26.78 	
	J2(2)	 横浜FC	26.50 	
	J1(2)	大宮	26.47 	
	J1(3)	京都	26.43 	
	J2(3)	福岡	26.36 	
	J2(4)	熊本	26.21 	
	J1(4)	浦和	25.84 	
	J1(5)	 名古屋	25.64 	
	J2(5)	徳島	25.57 	
	J2(6)	仙台	25.53 	
	J1(6)	磐田	25.40 	
	J2(7)	湘南	25.38 	
	J1(7)	東京	25.35 	
	J1(8)	札幌	25.28 	
	J2(8)	愛媛	25.23 	
	J2(9)	甲府	25.21 	
	J2(10)	草津	25.20 	
	J1(9)	神戸	25.14 	
	J1(10)	鹿島	25.13 	
	J1(11)	川崎	25.00 	
	J1(12)	大分	24.96 	
	J1(13)	清水	24.94 	
	J1(14)	柏 	24.93 	
	J2(11)	広島	24.86 	
	J1(15)	 ガンバ	24.72 	
	J2(12)	山形	24.59 	
	J2(13)	 C大阪	24.44 	
	J2(14)	水戸	24.39 	
	J1(16)	千葉	24.38 	
	J1(17)	新潟	24.30 	
	J1(18)	横浜	24.06 	
	J2(15)	鳥栖	23.94 	


【第7節ヴィッセル神戸戦】半歩前進

2008年04月20日

 首の皮一枚で、勝ち点1と繋がった試合でしたね。
 中二日のアウェイ連戦で、負けなかっただけで良しとしますか。

 ラインを高く保ち、ゲームを均衡させるという札幌らしい展開は前半の半ばに少しあったぐらい。全体的には、神戸に圧されラインを下げさせられ、防戦一方。数点失ってもおかしくなかった試合でした。
 
 ゲームを支配されてしまったのは、連戦の疲れもあるのでしょう。それと、何度も言われていることだけど、やっぱりクライトンはボランチ。前に持ってくると、中盤でタメがつくれません。

 後半早々のダヴィのゴールは、すばらしいクライトンとのコンビネーションでしたが、その後はいよいよ防戦一方。監督も中盤にタメを作ろうとしたのか、西谷を入れましたが、まったく機能しませんでしたね。

 それでもデフェンスラインが体を張ってゴールを死守。J2だったら守りきれたんでしょうけれど、さすがにJ1。神戸の同点弾は、相手を誉めるべきゴールでしたが、考えてみれば、あのへんの距離からは開幕戦の新井場、川崎のチョンテセにも決められている。中盤が押し下げられて、ちょうどフリーキックでは入れ頃の距離が開いちゃうと、J1の技術だと決められてしまうんですね。

 そこから神戸は逆転を狙ってさらに前がかりになりましたが、これは明らかに攻守のバランスが崩れたもので、逆に美味しいカンターのチャンスが広がりました。しかしクライトンは、ボールがキープできるためか、逆に速攻に向かない、ということもも明らかになりました。

 相手ゴール前に広大なスペースがあるので、ワンタッチでゴール近くに転がしてやれば、ビックチャンスという場面で、ボールをキープして(たぶんダヴィを探しているんだろうけど)、相手に戻る時間を与えたり、また札幌の選手も簡単に前にはたけばいい場面で、クライトンを探して預けたりして、自ら速攻のチャンスを潰していました。

 決勝点よりも同点ねらいの時間潰しだったのかもしれませんが、時にはセンターラインから3秒でゴールに達する高速カウンターで決勝点という展開も覚えておきたいものです。

 この試合、ちょっと別な方にこぼれると3失点、4失点が十分にあり得ました。ナビスコで神戸は、主力を規定ギリギリまで落としてのぞみました。神戸にしてみると、3連敗の悪い流れを、ホームで、しかも最弱と言われる札幌に勝つことで止め、あわよくば大量点で上昇気流に返り咲くことを夢見ていたんでしょうね。

 それなのに勝ち点1を持って帰れたのはラッキーだったというべきか。ナビスコの千葉戦を完封し、守備陣が自信を得たのが大きかったのか。いずれしろ、半歩前進できたのはよかったと思います。


ミカエル・ラウドルップの思い出

2008年04月19日

 明日は、(というかもう今日ですけど)は、神戸戦ですね。

 Jのクラブは、どれも対戦相手であり、敵なんですが、親近感のようなものを持てるクラブとそうでないクラブは、どうしてもありますね。

 私の中では、神戸というクラブは、その親近感じゃない方のクラブです。どうしてかというと、たいした理由はないんですが、神戸は、札幌、仙台、福岡と同列の政令指定都市市民クラブで、同じように時に誕生し、同じような構造で、同じように累積赤字を抱えていたのに、一人だけ抜け駆けしやがって、という感情。

 インフォに“北海道出身のヴィッセルサポ”という粘着が昔いて、そいつが一人で印象を落としていたこと。

 やはり98年のJ1参入戦の記憶。このへんでしょうか。

 でも、98年の参入戦は、室蘭まで試合を見に行ったのに、まったく試合の記憶がないんですよね。それよりも帰りに立ち寄ったドライブインで、参入戦の試合の笛を吹いていた審判が、それまで朗らかに談笑していたのに、赤黒の私たちに見つかったところで、急に黙り込んでしまった、という記憶の方が残っています。

 個人的に、実は一番記憶に残っているのは、96年のJFL21節。アウェイ戦。行ったわけではないのに記憶に残っているのは、当時、道内のテレビ局はアウェイ戦なのに中継を入れたということでしょう。

 この試合は1-5で敗れ、たしか結成初年度のJ1昇格の夢が絶たれてしまった試合でした。私は、当時としては海外サッカーオタクだったので、この試合にミカエル・ラウドルップがいたことで強烈な印象があります。

 ラウドルップはデンマークの至宝と言われた名プレイヤーで、神戸の前はレアルにいたんです。そしてその前はバルサ。神戸の後はアヤックスです。バルサからレアルへと衝撃的な移籍をしたルイス・フィーゴが突然サガン鳥栖に入団するようなもの、と言えば、当時の衝撃が少しは伝わるでしょ。

 ラウドルップは、この年の後半に神戸に加入し、翌年神戸がJに昇格すると、「こんなレベルの低いところでやれか」といったとか、言わなかったとか。早々に帰国してしまいました。なので、テレビとはいえラウドルップが日本でプレイしていた姿をライブで見た、というのはそれなりに貴重な体験だと思います。またこの試合での木島さんの1点も妙に残っていますね。

 それはさておき、神戸に対しては大きく負け越しているので、何とか勝って、残留に弾みを付けてほしいですね。



正真正銘「平均身長日本一計画」の結果発表

2008年04月18日

 私、前のエントリーで、J1のチームしかカウントしていないのに、「平均身長日本一のチームはどこだ」とやってしまったんですね。半年前の私なら、J2を無視して何が日本一か!と、確実に怒っていたはずですよ。人間って(というか自分は)、すぐに堕落してしまうんですね。
 
 というわけで、J2も加えて、真の身長日本一のチームを発表します。これがね、結構、あからさまな結果なんですよ。ちょっとビックリしました。どうぞ。
 
	(J1)1 千葉  179.73 	
	(J1)2 川崎  179.70 	
	(J1)3 札幌  179.56 	
	(J1)4 東京V 179.42 	
	(J1)5 鹿島  179.10 	
	(J2)1 福岡  179.08 	
	(J2)2 愛媛FC 178.71 	
	(J1)6 浦和  178.55 	
	(J2)3 C大阪 178.48 	
	(J1)7 東京  178.42 	
	(J2)4 徳島  178.27 	
	(J1)8 清水  178.25 	
	(J1)9 新潟  178.19 	
	(J1)10 横浜  177.91 	
	(J1)11 ガンバ 177.83 	
	(J2)5 横浜FC 177.82 	
	(J1)12 大宮  177.75 	
	(J1)13 大分  177.75 	
	(J1)14 名古屋 177.52 	
	(J1)15 京都  177.47 	
	(J2)6 仙台  177.27 	
	(J1)16 柏  177.23 	
	(J2)7 広島  177.14 	
	(J2)8 岐阜  176.97 	
	(J2)9 甲府  176.82 	
	(J2)10 水戸 176.77 	
	(J2)11 湘南 176.44 	
	(J1)17 磐田 176.43 	
	(J2)12 山形 176.41 	
	(J2)13 熊本 176.33 	
	(J2)14 草津 176.23 	
	(J1)18 神戸 176.09 	
	(J2)15 鳥栖 175.35 	

 
 これを見てわかるとおり、福岡と愛媛は頑張っていますが、あきらかにJ2のほうが背が低いんですね。
 
 全体の平均でも
 
  J1 178.16   J2 177.21 
  
 と1cm近い差があります。80を超える背の高いのはクラスにも何人もいないのに、その中でプロになるほどサッカーのうまいのは、やっぱりJ1に行ってしまうんですね。
 よく言われるJ1とJ2の“個”の差が、こんなところにも表れています。
 
 また・・・ひょっとすると入れ替え戦で、鳥栖とあたる可能性が(結構大きく)あるじゃないですか。とすると、鳥栖と札幌とはかなりの身長差なのですね。
 
 シーズオフの時に、札幌はディフェンダーばかりの偏った補強と、サッカー誌などにたたかれましたが、そのおかげで、平均身長3位ですから、これは最後の最後で、案外重要な意味を持ってくるかもしれませんね。


10万アクセス達成記念 平均身長日本一計画の結果発表!?

2008年04月16日

ccess


10万アクセスを達成しました。
最近、さぼり気味だったので、ようやくの達成です。
アクセス数をあまり気にしないようにしていたのですが、やはりうれしいものです。

では、大台突破を記念しまして、

 「札幌平均身長日本一計画」の行方を発表しましょう。

 多くの180センチ台の選手を入れて、平均身長を大幅に伸ばした札幌は果たして、日本一背の高いチームになれたかどうか!

 ジャーン! これが2008年シーズン J1各チームの平均身長です。

1	千葉	  179.73 
2	川崎	  179.70 
3	札幌	  179.56 
4	東京V  179.42 
5	鹿島	  179.10 
6	浦和	  178.55 
7	東京 	178.42 
8	清水	  178.25 
9	新潟	  178.19 
10	横浜	  177.91 
11	ガンバ	177.83 
12	大宮	  177.75 
13	大分	  177.75 
14	名古屋	177.52 
15	京都	  177.47 
16	柏	  177.23 
17	磐田	  176.43 
18	神戸  	176.09 

※データはサンスポの選手名鑑掲載選手のデータを、私が平均しました。
 http://www.sanspo.com/soccer/jleague/2008/player/player.html


 日本一は、ジェフ市原・千葉、2位が川崎で、札幌は惜しくも3位でした。うーん、残念。

 今回は、全員の総平均なので、レギュラーのとか、DFだけのとか、やっていくとまた別な結果が現れるかもしれませんね。せっかく拾ったデータなので、しばらくこれで遊んでみます。

 おっと最後に、あいさつだ。

 どうも、みなさまありがとうございます。
 これからも、ボチボチとやっていきますので、
 おひまなときにでも、お立ち寄りください。

 よろしくお願い申し上げます。




【第6節ホーム磐田戦】08年サッポロスタイル

2008年04月14日

goal_ura
   ジュビロにホームで快勝。リーグ戦2勝目を挙げました。  ダントツの最下位も言われていた札幌が6節目にしていわゆる両目が開きました。  ちなみに近年の降格チームで両目が開いたのは次の通り。  07年 横浜FC 11節(最終4勝18位)   甲府 7節(最終7勝17位) 広島 5節(最終8勝16位)  06年 京都 14節(最終4勝18位)   福岡 24節(最終5勝17位) C大阪 18節(最終6勝16位)  05年 神戸 12節(最終4勝18位) V東京 6節(最終6勝17位) 柏 8節(最終8勝16位)    残留できるか、どうかはまったく余談の許さないところですが、02年の時や、昨年の横浜FCのように、ダントツの最下位だけは、何とか避けられそうなふうじゃないでしょうか。06年の福岡なんて2勝目が24節ですからね。  ここまでを振り返ってみると、下記のことが言えると思います。 (A)コンパクトなスリーラインフォーメーションは、J1の中位までには機能する。  コンパクトにすることによって、自由にプレイするスペースを潰して、相手に窮屈な想いをさせるのが札幌のスタイルなんですね。開幕の鹿島や次の横浜などの強豪は、スペースを潰しても、狭いエリアでボールをコントロールする技術を持っていたから、崩されてしまいましたが、トップクラスよりもレベルが落ちるところだと、スペースを潰すとミスが出始め、札幌でもセカンドボールが奪えるようになります。 (B)制空権では負けない  札幌の高さは、特に今期の補強で磨きをかけましたが、J1チーム相手にも十分に勝負できます。   札幌 181.2cm 対 磐田 177.6cm これは試合終了時点での両チームの平均身長ですが、4センチ近い差があるのですね。この試合の制空権に関しては完全に札幌のものでした。これまでの試合で、高さで相手に遅れた試合はなく、高さに限ってはたとえJ1であっても相手に優越していると言っていいと思います。  そしてこの高さが、コンパクトなラインと相乗効果を生んでいるんですね。スペースがタイトになると足元へのパスよりも、蹴り上げてしまった方がセーフティですから、相手はつい蹴り上げてしまいます。それが札幌の高さに引っかかってしまうんですね。 (C)CDホットラインはJ1であっても脅威  しかし、コンパクトさや高さだけでは、善戦はできても勝利はできないんです。コンパクトにすると、セカンドボールを奪いやすくなりますが、マイボールをゴールに運ぶ道筋がないと、簡単に逆襲されてしまいます。  そこに抜群のキープ力を持つクライントンが加入したおかげで、奪ったセカンドボールを安心して預けることができるのですね。これが大きい。またダヴィの突破力もJ1に対しても十分な脅威になっていました。ダヴィがボールを持ってゴールに突進すると、あの磐田でさえエンドに逃げるのが精一杯でしたからね。セカンドボールを、クライトンが詰まっていたとしても、前線のダヴィに当てれば、相手に脅威を与えることができます。  磐田戦は上記のABCという要素が相関しながらJ1で戦う“札幌のサッカー”というものを表現できた試合だったと思います。  確かに個のレベルには如何ともし難い差がありますが、戦いのコンセプトを徹底させれば、ある程度、個のレベルを補えることができるのではないでしょうか。  戦術で、個の違いを4段ぐらい救ってくれると、残留なんですがね。



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01:10

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明暗

2008年04月12日

meian
対ジュビロ 初勝利。 これで(今期J2昇格2チームを除く)すべてのJチームに勝利。 なかでも、ジュビロは前にJ1にいたときに、 ボロボロにされたので、いつかは勝ちたい、と思っていました。 うなだれるる磐田の選手と、喜びの札幌の選手のツーショットです。 後で観戦記などを。



post by hibari

22:41

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北海道チャンピオンズスーパーリーグ開幕

2008年04月04日

期待のノナト、
開幕戦で2ゴール。決勝点の大活躍。

 で、俄然、全世界サッカーファンの注目を集めている北海道チャンピオンズスーパーリーグの話です。

 昨年行われていたDOナイターリーグがヴァージョンアップしたもので、若手に実戦の機会がほしい札幌と、各年代で強化の場がほしい道協会とのジョイントで生まれました。

 昨日行われた開幕戦は、札幌のユースとトップで、一人少ないハンディ戦になるのかな、そうならば公式試合ではないわな、と思っていたら、やっぱりハンディ戦でしたね。でも、フルメンバーだから真剣勝負かというとそうでもなく、これだけ実力差があると、ハンディがあった方が真剣になるのかも知れませんね。

 さて北海道チャンピオンズスーパーリーグの参加チームは次の通り。

コンサドーレ札幌(2007年J2優勝)
ノルブリッツ北海道FC(2007年北海道リーグ優勝)
札幌ウインズFC(2007年北海道リーグ2位)
札幌大学(2007年北海道学生リーグ優勝)
道都大学(2007年北海道学生リーグ2位)
札幌ユース(2007年プリンスリーグ北海道優勝)
室蘭大谷高(2007年プリンスリーグ北海道2位)

札幌のトップは別格として、他がどんな順位になるのか、と思うと結構、悩みますよ。
北海道の社会人チームではダントツの実力を誇るノルブリッツですが、他の社会人チームがあまりにレベルが低いので、大人だから上位ということでもないですね。同じオープンの天皇杯でも代表になれていませんからね。

かといって、大学が確実に強いということでもないですし、案外、一人少ないとはいえ、コンサのトップと互角の試合をした札幌ユースが2位。開幕戦でも得点した古田君は、トップデビューもあり得る、すごい逸材らしいですよ。

道内の大学では札大と道都が2強で、ここはノルブリッツよりも上と見ます。近年は札大の優位が続いているので、3位は札大。続いて社会人の意地を見せて4位がノルブリッツ。5位に道都が来て、6位は宮澤君のいない室蘭大谷。そして最下位がウィンズ。このへんになると草サッカーの範疇なので、ひょっとすると1勝も出来ない、かも知れません。

1 コンサドーレ札幌トップ
2 コンサドーレ札幌ユース
3 札大
4 ノルブリッツ北海道
5 道都
6 室蘭大谷
7 札幌ウインズ

と予想するんですけど。どうでしょうか。


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23:28

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【第4節川崎フロンターレ戦】ダヴィ、帰ってきて!

2008年04月02日

GK曽田
 まぁ、あれだ。  負けてもいい試合なんてないし、プロである以上結果が全てなんだし、勝つという強い気持ちがどんなときにも必要だって事はわかってますよ。でも、まぁ、今日は、選手紹介を見て、これは勝てないわ、と正直に思ってしまいました。  フッキの電撃移籍後の最初の試合。しかも、相手はナビスコでふがいなく負けた昇格チーム。代表選手も戻ってきて、絶対に負けるわけにはいかない川崎と、前節に初の白星を挙げ、どこかほわんとした札幌。しかも、あろうことか、ダヴィがいません。(本当にどうしたんでしょうか)  開始早々の鄭のゴール。開幕戦の新井場のゴールと同じようなものでしたが、J2の時には、あんなシュートは無かったし、あったとしても入りません。確かに、チェックだとか、マークだとか、いろんなことで防げた失点なのかも知れませんが、あれは、入れた選手を誉めるべきですね。敵ながら執念を感じました。  それからは、川崎がしっかり守って、札幌が前に出てきたところでカウンターを食らわせるという展開。川崎というチームは、カンターの鋭さ、早さで、今の強豪という地位を築いてきたのでしょうね。後半4分の川崎の2点目も、開始早々に同点を狙って前に出た札幌の隙を突いた、まさに電光石火のカウンターでした。あんな切れ味のカウンターも去年にはありません。  その2点を除くと、札幌の組織的守備は機能していたと思いますよ。鹿島の時のような一方的な展開ではありませんでした。最終ラインの高さは勝っていました。特にルーキーの柴田は本当によかった。曽田さんも落ちついていました。セカンドボールも拾えていたし、川崎の攻撃を2点に留めたのは十分に評価できると思います。  しかし、ダヴィの存在がこんなにも大きかったとは思いませんでした。クライトンは相変わらずの鬼キープで、札幌と川崎にステージの違いがあったように、クライトンと、川崎の選手をも含めたすべての日本人選手との間に大きな違いがありました。ブラジリアンはすごいわ。  クライトンは川崎の選手に囲まれても、強いし、うまいし、ボールを失わないのですが、ダヴィがいないことで、クライトンのボールの出しどころがないんです。試合が進ごとにすべての札幌のマイボールはすべてクライントンに集まるようになりました。しかし、そこからがどうしようもない。クライトンにボールを預けたがる選手はたくさんいても、クライトンからボールをもらいたがる選手がいないんです。  今日のツートップの中山も石井も、軸となるフォワードがいて、そのサポートとして生きるタイプで、サポート役が二人そろっても何も出来ないという感じでした。 特にJ1初試合となる石井には、明らかに戸惑いがあったようで、何もできないまま時間が過ぎました。いわゆるほろ苦いデビューというヤツですね。  後半、中山がさがって、クライトンがFWになりましたが、今度はクライトンに出す選手がいないんですね。それでクラインはさがってボールをもらいに行き、もらうと鬼キープでいいんですが、やはりクライトンからのボールの受け手がいない。川崎は2点リードの余裕があったためか、結構、セカンドボールを奪えたんですが、ゴールの臭いのしない展開が続きました。  ぜんぜん勝てるというか、得点が入りそうな気がしないけれど、それでも、まぁ曽田さんのゴールキーパーという面白いものを見れたから、まぁいいか、というところでした。まぁ、スポ根漫画的には怒られるかも知れないけれど、別にこちとら優勝を目指しているわけじゃないしさ、こんな試合もあるよ。今日の試合は早々に忘れちゃいましょう。。。という試合でした。  それにしても、こんな状況なのに、ベンチにも呼ばれないノナトは・・・



村野GM誕生に思う

2008年03月31日

 あんまり話題になっていませんが、3月30日の道新の記事です。

>札幌を運営する北海道フットボールクラブ(HFC)の村野晋管理部長が2月、
>育成部長も兼ね、強化部も統括するゼネラルマネジャー(GM)に就任した。
>GMという役職はクラブ創設後初。J1最下位クラスの強化費でJ1残留を目
>指す札幌で、責任は重く、苦労は多いが、生え抜きの若手を中心とした育成型
>のチームを目指している。http://www.hokkaido-np.co.jp/news/consadole/84364.html

 村野晋さんが、札幌初のGMになったという記事です。

 村野さんというよりも、「しまふく寮通信」で有名なアッコさんの旦那さんといった方がコンサポにはわかりやすいかも。実際には、ご夫妻で寮に住まわれて、村野GMは、僚艦として若い選手たちの日常に目を光らせています。

 さて、ここに来て村野さんをGMに置く人事はどういう意味でしょうか。GMというと、戦力補強の責任者といったイメージですが、どうやら札幌のGMは、育成部門、強化部門、管理部門の統括背錦紗、つまり営業以外の部門の取りまとめ役ということで、Jで言う一般的なGMとは少し違うようです。

 村野さんは、64年に神奈川県に生まれ、駒大卒業後、日本初のプロマネージャーとしてフリューゲルスと契約、その後ヘッドマネージャーになり、94年から代表入り。97年フランスW杯アジア最終予選まで日本代表の統括マネジャーを務めたそうです。HFC入りは03年。降格した年ですね。05年7月に総務部長を兼ねる執行役員に、そして今年の2月からGMだそうです。また別な記事によると、かの「5段階計画」の素案を作ったのも村野さんのよう。

 ところで三浦監督は63年7月生まれで駒澤大学ですから、村野さんとは学年が一つ違い。遅生まれだと同期です。村野さんが駒大サッカー部とは書いてありませんが、常識的に見て村野さんは駒大サッカー部で三浦監督と一緒だった可能性がかなり高い。つまり三浦監督の札幌招聘には、村野さんの駒大繋がりが大きく役割を果たしたんじゃないでしょうか。

 三浦監督は、誰よりもサッカーに情熱を持ちながらも、体格に恵まれず、怪我にも泣かされて、大学サッカー界ではまったくの無名でした。一方、村野さんも選手の道ではなく、マネージャーの道を歩んでいますから、選手としては鳴かず飛ばずだったんじゃないでしょうか。それでもサッカーの仕事がしたいと。選手としては大成しなかったもののだれよりもサッカーを愛した二人が駒大で出会った、というような絵を想像してしまうわけです。

 村野さんはちょうど小山強化部長がJ2降格の責任を取って辞めた後、城幅さんとほぼ同時期に日本代表の総務から札幌へ入ってきています。小山さん、城福さんは、早稲田のサッカー部で岡田監督と同じ釜のメシを食った仲間です。そして村野さんは、日本代表のスタッフだった岡田監督と同じ時期に代表で苦楽を共にした仲です。J2優勝時の新聞記事で見る限り、岡田監督は三浦監督とも深い繋がりがあるようですし。

 これらの事実から、まったく私の想像ですが、01年に札幌を離れた岡田監督は、札幌を離れたものの、その後も札幌のことを気遣い、小山さん、城幅さん、そして村野さんと、「札幌をよろしく頼むぞ」と、近しいスタッフを札幌に寄越してくれていたんじゃないでしょうか。 まぁ、想像ですけどね。
 
 いずれにしろ今回の人事で、グランドの中は三浦監督。グランドの外は村野さんという体制がしっかり出来たわけで、その三浦監督と村野さんは、(おそらく)駒大サッカー部の同期。ということで三浦監督をささえる、かなり磐石な体制が作られているようです。


J2は負けて悔しく、J1は勝って嬉しい。

2008年03月31日

リーグ戦、初勝利ですね。
勝つとようやく、J1になったような気がします。
前にも書きましたが、
J2は負けて悔しく、J1は勝って嬉しい。
そしてまた勝ち星の数だけ、J2の記憶が薄くなるような。

さて、今節は録画に失敗したということもあって、
あまり深く見ていません。ざっと印象だけ

でも前の試合で、札幌のJ1仕様と言うようなことを書きましたが、
今日の試合は、終了間際に池内を入れて逃げ切りをはかるところを含め、
まったく昨年のサッカーでしたね。

これは、雨の悪いピッチを嫌ってロングボール主体にしたのか、
それとも、札幌のサッカーは変わっていないのか、
次節のドームで明らかになると思います。

それはそれとして、クライトンがいいですね。久々に当たりという感じがします。
これは1週間でお引き取りいただいたアウセウに感謝しなければなりません。

ダヴィはうまくなりました。一対一が決められないのは相変わらずですが、
そこにいたるプロセスが、確実にワンランク上がったように思います。

今日の試合、岡本はちょっと出したけど、西はだんだんと馴染んで、
ついに初ゴールです。

基本的に昨年仕様のままだけど、若手がレベルアップした、そしてクライトンが入った。このことで、ようやくJ1でも戦えてるようになってきたのかも知れません。

いずれにしろ次節は、リーグ戦の前半を占う試合になると思います。


ビックリしました

2008年03月26日

FUKI
本当ですか? フッキが川崎を辞めたというのは。 そうですか。ビックリしましたね。というか、うちは入団1週間で、アウセルが辞めるというのを経験しているので、驚くような立場ではないんですが、それにしてもですね。 思えば、一昨年、まだ2歳も若かったフッキは、話し相手もいない札幌でよく1年も辛抱したものです。FWらしくやんちゃなところがあったけれど、根はいいヤツ、と思っていました。 川崎の関塚監督にゲームから外されたことが原因らしいですけど、札幌時代のフッキを覚えている身としては、それだけでこんな辞め方をするとは、ちょっと解せません。 フッキは、札幌の前に1年間、川崎にいたこともあるのだし、アウセウのケースとは違うと思うんですよ。それだけに、報道ではうかがい知れない、何かが、フッキと川崎の間にあったんでしょう。 我々としては、近づくリーグ戦での対戦でフッキを相手しなくともよい、ということになりました。昨年は散々にやられています。札幌の三浦サッカーはフッキのようなタイプには弱いような気がしますので、この面では一安心かな。 でも、財政的も厳しい札幌がフッキを受け入れるということはないでしょう。残留のライバルである東京Vに行くのだけは勘弁して欲しいですね。どうせならば、ヨーロッパに旅立ってもらって、バロンドールなんかに輝く選手になってもらい、あのフッキは札幌にいたことがあるんだよ、なんて自慢できるようになってもらうことが一番ですね。 それはそれとして、ノナト君、君はどうする?



post by hibari

23:47

日々雑感 コメント(2)

【ナビスコ杯 第2節】札幌のJ1仕様

2008年03月23日

  ただいま、室蘭より戻りました。(すみません、今回は写真は無しです)。
 この試合は、中継がないということのなので、すこし詳しく報告させていただきます。

 前半、早々にセットプレイで失点したときには、川崎と最後に厚別で戦った試合を思い出してしまいました。2004年のJ2第27節。開始0分と9分、立てつづけに我那覇に決められ、後半38分にジュニーニョにだめ押しで、1-3で敗れるという試合でした。奇しくも今日の川崎のツートップは、同じ我那覇とジュニーニョ。得点者こそ我那覇なではなく寺田でしたが、前半3分という時間での失点は、04年の悪夢を思い出させるの十分でした。

 失点後、川崎がゲームを支配しつつも、札幌が時折するどいカウンターを見せるという、ちょうどドームでのマリノス戦の前半のような展開になりました。ダヴィはJ1相手でも存在感を示しましたが、初先発となったノナトは、ファン感謝デーで見たときよりも絞れてスポーツマンらしくはなりましたが、動きがちぐはぐでゲームに入りきれていない、という感じでした。たぶん前半はシュートゼロ。ボールタッチも2-3回という感じじゃないでしょうか。

 後半、三浦監督は動きました。ノナトを下げて西を入れました。表記としてはクライトンとダヴィのツートップとなるのかも知れません。実際のところは、ダヴィの1トップで、西がボランチに入り、クライントンが前目で自由に動く、という布陣になったと思います。

 そして札幌が徐々にゲームを支配し、川崎を押し込みます。後半16分に砂川に代えて岡本が入ると、ますます札幌ペースになり、後半29分、鄭が入ってすぐのペナルティキック、入ったばかりの鄭が壁からの跳ね返りを打ち返して同点。ここまでずっと札幌が圧してました。その後、少し川崎が戻してイーブンゲームとなりましたが、40分に西島が、クライトンの上げたコーナーから、うれしい同点ゴールをたたき込みました。

 この試合で、目を見張ったのは後半、特に岡本が入ってから、今季の優勝候補と言われたあの川崎を相手陣内に押し込んだことですね。得点も相手に、押し込まれながらも一瞬の隙を突いてのカウンターではありません。力で相手を押し込み、ゴールを奪いました。これはシュート数こそ6対7とほぼ互角ですが、コーナーキックは7対4と、ほぼ札幌が倍打っていることでも示されます。

 これはどういうことかというと、三浦監督は明らかにサッカーを変えて来た。そしてその新しいJ1仕様のサッカーが、今日始めて機能したということだと思います。

 J2を制した札幌のサッカーは、カウンターのリスクを排除するために、シンプルにロングボールをツートップに当てるというものでした。ところがJ2を制したこのサッカーは相手に中盤の支配権を明け渡すことになり、著しい消耗を招くことが、開幕の鹿島戦で明らかになりました。J1を戦うためには、やはり中盤を作らないと試合にならないのですね。

 そこで今節、とくに後半。ノナトを外し、ダヴィの1トップ気味にし、岡本と西というテクニックのある若手を中盤に入れることで、中盤に数的優位を作った。少なくとも奪ったボールを簡単に前にはたくのを止めた、少しはつなげる、貯められる技術のある二人を入れた。そしてクライトンを前目に上げて、前にボールの収まりどころを作った。

 そして最終ラインは昨年よりもさらに高いラインを保った。これが効いたんですね。川崎もラインが高いですから、いわば満員電車状態なんですね。そうなるとパス交換のスペースが潰されて、札幌と川崎はイーブンな状態となった。そこにクライトンが前目で抜群のキープ力を見せるんです。クライトンが持っている間に、札幌は全体として押し上げる。こうして川崎を押し込みました。

 一方、後半28分に変えられた藤田ですが、札幌のこの新しいJ1仕様のサッカーに一番対応できていない感じでした。あと、ノナトはこの新しいサッカーの中で居場所を確保するのは正直言って厳しそうです。

 もっとも川崎にしても代表組がいない中での試合で、彼らが復帰するとどういう展開になるかわかりませんが、J1に上がって初めての勝利。それも押し込まれてのカウンターではなく、相手を押し込んでの力づくの逆転勝利は、「これで戦える」という自信を選手に植え付けたと思います。