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2008年04月29日

身長中央値(カモメさんのコメントより)

 オホーツクのサポーター・かもめさん(http://www.consadole.net/kamome/)が、平均年齢の中央値を出してくれました。
 
 2008年04月21日「平均年齢から見えるもの」のレスとしてコメントしてくれたものですが(http://www.consadole.net/hm1644/article/160#comment)、コメントの中に埋没させるのは、あまりにももったいない労作なので、みなさまの目にも留まりやすいトップエントリーとして転載します。(年齢ごとにスペースを入れたのは私です)

 なお、中央値とは「有限個のデータを小さい順に並べたとき中央に位置する値(wiki)」で、単純平均よりも実態を示すそうです。これを見ると広島と横浜の若さが際だちますね。一番上と下では4歳の違いがあるというのは、結構なものですね。しかし、ここでも名古屋の中位力が目を引くな。

 かもめさん、とても貴重なデータ、ありがとうございました。


J2(1)岐阜 26.57
J1(1)緑 26.55 
J2(2)横浜C 26.43
J1(2)京都 26.23 
J1(3)浦和 26.13

J2(3)熊本 25.94
J1(4)大宮 25.92
J1(5)鹿島 25.67
J2(4)徳島 25.71
J1(6)G大阪 25.51
J2(5)甲府 25.26
J1(7)大分 25.29
J1(8)川崎 25.05

J2(6)福岡 24.98
J1(9)札幌 24.97
J2(7)徳島 24.86
J2(8)山形 24.81
J1(10)名古屋 24.77
J2(9)湘南 24.63
J1(11)千葉 24.59
J1(12)FC東京 24.59
J1(13)新潟 24.53
J1(14)神戸 24,45
J2(10)草津 24.40
J2(11)C大阪 24.30
J2(12)鳥栖 24.02

J1(15)柏 23.99
J1(16)磐田 23.96
J2(13)仙台 23.95
J1(17)清水 23.69
J2(14)水戸 23.90

J1(18)横鞠 22.69
J2(15)広島 22.12

posted by hm1644 |22:52 | コメント(2) | トラックバック(1)

2008年04月29日

【第9節アウェイ浦和戦】組織 対 個

 札幌は前線が軒並み野戦病院送りという非常事態の中で、よく戦いましたが、試合を分けたのは闘莉王とエジミウソンの個の力だったんじゃないでしょうか。

 浦和の2点目、闘莉王のヘッドは、札幌から見るとゴールエリアの左端で、J1になってから何度か失点している魔のゾーンです。コーナーキックもゾーンで守る札幌では、ちょうどあそこが死角になるようなんですね。そしてJ1だとその死角に寸分違わず確実にボールが飛んでくると。
 しかし、失点の場面は、札幌もさすがに死角を潰すべくしっかりとマークしていましたが、闘莉王の強さと巧さの前にゴールを決められてしまいました。

 後半、試合を決定づけたのはエジミウソンの個人の力でした。これで1点ビハインドとなり、同点、逆転のためには攻めるしかなかった札幌が逆襲を受け、4点目を失うのは、まぁ、仕方がないでしょう。それにしても、エジミウソンが鮮やかに決めたゴールは、ダヴィが今シーズンになってからも何度もキーパーにぶつけたシュートでしたね。

 FW不在とは言え、立ち上がりから調子よく、早々に砂川がゴールを決めたのに、試合をコントロールしきれなかったのは、埼玉スタジアムのあの雰囲気に飲み込まれた部分があったのでしょう。久しぶりのj1となった札幌には、あの雰囲気を経験したメンバーが少なかったことが、多かれ少なかれ影響したのでしょうね。明らかに高木の動きは変でしたしね。

 前回の昇格の時には、札幌には動員力があり、たとえ浦和とは言え、それに動じないだけ雰囲気をホームでつくり出していましたから、浦和とも堂々と渡り合っていました。しかし、今回、せっかくの昇格であっても、これまでJ2と変わらない動員で、選手に免疫を付けることができませんでした。

 一方、浦和は日本ナンバーワンのビッククラブとして常勝を義務づけられているんでしょう。代表クラスが綺羅星のように並ぶ選手たちが、J2のような負けないサッカーをやっては、うちのようなチームは勝てませんよ。開幕で戦った鹿島の方がはるかにチャンピオンにふさわしいチームだったというのは、負け惜しみです。

posted by hibari |22:25 | 試合の感想 | コメント(5) | トラックバック(0)

2008年04月28日

ちょっと待ったマスコミ

ここ数日、マスコミ報道について、気になったものが続きました。中でもコレ。

柏が下着ドロ選手解雇、リーグ永久追放も
 http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20080427-353030.html

 ご存じのように柏の選手が、下着ドロで逮捕されたという事件ですが、これってすっごく冤罪のニオイがしませんか。

 下着ドロをしたのは今から7年も前ですよ。7年間、まったく逮捕に至らなかったのに、時効の間際になってDNA鑑定で柏の選手が犯人と特定できたという事ですが、DNA鑑定ってそんなに確かなの。もしその鑑定が間違いだったら、その選手が本当に無実だったら、どうすんのよ。そもそも「疑わしきは罰せず」じゃないの。

 考えてもごらんよ。ある日、突然、会社や家に、警官がずかずかと乗り込んできて「窃盗罪で逮捕する。7年前にお前は下着を盗んだだろう。DNAが一致した」と言われ、手錠をかけれて連行されたらどうする。逮捕された時点で、家族も、職も、社会的地位もすべて失うのよ。とっても怖いよね。

 それよりも、怖いなと思うのは、こうした目線からの報道が一切無いのね。今、警察の取調を記録することが議論になっているけれど、なんでこんなことが議論になっているのか、ちょっとは考えてほしいな。
 
 なのに、上で紹介した「柏が下着ドロ選手解雇、リーグ永久追放も」という日刊の記事には、逮捕イコール犯罪で、冤罪への疑いなんてニュートリノひとつ分もないよね。

 この記事は27日9時6分の記事なんだけど、翌日(つまり今日の)28日19時9分だと、

 『佐々木一樹常務理事と面談した吉田事業本部長は「本人にも会えないし、不確定要素が多い。推移を見守りながら慎重に対応したい」と述べた。』

 となっているのよ。

 あれ、27日9時6分の記事では、

『クラブ幹部によると「起訴されれば当然解雇だけど、それとは別にチームの結論は既に出ている。今は発表の時期を協議している段階です」という。』

 だったんじゃないの。「すでに決定」が「慎重に見守る」に後退しているよ。

 こんな7年も前の、しかも証拠がDNA鑑定だけというあやふやな事件で、本人も否定しており、冤罪の可能性だって十分に考えられる事件では、「不確定要素が多い。推移を見守りながら慎重に対応したい」というのが当然でしょう。

 なのになぜマスコミは「推移を見守りながら慎重に対応」できないの。どうして「選手解雇、リーグ永久追放も」という見出しにまで突出してしまうの。

 十分な裏を取らずに「選手解雇、リーグ永久追放も」と書いてしまった記者。そしてそれを許している日刊スポーツは、報道被害という犯罪の一歩手前まで来ていることを認識してほしいな。

posted by hibari |23:24 | 日々雑感 | コメント(5) | トラックバック(0)

2008年04月27日

【第8節・アルビレックス新潟戦】ジダン型愚行

doom1
   勝たなければならない試合だったと思います。  新潟は、その順位にふさわしいパフォーマンスで、これまで何試合か見てきたJ1チームの中で、もっとも威圧感のないチームでした。  札幌と同じフラットな4-4-2でありながら、組織的な連動性が乏しく、何をやりたいのか、わからない。そんなチームでした。そうだから、そこ札幌は開始直後から試合を優位にすすめます。何度かあった決定機を確実にものにしていれば、結果は違ったでしょう。  そんな、札幌にしてみれば数少ない美味しい試合をぶち壊したのは、ダヴィの愚行でした。次の節に浦和戦を控えたチームは、退場者が出る、というユベントス式八百長などが囁かれますが、あんな審判の目の前で、どついたらレッドカードを出さない方が不自然でしょう。  一人少なくなってからも、札幌は善戦をしていたのですが、やはり前線の人数不足は否めません。後半に人数が少ないのに前に出て、隙を突かれ、失点。それを最後まで守られてしまいました。  長いリーグの中で、こんな感じでゲームが崩れることは、一度や二度はありますが、それがあの低調な新潟相手だったことが、とってももったいない。ダビィの愚行がなければ、確実に引き分け以上が期待できただけに、本当にもったいない、と思います。


posted by hibari |00:42 | コメント(1) | トラックバック(0)

2008年04月21日

平均年齢から見えるもの

 平均身長を拾ったとき、ついでに平均年齢も拾いました。
 これは、J1とJ2ではさほど顕著な違いはありませんでした。それでもよく見ると興味深いことが見えてきます。

 まずは、もっとも年かさのチームは東京Vです。福西、服部とロートルが並んでいますからね。そして2位は岐阜。熊本と京都も年齢が高いですが、カテゴリーが違っても、昇格チームがベテラン選手の経験に頼ってリーグを戦おうとするクラブの方針が見えます。
 
 反対に若い方で目に付くのは、新潟と千葉。現在両チームとも下位に沈んでいますが、年齢から世代交代を進めている様子がうかがえます。世代交代は、少しずつ交代していけばいいんですが、チーム好調だとなかなか手が付けられず、のばしのばしにしていると、一挙に断行しなければならない状態になって、これに失敗すると降格に憂き目にあうようです。前の柏なんかがそうでしたよね。
 
 そしてセレッソや広島のように、降格するとベテランの高年俸選手が離脱し、クラブも2部の間に世代交代進めようとして、年齢が低くなるようです。例外は横浜FCですね。ここは、世代交代と言うことはあまり念頭がないみたいですね。
 
 一番下には横浜FMと鳥栖が並んでいます。両チームとも好調で、この両チームは世代交代に成功し、これからが楽しみなチームではないでしょうか。

 ちなみに全体の平均は 25.30歳で、札幌はちょうど平均となります。

	J1(1)	 東京V	26.84 	
	J2(1)	 FC岐阜	26.78 	
	J2(2)	 横浜FC	26.50 	
	J1(2)	大宮	26.47 	
	J1(3)	京都	26.43 	
	J2(3)	福岡	26.36 	
	J2(4)	熊本	26.21 	
	J1(4)	浦和	25.84 	
	J1(5)	 名古屋	25.64 	
	J2(5)	徳島	25.57 	
	J2(6)	仙台	25.53 	
	J1(6)	磐田	25.40 	
	J2(7)	湘南	25.38 	
	J1(7)	東京	25.35 	
	J1(8)	札幌	25.28 	
	J2(8)	愛媛	25.23 	
	J2(9)	甲府	25.21 	
	J2(10)	草津	25.20 	
	J1(9)	神戸	25.14 	
	J1(10)	鹿島	25.13 	
	J1(11)	川崎	25.00 	
	J1(12)	大分	24.96 	
	J1(13)	清水	24.94 	
	J1(14)	柏 	24.93 	
	J2(11)	広島	24.86 	
	J1(15)	 ガンバ	24.72 	
	J2(12)	山形	24.59 	
	J2(13)	 C大阪	24.44 	
	J2(14)	水戸	24.39 	
	J1(16)	千葉	24.38 	
	J1(17)	新潟	24.30 	
	J1(18)	横浜	24.06 	
	J2(15)	鳥栖	23.94 	

posted by hibari |02:09 | コンサドーレあれこれ | コメント(4) | トラックバック(1)

2008年04月20日

【第7節ヴィッセル神戸戦】半歩前進

 首の皮一枚で、勝ち点1と繋がった試合でしたね。
 中二日のアウェイ連戦で、負けなかっただけで良しとしますか。

 ラインを高く保ち、ゲームを均衡させるという札幌らしい展開は前半の半ばに少しあったぐらい。全体的には、神戸に圧されラインを下げさせられ、防戦一方。数点失ってもおかしくなかった試合でした。
 
 ゲームを支配されてしまったのは、連戦の疲れもあるのでしょう。それと、何度も言われていることだけど、やっぱりクライトンはボランチ。前に持ってくると、中盤でタメがつくれません。

 後半早々のダヴィのゴールは、すばらしいクライトンとのコンビネーションでしたが、その後はいよいよ防戦一方。監督も中盤にタメを作ろうとしたのか、西谷を入れましたが、まったく機能しませんでしたね。

 それでもデフェンスラインが体を張ってゴールを死守。J2だったら守りきれたんでしょうけれど、さすがにJ1。神戸の同点弾は、相手を誉めるべきゴールでしたが、考えてみれば、あのへんの距離からは開幕戦の新井場、川崎のチョンテセにも決められている。中盤が押し下げられて、ちょうどフリーキックでは入れ頃の距離が開いちゃうと、J1の技術だと決められてしまうんですね。

 そこから神戸は逆転を狙ってさらに前がかりになりましたが、これは明らかに攻守のバランスが崩れたもので、逆に美味しいカンターのチャンスが広がりました。しかしクライトンは、ボールがキープできるためか、逆に速攻に向かない、ということもも明らかになりました。

 相手ゴール前に広大なスペースがあるので、ワンタッチでゴール近くに転がしてやれば、ビックチャンスという場面で、ボールをキープして(たぶんダヴィを探しているんだろうけど)、相手に戻る時間を与えたり、また札幌の選手も簡単に前にはたけばいい場面で、クライトンを探して預けたりして、自ら速攻のチャンスを潰していました。

 決勝点よりも同点ねらいの時間潰しだったのかもしれませんが、時にはセンターラインから3秒でゴールに達する高速カウンターで決勝点という展開も覚えておきたいものです。

 この試合、ちょっと別な方にこぼれると3失点、4失点が十分にあり得ました。ナビスコで神戸は、主力を規定ギリギリまで落としてのぞみました。神戸にしてみると、3連敗の悪い流れを、ホームで、しかも最弱と言われる札幌に勝つことで止め、あわよくば大量点で上昇気流に返り咲くことを夢見ていたんでしょうね。

 それなのに勝ち点1を持って帰れたのはラッキーだったというべきか。ナビスコの千葉戦を完封し、守備陣が自信を得たのが大きかったのか。いずれしろ、半歩前進できたのはよかったと思います。

posted by hibari |00:50 | 試合の感想 | コメント(2) | トラックバック(0)

2008年04月19日

ミカエル・ラウドルップの思い出

 明日は、(というかもう今日ですけど)は、神戸戦ですね。

 Jのクラブは、どれも対戦相手であり、敵なんですが、親近感のようなものを持てるクラブとそうでないクラブは、どうしてもありますね。

 私の中では、神戸というクラブは、その親近感じゃない方のクラブです。どうしてかというと、たいした理由はないんですが、神戸は、札幌、仙台、福岡と同列の政令指定都市市民クラブで、同じように時に誕生し、同じような構造で、同じように累積赤字を抱えていたのに、一人だけ抜け駆けしやがって、という感情。

 インフォに“北海道出身のヴィッセルサポ”という粘着が昔いて、そいつが一人で印象を落としていたこと。

 やはり98年のJ1参入戦の記憶。このへんでしょうか。

 でも、98年の参入戦は、室蘭まで試合を見に行ったのに、まったく試合の記憶がないんですよね。それよりも帰りに立ち寄ったドライブインで、参入戦の試合の笛を吹いていた審判が、それまで朗らかに談笑していたのに、赤黒の私たちに見つかったところで、急に黙り込んでしまった、という記憶の方が残っています。

 個人的に、実は一番記憶に残っているのは、96年のJFL21節。アウェイ戦。行ったわけではないのに記憶に残っているのは、当時、道内のテレビ局はアウェイ戦なのに中継を入れたということでしょう。

 この試合は1-5で敗れ、たしか結成初年度のJ1昇格の夢が絶たれてしまった試合でした。私は、当時としては海外サッカーオタクだったので、この試合にミカエル・ラウドルップがいたことで強烈な印象があります。

 ラウドルップはデンマークの至宝と言われた名プレイヤーで、神戸の前はレアルにいたんです。そしてその前はバルサ。神戸の後はアヤックスです。バルサからレアルへと衝撃的な移籍をしたルイス・フィーゴが突然サガン鳥栖に入団するようなもの、と言えば、当時の衝撃が少しは伝わるでしょ。

 ラウドルップは、この年の後半に神戸に加入し、翌年神戸がJに昇格すると、「こんなレベルの低いところでやれか」といったとか、言わなかったとか。早々に帰国してしまいました。なので、テレビとはいえラウドルップが日本でプレイしていた姿をライブで見た、というのはそれなりに貴重な体験だと思います。またこの試合での木島さんの1点も妙に残っていますね。

 それはさておき、神戸に対しては大きく負け越しているので、何とか勝って、残留に弾みを付けてほしいですね。


posted by hibari |00:45 | コンサドーレあれこれ | コメント(3) | トラックバック(1)

2008年04月18日

正真正銘「平均身長日本一計画」の結果発表

 私、前のエントリーで、J1のチームしかカウントしていないのに、「平均身長日本一のチームはどこだ」とやってしまったんですね。半年前の私なら、J2を無視して何が日本一か!と、確実に怒っていたはずですよ。人間って(というか自分は)、すぐに堕落してしまうんですね。
 
 というわけで、J2も加えて、真の身長日本一のチームを発表します。これがね、結構、あからさまな結果なんですよ。ちょっとビックリしました。どうぞ。
 
	(J1)1 千葉  179.73 	
	(J1)2 川崎  179.70 	
	(J1)3 札幌  179.56 	
	(J1)4 東京V 179.42 	
	(J1)5 鹿島  179.10 	
	(J2)1 福岡  179.08 	
	(J2)2 愛媛FC 178.71 	
	(J1)6 浦和  178.55 	
	(J2)3 C大阪 178.48 	
	(J1)7 東京  178.42 	
	(J2)4 徳島  178.27 	
	(J1)8 清水  178.25 	
	(J1)9 新潟  178.19 	
	(J1)10 横浜  177.91 	
	(J1)11 ガンバ 177.83 	
	(J2)5 横浜FC 177.82 	
	(J1)12 大宮  177.75 	
	(J1)13 大分  177.75 	
	(J1)14 名古屋 177.52 	
	(J1)15 京都  177.47 	
	(J2)6 仙台  177.27 	
	(J1)16 柏  177.23 	
	(J2)7 広島  177.14 	
	(J2)8 岐阜  176.97 	
	(J2)9 甲府  176.82 	
	(J2)10 水戸 176.77 	
	(J2)11 湘南 176.44 	
	(J1)17 磐田 176.43 	
	(J2)12 山形 176.41 	
	(J2)13 熊本 176.33 	
	(J2)14 草津 176.23 	
	(J1)18 神戸 176.09 	
	(J2)15 鳥栖 175.35 	

 
 これを見てわかるとおり、福岡と愛媛は頑張っていますが、あきらかにJ2のほうが背が低いんですね。
 
 全体の平均でも
 
  J1 178.16   J2 177.21 
  
 と1cm近い差があります。80を超える背の高いのはクラスにも何人もいないのに、その中でプロになるほどサッカーのうまいのは、やっぱりJ1に行ってしまうんですね。
 よく言われるJ1とJ2の“個”の差が、こんなところにも表れています。
 
 また・・・ひょっとすると入れ替え戦で、鳥栖とあたる可能性が(結構大きく)あるじゃないですか。とすると、鳥栖と札幌とはかなりの身長差なのですね。
 
 シーズオフの時に、札幌はディフェンダーばかりの偏った補強と、サッカー誌などにたたかれましたが、そのおかげで、平均身長3位ですから、これは最後の最後で、案外重要な意味を持ってくるかもしれませんね。

posted by hibari |00:40 | コンサドーレあれこれ | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年04月16日

10万アクセス達成記念 平均身長日本一計画の結果発表!?

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10万アクセスを達成しました。
最近、さぼり気味だったので、ようやくの達成です。
アクセス数をあまり気にしないようにしていたのですが、やはりうれしいものです。

では、大台突破を記念しまして、

 「札幌平均身長日本一計画」の行方を発表しましょう。

 多くの180センチ台の選手を入れて、平均身長を大幅に伸ばした札幌は果たして、日本一背の高いチームになれたかどうか!

 ジャーン! これが2008年シーズン J1各チームの平均身長です。

1	千葉	  179.73 
2	川崎	  179.70 
3	札幌	  179.56 
4	東京V  179.42 
5	鹿島	  179.10 
6	浦和	  178.55 
7	東京 	178.42 
8	清水	  178.25 
9	新潟	  178.19 
10	横浜	  177.91 
11	ガンバ	177.83 
12	大宮	  177.75 
13	大分	  177.75 
14	名古屋	177.52 
15	京都	  177.47 
16	柏	  177.23 
17	磐田	  176.43 
18	神戸  	176.09 

※データはサンスポの選手名鑑掲載選手のデータを、私が平均しました。
 http://www.sanspo.com/soccer/jleague/2008/player/player.html


 日本一は、ジェフ市原・千葉、2位が川崎で、札幌は惜しくも3位でした。うーん、残念。

 今回は、全員の総平均なので、レギュラーのとか、DFだけのとか、やっていくとまた別な結果が現れるかもしれませんね。せっかく拾ったデータなので、しばらくこれで遊んでみます。

 おっと最後に、あいさつだ。

 どうも、みなさまありがとうございます。
 これからも、ボチボチとやっていきますので、
 おひまなときにでも、お立ち寄りください。

 よろしくお願い申し上げます。



posted by hibari |00:23 | コンサドーレあれこれ | コメント(8) | トラックバック(0)

2008年04月14日

【第6節ホーム磐田戦】08年サッポロスタイル

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   ジュビロにホームで快勝。リーグ戦2勝目を挙げました。  ダントツの最下位も言われていた札幌が6節目にしていわゆる両目が開きました。  ちなみに近年の降格チームで両目が開いたのは次の通り。  07年 横浜FC 11節(最終4勝18位)   甲府 7節(最終7勝17位) 広島 5節(最終8勝16位)  06年 京都 14節(最終4勝18位)   福岡 24節(最終5勝17位) C大阪 18節(最終6勝16位)  05年 神戸 12節(最終4勝18位) V東京 6節(最終6勝17位) 柏 8節(最終8勝16位)    残留できるか、どうかはまったく余談の許さないところですが、02年の時や、昨年の横浜FCのように、ダントツの最下位だけは、何とか避けられそうなふうじゃないでしょうか。06年の福岡なんて2勝目が24節ですからね。  ここまでを振り返ってみると、下記のことが言えると思います。 (A)コンパクトなスリーラインフォーメーションは、J1の中位までには機能する。  コンパクトにすることによって、自由にプレイするスペースを潰して、相手に窮屈な想いをさせるのが札幌のスタイルなんですね。開幕の鹿島や次の横浜などの強豪は、スペースを潰しても、狭いエリアでボールをコントロールする技術を持っていたから、崩されてしまいましたが、トップクラスよりもレベルが落ちるところだと、スペースを潰すとミスが出始め、札幌でもセカンドボールが奪えるようになります。 (B)制空権では負けない  札幌の高さは、特に今期の補強で磨きをかけましたが、J1チーム相手にも十分に勝負できます。   札幌 181.2cm 対 磐田 177.6cm これは試合終了時点での両チームの平均身長ですが、4センチ近い差があるのですね。この試合の制空権に関しては完全に札幌のものでした。これまでの試合で、高さで相手に遅れた試合はなく、高さに限ってはたとえJ1であっても相手に優越していると言っていいと思います。  そしてこの高さが、コンパクトなラインと相乗効果を生んでいるんですね。スペースがタイトになると足元へのパスよりも、蹴り上げてしまった方がセーフティですから、相手はつい蹴り上げてしまいます。それが札幌の高さに引っかかってしまうんですね。 (C)CDホットラインはJ1であっても脅威  しかし、コンパクトさや高さだけでは、善戦はできても勝利はできないんです。コンパクトにすると、セカンドボールを奪いやすくなりますが、マイボールをゴールに運ぶ道筋がないと、簡単に逆襲されてしまいます。  そこに抜群のキープ力を持つクライントンが加入したおかげで、奪ったセカンドボールを安心して預けることができるのですね。これが大きい。またダヴィの突破力もJ1に対しても十分な脅威になっていました。ダヴィがボールを持ってゴールに突進すると、あの磐田でさえエンドに逃げるのが精一杯でしたからね。セカンドボールを、クライトンが詰まっていたとしても、前線のダヴィに当てれば、相手に脅威を与えることができます。  磐田戦は上記のABCという要素が相関しながらJ1で戦う“札幌のサッカー”というものを表現できた試合だったと思います。  確かに個のレベルには如何ともし難い差がありますが、戦いのコンセプトを徹底させれば、ある程度、個のレベルを補えることができるのではないでしょうか。  戦術で、個の違いを4段ぐらい救ってくれると、残留なんですがね。


posted by hibari |01:10 | コメント(3) | トラックバック(0)

2008年04月12日

明暗

meian
対ジュビロ 初勝利。 これで(今期J2昇格2チームを除く)すべてのJチームに勝利。 なかでも、ジュビロは前にJ1にいたときに、 ボロボロにされたので、いつかは勝ちたい、と思っていました。 うなだれるる磐田の選手と、喜びの札幌の選手のツーショットです。 後で観戦記などを。


posted by hibari |22:41 | 写真館 | コメント(3) | トラックバック(0)

2008年04月04日

北海道チャンピオンズスーパーリーグ開幕

期待のノナト、
開幕戦で2ゴール。決勝点の大活躍。

 で、俄然、全世界サッカーファンの注目を集めている北海道チャンピオンズスーパーリーグの話です。

 昨年行われていたDOナイターリーグがヴァージョンアップしたもので、若手に実戦の機会がほしい札幌と、各年代で強化の場がほしい道協会とのジョイントで生まれました。

 昨日行われた開幕戦は、札幌のユースとトップで、一人少ないハンディ戦になるのかな、そうならば公式試合ではないわな、と思っていたら、やっぱりハンディ戦でしたね。でも、フルメンバーだから真剣勝負かというとそうでもなく、これだけ実力差があると、ハンディがあった方が真剣になるのかも知れませんね。

 さて北海道チャンピオンズスーパーリーグの参加チームは次の通り。

コンサドーレ札幌(2007年J2優勝)
ノルブリッツ北海道FC(2007年北海道リーグ優勝)
札幌ウインズFC(2007年北海道リーグ2位)
札幌大学(2007年北海道学生リーグ優勝)
道都大学(2007年北海道学生リーグ2位)
札幌ユース(2007年プリンスリーグ北海道優勝)
室蘭大谷高(2007年プリンスリーグ北海道2位)

札幌のトップは別格として、他がどんな順位になるのか、と思うと結構、悩みますよ。
北海道の社会人チームではダントツの実力を誇るノルブリッツですが、他の社会人チームがあまりにレベルが低いので、大人だから上位ということでもないですね。同じオープンの天皇杯でも代表になれていませんからね。

かといって、大学が確実に強いということでもないですし、案外、一人少ないとはいえ、コンサのトップと互角の試合をした札幌ユースが2位。開幕戦でも得点した古田君は、トップデビューもあり得る、すごい逸材らしいですよ。

道内の大学では札大と道都が2強で、ここはノルブリッツよりも上と見ます。近年は札大の優位が続いているので、3位は札大。続いて社会人の意地を見せて4位がノルブリッツ。5位に道都が来て、6位は宮澤君のいない室蘭大谷。そして最下位がウィンズ。このへんになると草サッカーの範疇なので、ひょっとすると1勝も出来ない、かも知れません。

1 コンサドーレ札幌トップ
2 コンサドーレ札幌ユース
3 札大
4 ノルブリッツ北海道
5 道都
6 室蘭大谷
7 札幌ウインズ

と予想するんですけど。どうでしょうか。

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2008年04月02日

【第4節川崎フロンターレ戦】ダヴィ、帰ってきて!

GK曽田
 まぁ、あれだ。  負けてもいい試合なんてないし、プロである以上結果が全てなんだし、勝つという強い気持ちがどんなときにも必要だって事はわかってますよ。でも、まぁ、今日は、選手紹介を見て、これは勝てないわ、と正直に思ってしまいました。  フッキの電撃移籍後の最初の試合。しかも、相手はナビスコでふがいなく負けた昇格チーム。代表選手も戻ってきて、絶対に負けるわけにはいかない川崎と、前節に初の白星を挙げ、どこかほわんとした札幌。しかも、あろうことか、ダヴィがいません。(本当にどうしたんでしょうか)  開始早々の鄭のゴール。開幕戦の新井場のゴールと同じようなものでしたが、J2の時には、あんなシュートは無かったし、あったとしても入りません。確かに、チェックだとか、マークだとか、いろんなことで防げた失点なのかも知れませんが、あれは、入れた選手を誉めるべきですね。敵ながら執念を感じました。  それからは、川崎がしっかり守って、札幌が前に出てきたところでカウンターを食らわせるという展開。川崎というチームは、カンターの鋭さ、早さで、今の強豪という地位を築いてきたのでしょうね。後半4分の川崎の2点目も、開始早々に同点を狙って前に出た札幌の隙を突いた、まさに電光石火のカウンターでした。あんな切れ味のカウンターも去年にはありません。  その2点を除くと、札幌の組織的守備は機能していたと思いますよ。鹿島の時のような一方的な展開ではありませんでした。最終ラインの高さは勝っていました。特にルーキーの柴田は本当によかった。曽田さんも落ちついていました。セカンドボールも拾えていたし、川崎の攻撃を2点に留めたのは十分に評価できると思います。  しかし、ダヴィの存在がこんなにも大きかったとは思いませんでした。クライトンは相変わらずの鬼キープで、札幌と川崎にステージの違いがあったように、クライトンと、川崎の選手をも含めたすべての日本人選手との間に大きな違いがありました。ブラジリアンはすごいわ。  クライトンは川崎の選手に囲まれても、強いし、うまいし、ボールを失わないのですが、ダヴィがいないことで、クライトンのボールの出しどころがないんです。試合が進ごとにすべての札幌のマイボールはすべてクライントンに集まるようになりました。しかし、そこからがどうしようもない。クライトンにボールを預けたがる選手はたくさんいても、クライトンからボールをもらいたがる選手がいないんです。  今日のツートップの中山も石井も、軸となるフォワードがいて、そのサポートとして生きるタイプで、サポート役が二人そろっても何も出来ないという感じでした。 特にJ1初試合となる石井には、明らかに戸惑いがあったようで、何もできないまま時間が過ぎました。いわゆるほろ苦いデビューというヤツですね。  後半、中山がさがって、クライトンがFWになりましたが、今度はクライトンに出す選手がいないんですね。それでクラインはさがってボールをもらいに行き、もらうと鬼キープでいいんですが、やはりクライトンからのボールの受け手がいない。川崎は2点リードの余裕があったためか、結構、セカンドボールを奪えたんですが、ゴールの臭いのしない展開が続きました。  ぜんぜん勝てるというか、得点が入りそうな気がしないけれど、それでも、まぁ曽田さんのゴールキーパーという面白いものを見れたから、まぁいいか、というところでした。まぁ、スポ根漫画的には怒られるかも知れないけれど、別にこちとら優勝を目指しているわけじゃないしさ、こんな試合もあるよ。今日の試合は早々に忘れちゃいましょう。。。という試合でした。  それにしても、こんな状況なのに、ベンチにも呼ばれないノナトは・・・


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