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2008年04月29日

マリーシアまたはダビィの退場について

新潟戦のダビィの退場はお粗末でした。
相手の挑発に乗って、しかも頭を出したつもりが、相手の巧妙な?対応で、結果として頭づきとなり、それが審判の目の前と来れば、申し開きはできないでしょうね。
2試合の出場停止でよしとすべきでしょうか。

でも、ブラジルの選手が皆「マリーシア」を身につけている訳ではないことを知りました。

「マリーシア=狡賢さ」とかと云う意味のようですが、ダビィは相手の術中にはまった、つまり相手の「マリーシア」に負けたということでしょうか?

個人的には、今回のことでダビィが好きになりました(結構「純」?)が、長いJ1を戦う上で相手との駆け引きをもっと身につけてほしいと云うのが本音です。

以前、イタリア・セリエAのジュベニールの練習風景をTVで見たとき、コーチが相手を背負ってボールをキープする場面で、「もっと手を挙げろ! 肘を挙げろ!」と怒鳴っていたのを見て驚いたことを思い出します。

腕または肘を挙げることで相手にボールをとりづらくさせることが目的のようですが、日本じゃ、まぁ教えないですよね。

ジュベニールって、U12くらいですか? ガキにそんなことを教えるのかと驚いた記憶があります。

確かにそうした「ズルさ」って、私も高校時代に経験(した側)ありますが、周りの評価は・・・。

審判が私の左側、私は右側にドリブルする相手選手と併走。
私がしたことは、相手選手の左手を右手で握り締め、手と手をつないで走り、シュートしようとした瞬間、相手の左手を引っ張りました。もちろん手に手をとって走っている訳ですから、私の反則は審判には分からなかったと思います。
当然、相手は体勢をくずし、ミスキック。
当時、自分ではしてやったりという気分でしたが、味方選手たちの反応は・・・。
それ以来、そんな「悪いこと」はしていません(笑)。
それが日本のサッカー、日本人の精神性かなぁと思います。いいか、悪いかは別にして。

ダビィが逆で「安心?」しました(笑)。

posted by akoakuts |01:07 | 選手 | コメント(0) | トラックバック(1)