コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2024年05月24日

札幌vs鹿島 斉藤宏則さんの「見どころ」 

Jリーグ公式HPに掲載されています。

    「見どころ」タイトル  「相反する直近2戦。今節は“白”と“黒”どちらがつくか」


コピーしました。


5月最後の土日に開催されるこの明治安田J1第16節。札幌ドームでは現在勝点11で19位の札幌が、勝点29で3位の鹿島と対戦する。

札幌は前節、アウェイで柏と対戦して1-2で敗戦。堅く守りながらカウンターを狙ってくる相手に対して、序盤からボール保持をしながらジワリジワリと押し込もうとしていく展開が続いた中で、20分にCKから先制点を奪われてしまう。しかし、後半立ち上がりに鋭い嗅覚を発揮した駒井 善成がこぼれ球を蹴り込んで同点とすると、そこからは再びボールを動かしながら積極的に仕掛け続けた。だが、攻め疲れもあったのか、終了間際にスキを突かれて仕留められ、痛恨の敗戦を喫してしまった。

痛い敗戦だった。ホームで行われた前々節・磐田戦で7試合ぶりの白星を得ていただけに、それをどのようにしてつなげていくかがカギだった。アウェイゲームだったこともあり、最低でも引き分けで勝点を積み続けることができればというところだったが、非常に悔しい結果となってしまった。ここからまた巻き返したい。

一方、北海道に乗り込む鹿島の前節は、ホームで神戸を相手に1-0で勝利。どちらも序盤から高い強度でプレーを繰り出し合い、局面ごとの激しさはありながらも、試合全体としてはジリジリとした攻防となっていった中で、81分だった。鈴木 優磨が鋭いパスで相手の背後を突くと、走り込んだ名古 新太郎がシュートを放つ。これはGK前川 黛也に防がれるが、こぼれ球を右サイドから駆け上がった濃野 公人が押し込んだ。この1点を守り切り、前年王者に対して見事な勝利を奪ってみせた。この勝利によって、鹿島は6戦無敗に。順位は3位のままだが、勝点で2位に降下した神戸と並んだ。

チームの上昇を支えているのは、やはりプレー強度だろう。どの選手も球際でしっかりと戦い、特に守備の場面において自陣ゴール前での強度はより高く、相手に自由な時間とスペースをほとんど与えない。攻撃に転じた際にも1本のスルーパスに対して複数人が一気に反応して攻め切るダイナミックさなどからは、好調ぶりが感じ取れる。

さて、そんなチーム同士の対戦だが、上記の内容を踏まえてしまうとアウェイながらも3位の鹿島が優位に思えるだろうが、絶対的にそうした試合展開になるとは言い切れない。札幌はなかなか順位を上げられずにはいるが、ボールを持てる展開になればうまく相手陣の奥まで進入できるようになってきており、1つきっかけがあれば勢いづく可能性はある。鹿島が構える展開に持ち込むことができれば、特徴は出せるはずだ。

また、どちらも22日にJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド3回戦をアウェイで戦っており、そこから中2日での一戦。ルヴァンカップでスタメン総入れ替えを行った札幌に対し、鹿島は約半数の主軸がスタートから出場しており、そうした中で札幌は長野に勝利し、鹿島は町田に敗戦。こうしたマネジメント面の違いやカップ戦の結果がどのように試合に影響するのか。そうした部分にも興味を向けながら、試合開始を心待ちにしたい。

posted by ベル |17:22 | コンサドーレ | コメント(0) |

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