コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2024年05月05日

札幌vsFC東京 斉藤宏則さんの「見どころ」 

Jリーグ公式HPに掲載されています。


    「見どころ」タイトル  「5戦無敗の札幌。今節は勝ち切れるか」


コピーしました。

5月2週目に開催される明治安田J1第12節。札幌ドームでは勝点8で19位の札幌が勝点18で6位のFC東京と対戦する。

札幌は前節、アウェイでC大阪と対戦して1-1のドロー。浅野 雄也が鋭い飛び出しから持ち味であるシュート精度の高さを発揮し、27分に先制点を奪うと、首位に立っていた相手に対しても臆することなく攻守を展開して好パフォーマンスを見せていた。後半は暑さの影響や、相手が選手交代をして圧力を掛けてきたこともあり、PKを献上してしまい失点。先制点を得ての引き分けだけに悔しさもあっただろうが、上位相手にアウェイで勝点1を積めた結果は悪くないはずだ。

この結果により、札幌は5戦無敗に。3点差を追いつかれて引き分けとなった前々節・湘南戦も含め、先制しながらもドローとなってしまっている試合が目立つが、それでもやはり勝点を獲得し続けている状況はポジティブに捉えていい。5連敗だった時期の不調をしっかりと抜け出した。そのように評したい。

一方、5月の北海道へと乗り込むFC東京の前節は、ホームで京都と対戦して2-1で快勝。開始早々にバングーナガンデ 佳史扶が幸先よく先制点を挙げると、21分にはディエゴ オリヴェイラが追加点をゲット。後半は2点を追う京都が積極的な選手交代を仕掛け、それに押される時間帯もあったものの、全体的にはうまく試合を進めることができていた。終盤に1点を返されたが、しっかりと勝ち切った印象だ。

この結果により、FC東京は2連勝。4月は5試合中4試合で複数得点を挙げた中で、5月最初の試合となった前節でも2得点。ピーター クラモフスキー監督が志向する攻撃的なスタイルを安定して発揮できるようになってきた証とも評せるかもしれない。負傷で離脱していたディエゴ オリヴェイラが復帰後2戦連発中なことに加えて、俵積田 晃太や安斎 颯馬ら若いアタッカー陣も自信を持ってプレーができている模様。気温が高い中でも運動量を保てる白井 康介の活躍も大きい様子だ。

さて、そんなチーム同士の対戦だが、札幌はここ最近粘り強い守備をベースに勝点を獲得し続けており、FC東京は攻撃に転じた際に複数の選手が一気に前線へ飛び込んでいく。それを踏まえて焦点となるのは、札幌のタイトな守備とFC東京のスピード感あふれる攻撃のぶつかり合いだ。もちろん、札幌も攻撃力はしっかりと備えており、状況に応じては攻め合いを仕掛けることもできる。時間帯やスコアの推移によって試合の様相は大きく変化するであろう。そうした部分も注視したい。

ともに前節から中2日。コンディション面を考慮したメンバー選考も勝敗を分けるカギとなり得るため、試合前のメンバー発表の時点から目が離せない一戦となりそうだ。

posted by ベル |11:19 | コンサドーレ | コメント(0) |

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