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2008年06月18日

気質

気質研究のピークはとっくにすぎたけれど、気質という概念で捉えることのできる子どもの姿というのは確かにある気がする。最近気質研究について調べたばかりなので、特にそういう目でyouを見てしまう。

tomoは、有名なトマス&チェスの気質カテゴリでいえばディフィカルトな子どもに近い。刺激に過敏だし(特に音)おっぱいも飲むのが下手だった。睡眠と覚醒のスイッチもうまくいかない。こっちも最初の子どもでどう扱ったらよいかわからないことが多かったから、なんでも二人で練習した気がする。

youの場合は、最初からおっぱいの飲み方も上手で、よく寝て、排泄も定期的で、たぶんイージーな子どもの部類に入るだろう。

でもイージーかディフィカルトかなんて分けたところで、それだけでは大した意味はない。そしてこれが気質研究がすたれていった原因のひとつかもしれないなどとも思うのだけれど、気質はあくまで子どもの側の初期値、デフォルト値にすぎなくて、そこからどんな親子関係がつくられるのか、とか、どんな性格の子どもに育つのか、なんていうことは気質だけからは予測はつかないのだ。だからたぶん気質だけを調べていてもおもしろくないのだと思う。
ディフィカルトな子どもが育てにくいとも限らないし(実際、親の実感としてはtomoは育てやすい子どもなのだ)。

ただし、子どもの気質を見極めてそれに適応していくのは、親としては必要かもしれない。




今、病院に看護科の学生さんが実習に入っていて、授乳を見せてくださいというので見せてあげたら「わぁ、飲んでる!」と感動していた。学生ってかわいいなぁ。

tom



posted by mou3 |12:33 | 子ども | コメント(3) |