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2007年05月20日

世代から考える

東浩紀・北田暁大「東京から考える:格差・郊外・ナショナリズム」NHK Books 1074 読了。
同世代の人間が書いたものはいろいろな意味でおもしろい。
何歳のときにどんな出来事に出会うか、ということが人格形成における大きなファクターであることを改めて感じる。
我が家では世代間の違いについて話題になることが度々ある。世代で切るのはおもしろいしわかりやすいのだけれど、それは現象の説明にはなっていないのだよなぁと自省していた。しかし本書に『日本では社会的対立の軸は「世代」くらいしか機能していない』とあり、世代論についてもう少し肯定的に捉えてもいいのかもしれないと思った。

それにしても前の投稿から1カ月も開いてしまった。
楽しみにしていた連休も今となってははるか昔の出来事だ。
この1カ月ブログを書く余裕もなかったはずなのだが、研究がいっこうに進んでいないのはどういうことか。やれやれ。

おしごと



posted by mou3 |00:27 | 雑感 | コメント(0) |