I BELIEVE…一喜一憂

受け入れ側の体制不備が問われていますが…
問題は受け入れる側だけものではありません。

諸事情（妊婦側に）があるにすれ、検診を一回も受けていない妊婦を救急で受け入れる事に伴うリスクについて理解が足りない気がします。
（救急車で駆け込み出産をする事に。）
かかりつけがあれば陣痛が起きた時だけではなく、突然の何かのトラブルが起きた時など（早産や流産など）でも、その病院に例外なく運ばれ出産＆治療が受ける事が出来るでしょう。
その病院で対応が出来ない重篤な状況の場合は主治医が他の病院をきちんと探して転院の手続きをしてくれるでしょう。
たとえベットが満床であってもそれはそれで何とかなるのもです。

そのかかりつけの病院がない場合がいわゆる「たらい回し」状況に陥ります。
要請された救急車の救急隊がホットラインを使って病院を探す事になります。
そんな場合に受け入れてくれる病院が見つからないと言う事には、大きな問題が浮かび上がります。

妊婦の情報がない状態（何ヶ月？？赤ちゃんは正常に育っているの？？）でリスク（救急車を呼ぶ状況）を負った患者を受け入れる側は、その妊婦＆生まれてくる新しい生命に対しての責任全て受け入れる覚悟がいると言う事。

何かがあればすぐに訴訟となる昨今の医療現場
無事生まれて当たり前…
たとえ低体重児あっても「生命が守られる」事が当たり前…のご時世。
（ましてそういう検診も受けない妊婦に限って自分の赤ちゃんは「大丈夫」と思っている非常識状態が多い）
今の医療では誕生時の体重が５００gでも育つくらい医療の高度は上がっています。
が…しかし、
そういう本当の意味で「緊急」を要する患者を受け入れられない状況に陥らせている存在が検診を受けていない妊婦の存在です。
必要な患者に必要な治療を…ではないですが、必要ではない患者も運ばれてくる現状です。
言葉が悪いですね…
普通に妊婦検診を受けて妊娠期間を過ごし、臨月になって自然に陣痛がきて自然に分娩が出来る状況であるにかかわらず…
検診を受けていないと言う非常識状態で救急車を呼ぶ。
救急車で救急病院に運ばれる。
本当に緊急の妊婦さんが受け入れられなくなる…。
という悪循環。

運ばれてくる妊婦に優劣を付けるシステムはありません。
優先順位もありません。

最悪な例で言わせてもらえば…
あら、子供は出来ちゃった、でも、お金ないし…検診？めんどくさい…。
なんだかおなかが張ってきた、生まれそうになってきた、でも家に救急車呼ぶのはまずい…と公園に行く。
周りに子供を遊ばせている母親につぶやく「生まれそうなんです、救急車呼んでください…」
救急車で緊急受け入れOK の病院に運ばれ無事出産。
３日後…母親失踪。
生まれた赤ちゃんはは順調に育成。
そして母親がいない赤ちゃんは乳児施設へ…
後日、探しあ当てた母親は今回２度目の確信犯。
…というような現実がままあるのが今の現状なのです。

同じ母親としてとても考えられない、許せない事が日常起きているのです。
世の中何か狂っていませんか？？？？？？


風邪を引いてます。
具合悪いです…でもこんな状況でないと気分が悪くてエントリー出来ない内容でした。
でも…思いっきりバッシングしたい自分もいた。
上の子はそんな緊急受け入れOKの病院で助産師をしている。
非常識な妊婦を横目に「信じられない～」を連発しながら…。