コンサドーレ札幌オフィシャルブログ

2007年08月20日

PET

「陽電子放射断層撮影」という意味で、ポジトロン・エミッション・トモグラフィー(Positron Emission Tomography)の略です。
がんは、実際に腫瘍(できもの)ができたり、体に変化が起きてから見つかることが多く、がん細胞の成長がある程度進んでからでないと発見できませんでした。
しかし、がん細胞自身が光って自分の位置を知ら せる…「がん細胞に目印をつける」というのがPET検査の特徴です。
PET検査は、がん細胞が正常細胞に比べて3~8倍のブドウ糖を取り込む、という性質を利用します。ブドウ糖に似た物質に目印をつけて(FDG)体内に注射し、しばらくしてから全身をPETで撮影します。するとFDGが多く集まるところがわかり、がんを発見する手がかりとなります。
従来のレントゲン(X線)やCT、MRIなどの検査は形からがんを見つけますが、PETはこのよう細胞の性質を調べてがんを探しだします。
20070820-00.gif



先日の静岡での「IC」の話です。

横行結腸に出来た腫瘍で盲腸あたりが穿孔して腹膜炎を起こし、緊急手術をした。
取った腫瘍を査に出したところ、粘膜層には悪性は見られず…漿膜下に癌の細胞が出たとの事。
(低分化腺癌)
明らかに消化器官からの転移性の癌細胞である事。
それであれこれ検査をしても『原発』がどこかわからない事。
なので再度検査をしてみる事。
で…それでも何も出てこなかったら、最終的に「PET」をしてみるという事。

徹底的に調べて…きちっと結果を出して必要な治療をしてもらうのが最善なのですが…
どうしても気になってしまった先生の言葉…
もちろん今の時代本人に対しても『IC』が当たり前なのはわかっていますが…
やたらと『癌です』『どこかに癌があるんです』
『どこかから癌が転移して来たんです』と…連発。
わかっていても…目の前で「癌、癌」いわれている本人の気持ちをもっと考えて欲しかったです。


次が大事のお返事です。



posted by さーや |21:55 | 日常 | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:PET

今日、CTと血液検査の結果を聞きに病院に行って来ました。PET検査って聞いたことありますが、私の場合は必要ないのかやったことないです。でも、造影剤を注射して写ったCTの画像見ても、癌がどこなのかさっぱりわからないんですよね~。 ちなみにどこかに癌があるとか言われたら、すぐにセカンドオピニオンの準備をしちゃいますね。

posted by なかさん| 2007-08-20 22:30

Re:PET

なかさん>定期検診してきたのですか??経過は良好ですか?

もちろんセカンドオピニオンも考えています。
如何せん近くにいない分…色々と問題が…
とりあえず今週末に再度検査をするのでその結果を待ってみようと思っています。

posted by さーや| 2007-08-21 21:44

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