カレンダー
プロフィール
性別:男 年齢:30歳代半ば 出身:兵庫県西宮市甲子園 現住地:北海道札幌市 サッカー歴:素人。たまにフットサルをやる程度 ポジション:アウェイ側B自由席 2007/12:加齢に伴い年齢を実態に即した形に書き換えました
最新のエントリー
月別アーカイブ
リンク集
コメント
検索
2008年07月14日
北京オリンピックの代表が発表になりました。
まずOAの選手が入らなかったことについて。 正直OAを使えなかったことの影響は大きいと思います。前回は小野伸二で失敗してはいますが、苦しい局面でのリーダーシップという点ではOAの選手を入れておいた方がプラスになる。ましてやそれが以前にオリンピックを経験した選手ならなおさら。 ネット上では擁護の意見が多いみたいですが、神戸のフロントは非常に悪しき前例を作ってしまいました。欧州のクラブが「A代表と違って招集に応じる義務はないから」と言うのとはわけが違う。日本のような四流国にとってオリンピックは若い世代の貴重な経験の場です。ここでどれだけの経験を積めるか、たった数試合ですが、得るものは非常に大きい。リーグでプレーできている選手を出し惜しみして、日本サッカーにとって重要なチームの構成に支障を来した罪は重い。 次に選出されたメンバーについて。 こうやって並べてみると18人というのは厳しいチーム編成ですね。CBもできる細貝、中盤としても使える岡崎と、複数のポジションをこなせる選手を選んでいるあたりに苦労のあとが偲ばれます。柏木が落ちてしまったのは残念でしたが、マルチな選手かという点を考えると仕方のないことかも知れません。 セットプレーにあまり強さを感じない点も気がかりです。直接狙うという点では水野の右足を失ったのは痛いですし、高さという点では青山(直)がいないのもマイナス。札幌ばっかり見ているからかも知れませんが、力で劣るチームにとってセットプレーは数少ないチャンス。本田(圭)の悪魔の左足に期待。 まずはこのメンバーで、オーストラリア・アルゼンチン相手にどこまでやれるか。来週が楽しみです。調整気分で来る相手にガツガツ行って欲しい。
2008年06月27日
W杯アジア最終予選の抽選会が行われ、このような組み合わせとなりました。 グループA:オーストラリア・日本・バフライン・ウズベキスタン・カタール グループB:韓国・イラン・サウジアラビア・北朝鮮・UAE 厳しいですね、グループBは。3位以内は大丈夫でしょうが、2抜けできるんでしょうか、韓国は。 さて、日本はどちらかというと楽な方のグループに入りました。スケジュールはこちら。(引用元:J'sGOAL) ■マッチスケジュール()内は日本の対戦カード マッチデー1:2008年9月6日 (バーレーンvs日本 @バーレーン) マッチデー2:2008年9月10日 (試合予定なし) マッチデー3:2008年10月15日 (日本vsウズベキスタン @日本) マッチデー4:2008年11月19日 (カタールvs日本 @カタール) マッチデー5:2009年2月11日 (日本vsオーストラリア @日本) マッチデー6:2009年3月28日 (日本vsバーレーン @日本) マッチデー7:2009年4月1日 (試合予定なし) マッチデー8:20009年6月6日 (ウズベキスタンvs日本 @ウズベキスタン) マッチデー9:2009年6月10日 (日本vsカタール @日本) マッチデー10:2009年6月17日 (オーストラリアvs日本 @オーストラリア) ポッド2に入ったことで第2節の試合がなくなり、9月に連戦を戦わずに済んだことはプラス材料。国内リーグ開幕前後の時期である2・3月にホームで二つやれるというのも好材料ではないでしょうか。 そのかわりに8~10節がアウェイ・ホーム・アウェイの連戦。最後をアウェイで、しかもオーストラリアと、というのがどう出るか。また酷暑の中東アウェイがあるというのもイヤです。 何にせよ、チームがあの状況では心許ない。7月にも合宿が行われるようですから、しっかりとチーム作りを進めてもらいたい。
2008年06月22日
片付けしたり仕事したりしながらの観戦でしたが、今後に大きな不安を残す一戦、という印象です。 何としても勝ちたい、と監督や複数の選手が言っていたのは何だったのでしょうか。点を取らなければ勝てない、シュートを打たなければ点を取れない。ここがスッポリ抜け落ちている。ましてや今日は雨だったわけですから、細かいパスワークよりも遠目からのシュートを多用した方が得点の可能性は上がったのではないでしょうか。開始早々の中村(俊)のPK失敗やバーを叩いた遠藤のシュートなどアンラッキーな面はあったものの、「ここで枠に飛ばせれば」という場面も数多くありました。 自陣にベッタリ引いた相手を崩す工夫は最終予選でこそ必要とされるもの。心配です。 守備に関しては、若い両SBはまだまだこれからという感じです。攻撃面では持ち味を出した彼らですが、縦へ突破される場面がいくつか。中盤の選手と連係をとって守れれば良いんですが。鈴木が入るとその辺は上手く行きそうですが、今のところこの構成(攻撃的な選手を二人真ん中に並べる)で勝っているので、岡田はいじらないでしょう。 最大の懸念は、危なっかしい試合運びの末ロスタイムにようやっと得点したにもかかわらず「あと数分あるからも一回良い形作れ!」と流れを真っ向無視したコメントを吐いたセルジオ越後と彼を擁するテレ朝。代表同様こちらも最終予選(地上波独占放送)に向けてテコ入れが必要なようです。堀池を放送ブースに座らせてくれ頼むから。
2008年06月14日
内容は度外視、結果だけが必要な状況で、ベストの結果を出したと思います。 立ち上がりから激しいプレッシャーをかけて相手にまともにボールを持たせず、高さを活かしたセットプレーから得点と、前半は理想的な展開でした。取られた後の切り替えが非常に早かったこと、必ずしも良いとは言えないピッチコンディションの中で各選手がしっかりボールキープできたことが大きかったのではないでしょうか。 後半、スタミナ切れを起こしタイに攻め込まれましたが、前半の飛ばしっぷりを考えるとこれは仕方ない。スタメンは最後までよく頑張ったと思います。交代選手が中村(憲)以外は効果的な働きができなかったことを考えると、余計に褒めてあげたい、スタメンを。 このあと行われるバフライン-オマーン戦の結果次第で最終予選進出が決まる状況になりました。できれば最終戦を待たずに決めて、コンディションの悪い選手は使わないで済むという展開になって欲しい。多分そんなことはしないでしょうが、前で狙いすぎて危ない場面を作っている田中(マ)以外のCBを試して欲しいんですが。
2008年06月06日
ふざけた開始時間で行われる明日のアウェイ・オマーン戦。おかげで選手は酷暑の中で戦わなくてはなりません。相手とて条件は同じなので、このことを何かの言い訳にすることはもちろんできないわけですが、それでもあまりに過酷な環境での試合は選手の体に多大な負担を強いることになる。試合中の選手の急死は毎年のように起こっています。ただでさえキツイスポーツなのですから、選手を守ることを協会はじめ関係者は最優先に考えてもらいたい。 さて、試合です。直前になっての監督解任など、オマーンはあとがない状況に追い込まれています。そういう相手は先手を打ってしまうとますます焦るもの。ヘンに守りに入ったりするのではなく、先制点を狙って欲しい。前回の対戦の感じでは守備に組織性はあまりないので、自分たちが運動量を落としさえしなければボールは動かせるでしょう。 代表選手の体よりもEUROの生放送を優先したTBSの判断のためふざけた開始時間で行われる大事な試合。ここで勝ち点3を取れればグッと楽になる。これ以上の怪我人が出ないように気をつけながら、ベストの戦果を挙げて帰ってきてもらいたいものです。
2008年06月02日
まずは上々の結果だったと思います。相手の状態が悪かったことを考えるともう少し点を取っておきたかったところですが。 オマーンのプレスの掛かりが緩い前半から日本がボールを支配。オマーンは守備的といっても引くだけで組織的な守備は見られず。好き勝手にボールに行くために次々とかわされて突破を許すばかり。そうしてサイドに寄せられたところにサイドチェンジを入れられてピンチに、というパターン。岡田が就任時に言っていた「接近・展開・連続」が遂行できていたと思います。っていうか今頃になってやっと出来るようになったってのはそれはそれで大問題だと思いますが。 詰まったら裏に蹴ってみるというのも功を奏したと思います。慎重に進めねばならない予選ではこうした選択も必要でしょう。今日は前線が速い選手だったので結果的にDFラインの裏をつくことになり、かなり効果があったと思います。 試合運びの面では、やはり最初にも書いたとおりにもう少し得点が欲しかった。厳しい相手に3-0からスローダウンしてコントロールに入るのならいざ知らず、これだけ出来の悪い相手に落とすことはなかったのでは。ただ、これからの連戦、ケガを抱えている選手が何人かいることを考えると、これもありだったかなとも思いますが。 とりあえず求められた結果は出しました。新しく入った選手がフィットする時間も取れて、これでチームは落ち着くのではないでしょうか。次は暑いマスカットでのアウェイゲームですが、消極的になることなく勝ち点3を狙って欲しいと思います。
2008年06月01日
長らくのご無沙汰でした。5月は野暮用で重要な任務が続き、ちょっと余裕がなかったので更新をストップしていました。その間もカウンタは細々と回っていたようで、時々覗きに来てくださった方には申し訳なく思っています。幸いというか何というか重要な任務も5月末でいろんな意味で終わったので、ぼちぼち再開したいと思います。 さて、明日はオマーン戦です。件の事情から代表の試合もまともに見られていないのにプレビューもあったモンじゃありませんが、練習で完全非公開が続いているという報道を見ると、チームは相当ピリピリしているのではないでしょうか。これが良い方向に向かえば問題ないのですが、マイナスに働いてヘンな焦りを生んでしまう気がしてなりません。 試合展開も「攻めるんだけれど最後の所までいけない」というものになる可能性が高い。中盤の人数が多くなりそうですが、底の二人は「バランスを崩さずなおかつリスクを冒して行くべきところは行く」という難しいタスクが要求されます。プレー機会が少なくなるであろうGKにとっても難しいゲームになりそうです。焦らず、集中を切らさず、粘り強く先制点を取りに行って欲しいと思います。 札幌ももちろんですが代表もひとつよろしく。何だかんだいって彼らは日本サッカーの一つのシンボルなのですから、予選の大事な時期、間違ってもEUROの方が俄然盛り上がっているなんてことのないように願っています。
2008年03月28日
あんな相手ではあんまりテストにならない。以下、雑感。 【ざるの間を通るパス】 アンゴラは前日来日のためコンディションは最悪。前半からチームとしての守備はほとんどなし。ノープレッシャーのなかでボールを回せた日本がゲームを支配。しかし、ここというところでのスピードアップや仕掛けにまだまだ物足りないところがあり、支配率の割にはチャンスが少ない展開でした。後半もずいぶんのんびりとビルドアップをやる場面が多かったですが、本番ではああいう展開にはならないでしょう。 【「間合い」の問題】 組織としてはなっていなかったアンゴラも、一対一の局面では強さを発揮。普通なら取られないような距離に足が伸びてきたり、失点の場面は縦にドリブルに入るスピード(走る速さというよりも一歩目の踏み出し)に対応が混乱したように見えました。こういうのは日本にいてはなかなかできない貴重な経験だったと思います。もっとも昨日ピッチに立った選手のうち何人が本番に残るかわかりませんが。 優也は残念でした。高木も帰ってきて厳しい状況になりますが、これからもリーグ戦でアピールできるよう頑張ってもらいたい
2008年03月27日
一日遅れですが、昨日のW杯3次予選です。まんまと嵌められやがって。以下、雑感。 【局地戦とロングボールという愚策】 日本はこれまでの4バックと異なり3バック。中央に中澤という何とも落ち着きの悪い布陣。2トップにマンマークを付けて一人余らせ、速攻を警戒するという意図のようでした。守備面での大きな破綻はなかったように見えますが、後述する中盤の薄さを招いたわけですから、やはりこの布陣は良い手ではなかったように思えます。 対するバーレーンも3-5-2。同じ布陣のチームが対戦すると、対面する選手同士のつぶし合いになり膠着状態になる、あるいはその局地戦に敗れた部分からチームが綻んでいく、ということが良く見られます。いわゆる「ミラーゲーム」というヤツです。このゲームも前半から双方ともマッチアップする相手をファウルやむなしという守備で止める、そのためゲームの流れが途切れがちになる、選手は自分のポジションを空けて出て行くのが怖くなる、という典型的ミラーゲームの様相。「つまらなかった」という感想が散見されますが、それは代表の質の低さだけではなく相手が取ったこの戦い方にも原因があると思います。っていうかW杯予選に面白いゲームなんてほとんど存在しないと思うんですが(独り言 加えて、遠藤を欠いていたというのもマイナスに作用しました。3バックにしたことで中盤の一人を外さねばならなかったわけですが、岡田の選択は山瀬。「ラインの裏を狙え」という指示も出ていたようですが、中盤で奪われてのカウンターが怖かったんでしょう。できるだけ自陣からボールを遠ざけたい、と。そこで、裏を狙う大久保、トップを追い越すプレーを得意とする山瀬の起用になったわけですが、前を狙う前線めがけてロングボールを蹴り、その結果中盤の底の距離が開いてしまい、良い形でボールを奪えなくなってしまいました。 まぁ要するに代表は、「ポジションチェンジを繰り返し、中盤に人数をかけてショートパスをつないでコンビネーションで崩していく」という唯一無二のストロングポイントを発揮できなかったということです。これでは勝機は見えない。 【90分トータルの戦い方】 それでも、後半の戦い方を間違えなければ勝ち点はとれたハズです。それがとれなかったのはゲーム運びが拙かったから。 バーレーンの選手は前半から飛ばしていました。低調な前半が終わった時に、「このまま持つことはないだろう。相手が落ちてきた時に仕掛けられるかがカギだ」と思っていたのですが…。完全にグロッキーに持って行けなかったのはやはりボールを動かして相手を走らせることができなかったからですね。相手をもっと早く消耗させてしまえばこんな結果にはならなかったと思います。後半、遠藤が投入されていますが、やっぱり山瀬と順番が逆なんじゃないかなぁ。 終始相手のペースに合わせてしまい、挙げ句一番キツイ時間帯に勇気を与える先制点まで献上、しかもミスで。こんなお人好しではいけません。前半様子見ておいて後半早々シバきにかかって4点取った鹿みたいな狡猾さが必要です。 3次予選はともかく、その先が大いに不安になる一戦でした。もう少し積極的な、内容のある戦い方を希望します。
2008年02月10日
Macユーザの皆さま。便利なツールを見つけましたのでご紹介。
Jリーグ公式サイトからデータを取得し、各チーム用のiCalカレンダーを自動的に作成してくれます。OSX 10.3.9以降対応。リンク先では「2007年度の日程に対応」となっていますが、Downloadページには2008年度版もちゃんとアップされています。もちろんナビスコにも対応。これを使えばいちいち日程を手打ちで入力する必要なし。観戦・遠征の計画はバッチリ。
2008年01月30日
今日の方がむしろ状況はタイ戦に近いかも知れん。以下、雑感。 【持てるが崩せない攻撃】 前半からボスニア・ヘルツェゴビナは自陣に引き気味。後ろに人数を揃えて奪ったらまず早い攻めを狙う、という去年某所で何度も見たようなサッカーを展開。その結果、日本のポゼッション率はチリ戦に比べて格段に上がりましたが、序盤から「持てるが崩せない」という展開に。やがてゲームが落ち着いてくると双方単調な攻めに終始。20分過ぎには蹴り合い気味に。 そうした中にあって、相手をサイドに寄せておいて逆を使う、というこれまた去年の代表に逆戻りしたかのような攻めはなかなか効いたのではないかと思います。34分、中央の中村からタイミング良くスペースへ飛び出した内田に渡った場面なんかは非常に良かったのではないでしょうか。岡田の言う「接近ナントカカントカ」は、チリのように積極的に囲んで奪いに来るチーム相手に戦うための考え方でしょう。今日のボスニア・ヘルツェゴビナのように出てこない相手をムリにこじ開けるためのものではないんだろうと思います。だから、じっくり持って崩すという、今日の選手たちが見せた方向性は間違っていないんだろうと。 ただ、相変わらずリズムに変化が乏しく、とりわけ前半は単調な攻めに終始した点は今後の課題だと思います。 【理想的な得点経過】 前回の感想で、「タイ戦はセットプレーがカギを握ると思うので、30日に少し試してくるかも」と書きました。そんなに大層なことはやってきませんでしたが、それでもCKから取れたことは大いに評価して良いと思います。得点の場面、ややショートコーナー気味に蹴ったボールに後ろから山瀬が飛び込んできて、シュートがシケたところに中澤が上手く合わせました。高さのある相手に平面でCKをやってくるという良い選択だったかと思います。 終盤、相手の足が止まってきたところで二列目の飛び出しが効きました。二点目は今野のハッスルバックによるボール奪取から大久保のDFライン裏へのパス、これを受けた山瀬がゴール。ボランチとしては自分が奪ったボールがああいう形で得点に繋がるのはたまらなく嬉しいでしょう。山瀬のシュートは、GKが重心を右に移した瞬間に左を狙った冷静なプレー。オフサイドポジションにいてDFを上手く釣った播戸もほめてあげたい。 三点目は完全に相手の集中力が切れていましたが、選手交代のタイミングを利用するとはなかなか抜け目ないな、という感じです。 プレッシャーに来る位置、一発を狙った攻めと、タイ戦に向けて良いシミュレーションが出来たのではないでしょうか。後ろのバランスもまずまずのように見えました。「引いた相手に対してどれだけ早い時間帯に先制点を挙げて楽に試合を進められるか」、これがタイ戦の焦点になる。慌てることなく、自分たちのペースでやって欲しい。札幌のキャンプもイイけれど、W杯予選ですよこれは。
2008年01月01日
明けましておめでとうございます。本年も本ブログをよろしくお願い申し上げます。
さて、元日恒例の天皇杯決勝、第87回のカードは、広島と2007J1覇者・鹿島の対戦となりました。結果も内容も、鹿島の順当勝ちでした。 守備に問題があったといわれるリーグ戦とは異なり、失点を減らしてここまで勝ち上がってきた広島。準決勝の戦いを見て、決勝においても先制点を取ることができればあるいは…、と思っていましたが、前半の早い時間帯に失点。その後は鹿島にゲームをコントロールされ、持ち味が出せませんでした。 準決勝のG大阪戦では、大事に繋ぐところと一気に速攻を仕掛けるところのメリハリが効いていた広島。攻撃のキーマンとなっていたのは柏木でした。中盤の低いところまで引いてきてボールを受けたり、FWを追い越して裏を狙う動きを見せたり、ボールに積極的に絡んでいたわけですが、それに加えて、まず彼が動き出すことで他の中盤の選手も動いて連動した攻めが展開されていました。その彼を出場停止で欠いたことで、特に前半は中盤の選手に流動性がなく、攻撃が単調になった感があります。もっともそれは前半の段階でリスクを冒さないという戦略的な意図があったかも知れず、65分あたりから広島はストッパーの槙野、リベロのストヤノフが積極的に攻撃に参加し、鹿島を自陣に押し込んだように見えました。が、それはむしろ鹿島の意図するところでもあり、最後まで決定的なシュートは放てずじまい。駒野が良い形で受けたときにはチャンスになりかけるのですが、全体として「持たされているだけだった」という印象が強い後半でした。 対する鹿島ですが、往年の試合巧者ぶりを彷彿させる落ち着きようでした。得点シーンは左サイドが詰まると見るや大きなサイドチェンジを入れて、シンプルなワンツーから抜け出した内田が素晴らしいシュート。中に人数が揃っていなかったこともありますが、仮に入っていなかったとしてもあの時間帯の思い切りの良いシュートはチームに勢いをもたらす効果も期待でき、とても良い選択だったと思います。 その後もボールを散らして意図的にペースをスローダウンさせ、「得点後の失点」という一番やってはいけないミスが生じる可能性を的確に消し、若い2トップとの駆け引きに完全に勝利した最終ラインはコンパクトなゾーンを保ち、機を見てカウンターを繰り出す。プレー機会が少なかった曽ヶ端も集中力を切らさずに後半の森崎浩司のミドルを良く防いだと思います。 地味に効いていたのはマルキーニョス。得点シーンでワンタッチで内田に出したパスのように球離れが早い一方で、ここで時間を作って欲しいという時のボールキープは素晴らしい。爆発力はありませんが選択の的確さ・技術の正確性において、小笠原とともにこのチームのカギを握る選手だと思います。 鹿島については総合的に見て「守備のチーム」という印象を受けました。攻撃において才能を発揮する選手があれだけ真面目に守備をすれば、それは堅い試合ができるに決まっている。2008シーズンも大崩はしなさそうです。 決勝に相応しい、締まった試合だったと思います。欲を言えば広島が先制した展開を見たかった。
2007年12月30日
-試合は?
1997年11月16日。 日本代表がマレーシア・ジョホールバルでイラン代表とW杯アジア予選・第三代表決定戦を戦い、勝利した日です。札幌はまだJFLのチームで、ボクはまだ数えるほどしか生観戦をしたことがなく、サッカーは代表かさもなくば自分がやるものとしてしか存在していませんでした。10年経ってプレーする頻度と札幌の試合を観戦する頻度が逆転しつつあるのは、サポーターとして少しはまともになってきたことに加え、年齢を重ねたことの証でもあるかも知れません。 あの日がどんな一日であったかは、いまでも結構鮮明に覚えています。朝、起き抜けにテレビを付けるやいなや煙を噴いて映らなくなり、「これでは試合を見られない!」と先輩に車を出してもらってヨドバシカメラ(当時はガード下だった)に買いに行き、その日は日曜日だったので午後はいつものようにサッカー(と呼ぶのもおこがましい球蹴り)をして、夜はその仲間で集まって試合を見て、でもそれはボクの家ではなかったので結局新しいテレビはその日は1秒たりともスイッチが入らず、城の同点ゴールが入ったときには危うくビールをこぼしそうになり、ああ、岡野の決勝ゴールが入った瞬間だけは何も覚えていません。そのあとは過去のW杯の総集編ビデオを延々と見て家に帰ったのは明け方でした。 10年後、同じ日付が再び忘れがたいものになるとは。しかもあのような出来事で。
2007年11月16日。 その日は夜にフットサルのゲームに呼ばれていたので、迎えの車を待つために早めに帰宅していました。何とはなしにメールをチェックしたりネットを覗いたりしていると、「オシム脳梗塞」の文字…。 10年前のあの日に買ってから使い続けているテレビをつけ、詳しい情報を求めてあちこちチャンネルを変えているうちに迎えの車がきて、仲間にそのニュースを伝え、その日はウチのチームは結構面子が揃っていたのでいつもより良い内容のゲームができていたもののそれを楽しみきれない自分がおり、いつも使う施設とは違ってやけに高い天井が寒々しさを増幅させ、次の日の練習見学に備えて早々に床についたもののなかなか寝付けませんでした。そういえばコンタクトの付け心地も悪くて、プレー中にやけに気になったりもしました。 家族が日本語を解しないことから搬送に時間がかかり生命が心配されたものの、その後は回復を伝えるニュースが続き、今はリハビリ段階に移っているそうです。再び100%元通りに、とはいかないのは誰もがわかっていること。代表監督の役目は、彼ではない別の人物に託されました。彼の作る代表がどうなっていったのか、それが見られなくなったのは残念ですが、それでも、さっそくテレビを持ち込みクラシコを見たりしている彼がサッカーから離れる心配はなさそうです。 思えば10年前のあれは「サッカー熱」というよりも「代表熱」でした。それは今でもあまり変わっていないかも知れませんが、10年経ってW杯出場が夢でなくノルマになりつつある日本のサッカーがさらにステップアップするために、彼の力が発揮できる場所はあるはずです。代表とは違う、何らかの形で日本サッカーに携わってくれれば、こんなに幸せなことはないと思います。そしてもしそうなれば、オシムが倒れたあの日のこともだんだんと忘れることができるかな。
-スコットランドに行けということか? チェック柄のセーターを贈られての一言。冗談じゃない。シュワーボ、オスタニ。
年内の更新は終了です。それでは皆さん、よいお年を。といっても新年早々、天皇杯決勝レビューでさっそくお目にかかりましょう。
2007年12月16日
せっかくのこの大会、諸々の事情で今日の二試合を含めて三試合しか見られませんでした。残念。 まずは3位決定戦から。浦和は中二日というタイトなスケジュールからか、集中力を欠く時間帯が多かったと思います。最初の失点はセーフティに切っておけば防げたし、坪井がボールに行く前の段階で鈴木との間で意思の疎通が上手くいっていなかったように見えました。二失点目は論外。 得点はいずれもワシントンの持ち味をしっかりと活かしたものでした。一点目の前後あたりからサイドを上手く使ってクロスを上げる攻めが増えており、また山田と細貝のポジションチェンジもよい効果を生みました。 一方、パチューカとの試合に比べて攻撃的に戦うのではないかと思っていたサヘルですが、想定外の早い時間帯の得点のため前半は引いて守備を固める展開に。同点になってからは前がかりに攻める場面も見られました。前線のテクニックだけではなくショートパスも織り交ぜていましたが、ちょっと決定機を外しすぎですね。
さて、決勝ですが…、これがあんまりじっくり見られなかったんだな(笑)。まぁ、早い時間にミランに点が入ってしまうと一方的になるなとは思っていました。そしてそういう展開をボクは望んでいなかったので、その意味では少々期待はずれです。それでも、インザーギの一点目、ドリブルするカカのコースとクロスするように走ってDFの視界から消える動きは素晴らしかったし、直後のCKでショートを使ってまんまと出し抜いたボカのしたたかさはさすがだと思いました。最後は、あれだけスペースができてしまうとミランの前線の選手にやりたい放題やられてしまうのは仕方ない。終了間際、相手陣のサイドだけでなくてピッチ全体を使った時間稼ぎはちょっと感動ものでした。ボカのメンタルが落ちた上に両チームに退場者出てたってのもありますけど。
見た試合が少なかったので偏った感想になってしまいますが、来年の札幌の闘い方を考えたときに、やはりサヘルのようなサッカーは参考にすべきだなと思いました。
カレンダー
プロフィール
性別:男 年齢:30歳代半ば 出身:兵庫県西宮市甲子園 現住地:北海道札幌市 サッカー歴:素人。たまにフットサルをやる程度 ポジション:アウェイ側B自由席 2007/12:加齢に伴い年齢を実態に即した形に書き換えました
最新のエントリー
月別アーカイブ
リンク集
コメント
検索