2005年11月30日
『サッカーJ+』拾い読み
「Jリーグはどこへ向かっているのか」より。
愛媛FC昇格問題から現在・未来のリーグの構造に及ぶレポート(後藤勝/文)。その中で目にとまったのはスタジアムに関する次のくだりです。
熱心なサポーターなら、どのように貧弱なホームスタジアムにも美点を見いだし、愛するはずだ。しかし運営に必要な一万人を集客したとき、死角やトイレの少なさなど些細なところから不満が出て評価を落とすことをチェアマンは危惧する。
レポートの本題からはかなりかけ離れてしまうのですが、通い慣れている人とそうでない人の意識の差というものは、札幌においても間違いなく存在するのだろうな、と思いました。
私はどちらかというとドームより厚別の方が好きです。しかし、厚別に行った・連れて行った私の知り合いの中には、「イスが堅い」「高くて見づらい(これは、ピッチ全体が見渡せるようにとの配慮からアウェイB自由最上部に連れて行った私の失策)」との印象を抱く人がいます。こういった印象の方が「一般的」なのでしょうね。
やはり何かに入り込む時には、「第一印象」というのは非常に重要です。もちろんそれだけではありませんが。ですから、誰かを観戦に連れて行く時には、自分の感覚・認識が果たして相手に受け入れられるかをよくよく考えないといけないな、と反省した次第です。
どういうアドバイスしてあげればいいんだろう?厚別はイスが堅いからクッション持参(ま、ケツ臀部の肉が薄い自分もキツイのでこれからは持っていこうかと思っていますが)、トイレは試合前に済ます、ビールは奢ってあげる(笑)…
posted by tottomi |12:53 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(0)
2005年11月28日
指導者
一昨日の「すぽると」に出演していた為末大を見ていて何となく思ったことです。
彼は短い言葉で感じたことを表現するのが上手い。テレビ慣れしているからとかではなく、元々の才能なのではないかと思います。つまり、指導者向き。「NANDA!?」に出ている時にも同様の印象を感じました。
高野進から末續慎吾・為末大…。日本の短距離は「上手く人が繋がっている」という印象を受けます。
また、彼らは絶対的な身体能力の差を技術でカバーしている。ルール改正で「いじめ」を受ける前のスキージャンプ陣もそうでしたが、「日本人らしさ」で世界と勝負している。
サッカーはどうでしょうね。
指導者…。岡田・原などの中堅どころに加え反町・三浦・関塚など若い監督が台頭してきていますが、その下、つまりドーハ組あたりが続々と指導者として実績を上げるようになると日本のサッカー界の未来にも少しは光が見えるかな?そして、柳下をその流れに乗せるためにも昇格!(って彼は自分が昇格させるつもりでやってるんですけどね(笑))。
日本人らしさ…。日本らしいサッカー…。マズイ、話が大きすぎる。ヤメヤメ。
posted by tottomi |23:28 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)
2005年11月27日
見ると蹴るでは大違い
みなさん、お疲れ様でした。以下、今日の練習の雑感。 【自分の出来・課題】
- 久しぶりの参加のため体力的にキツイことが予想されたとはいえ、最初の組み合わせではあまりに動かなさ過ぎた。出来るだけ後ろでカバーリングを考えたポジションを取ったところ、かえって味方までズルズル下げる結果となった。
- 後半のセットでは前目のポジションでやったが、決定機を二度もモノにできず。一度目はすぐシュートできる所にボールを置けなかった。二度目は速攻から抜け出したもののファーを狙ったシュートを外す。そこまでの過程は美しかったのに。
- ベッキをやるならドリブルでキープしたり前へ運ぶ技術が必要。
- 愛するチームには「下を向くな!」とか言っているくせに点を取られて倒れ込んでしまった(実際は一点目だったのに二点取られて交代と勘違いしたんだけどね)。
ケツ臀部の筋肉は体のバランスを取り、強いキックを蹴るのに大事なので、これから鍛えたいが、どうやるんだ?
【チーム全体の印象】
- しばらく行かないうちにみんなが戦術的な問題について意見交換をするようになっていた。
- ボール奪取の仕方。#11さんが言っていた「足をひょいと出してかわされてしまう」が多かった。
- 一方でコート内では、自分も含めて声は出ているものの「掛け合い」ができていない。出す人間が決まっている。例えば今日は不参加だったが#10・#11さんがいる時は色々指示を出してくれるが、逆にこっちから、どうすると良いかとか聞いたり、こうしたいと伝えてもいいのではないか。いわゆる「コミュニケーション」にはまだなっていないかな。
- ドライバーの方には、犬を見かける度に脇見運転をするのはやめていただきたい(大ウソ)。「シッポが見えたよシッポが」って何だよ!(笑)
今日の会場で「子供に悪戯目当てで声を掛けた」(ウソ)ため来週は出場停止。試合にも参加できなくてすっかり「サブ組」ですが、停止が明けたらまたよろしゅう。アンバサ!
posted by #6 |20:53 | フットサル | トラックバック(0)
2005年11月27日
柳下の言いたかったこと…
はココですね、多分。
コンサドーレとして恥ずかしいことなのでやめてもらいたいし、やらせてはいけない
横断幕を掲げた野郎と、それを見ていながら止めなかったスタッフに対しての発言。
全ての行為には常にメリットとデメリットがあると思うんですよ。例えば
- 「札幌をサポートする=メリット・金や時間が奪われる=デメリット」
- 「横断幕を掲げて気分が晴れたし、彼にもプレッシャーを与えられたに違いない(という思い込み)=メリット・クラブのイメージを悪くする=デメリット」
- 「自分のチームのサポともめ事を起こしたくない(という職場放棄)=メリット・自分の会社に泥を塗られた=デメリット」。
今回はデメリットの方が大きかったでしょ?イメージ悪くなったぜ?
メリットとデメリットを天秤に掛けて行動出来るのが大人。メリットだけを考えて行動するのが餓鬼。餓鬼を叱れない大人はただデカイ図体してるだけ。
分かりますよ、許せない気持ちは。オレも「ミスを憎んで人を憎まず。罪を憎んで末代まで呪う」タイプなのでね。でも、それをグッと堪えて表に出さないメリットと、安易に表現しちゃうことで生じるデメリットを天秤に掛ければ、自ずと答えが……出ないんだろうな。しかも中尾は力がまだ足りないからJに来られていないだけ。努力している彼にかえって失礼。
「チームの力」とは、監督・選手だけで計るものではない。向けた言葉は少ないけれど、オレはスタッフに一番失望している。
さあ、午前のフットサルで最低の出来やったから機嫌悪いぞ。<削除。反省>現場にいて事情を知っている人は、事実誤認がございましたら御指摘下さい。
posted by tottomi |14:52 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(0)
2005年11月26日
J2第43節・vs鳥栖/J1に関する諸々
まずは、札幌は勝利しました。ゲームを見ていないので何とも言えませんが、完封したことは大きいのではないでしょうか。某チャットでも林はじめ守備陣の奮闘ぶりが窺えました。相川、警告累積で最終節出場停止。
これを最終節・ホームでやることが大事。2006・J2第0節。2002年の広島戦を茶化して言っているのではない。あの年を忘れるはずがあろうか。12/3は来季につながる試合にしなければならない。「来季も見に来たい」、そう思わせる試合に。
かたやJ1。1ステージ制が今年に限っていえば大成功を見せています。数字上、これだけ盛り上がった年は記憶にありません。私の不倫相手注目しているチームである千葉に頑張って欲しいが…
予想するのが怖い。そして羨ましい…。あそこに上がるぞ、オレ達も。
そしてJ's GOALのフォトギャラリー。胸に迫る写真が多い。これとかこれとかこれとか。
一枚目・二枚目。札幌もこういう選手を持つチームになりたい。
三枚目。アツの目…。見ていられない。
posted by tottomi |18:22 | コンサドーレ | コメント(4) | トラックバック(0)
2005年11月26日
読書管見・沢木耕太郎『彼らの流儀』
沢木耕太郎『彼らの流儀』
(新潮社 ISBN:4101235120)
「ノンフィクション作家」と紹介されることの多い彼ですが、コラムも結構書いています。これがその一つ。対象に真摯に向き合い、かといって過度にのめり込まない彼のスタイルは、長編もさることながらコラムでこそ活かされるのではないか、と思っています。
『彼らの流儀』でも、「発光体は外部にあり、書き手はその光を感知するに過ぎない」(「あとがき」より引用)という彼のコラムに対する定義が貫かれています。
スーパースターを父に持った野球選手の想いとそれを見守る母を描いた「ナチュラル」、大晦日に新しい手帳の連絡先に誰の名前を書き込むか考える独身女性の心を綴った「手帳」、あるヨット乗りの自死をめぐる「来信」と「返信」、有名人の芸名と同じ名前を持つ男性の率直な感想からなる「我が名は…」…
ただ、私にとって最も心に残っているのは「表紙」と、それにまつわる私の体験です。
posted by tottomi |10:00 | 読書管見 | コメント(4) | トラックバック(1)
2005年11月25日
これだから占いってヤツは
とあるテレビの「週末占い」。
第3位 ××座「スポーツ観戦がおすすめ」
行けない。さすがに今から鳥栖には行けない…_| ̄|○
ムダにしていい試合は一つもない。敢えて言う。「来年」に向けて自分の為、ただそれだけを考えて闘え。We are SAPPORO!
posted by tottomi |22:37 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(0)
2005年11月25日
続・パキスタン大地震
以前ココで書かせていただいたパキスタン地震への支援金、HFCもやってくれるようです。社長のブログの11/24のエントリー及び本ブログの11/17のエントリー参照。
posted by tottomi |09:56 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)
2005年11月24日
眼差し
今日、いつも顔を合わせている少年に聞いてみました。
彼とは二度、スタジアムで会ったことがあります。一度目は厚別で。彼の方は気付かなかったようなのですが、見かけたことを後で伝えると、寡黙な彼は、それでもニッコリ笑ってくれました。
二度目はドームで。引き分けに終わった後、地下鉄に向けて歩いていると、なぜか人の流れに逆らって歩いていた彼と、今度はお互いに目を合わせることが出来ました。
すごい偶然だよな。いささか興奮気味に語る私に、彼は前よりも大きな笑顔で答えてくれました。
彼に聞いてみたい、でも、答えを聞くのが怖い…
昨日、行った? 「…はい」。
…ちょっと、無様な負け方だったよな… 「…」。
マフラー、もらった? 「…はい」。
次の質問を、思い切ってぶつけてみました。
あれで、もう行くのイヤになっちゃった?
すると彼は、きっぱり答えました。
「いや、そんなことはないです」。
小さな瞳はオマエらのこと見てるぞオイ。
posted by tottomi |23:20 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(0)
2005年11月24日
今日の言霊・11/24
困難を重荷とするな
英雄にとって、それは鳥の羽根の軽さに過ぎない
posted by tottomi |23:19 | 言霊 | トラックバック(0)
2005年11月23日
第42節・vs甲府
終了の笛が鳴った瞬間、何もかもが吹き飛んでしまった。何もかもが。
なぜ負けたのか、わからない。
自問自答してみた。
「気持ちの問題だ」。そうだろうか?選手たちは、何度も訪れる決定的な危機を、身を挺して防いでいた。しかし、失点してしまったのは事実だ。
「技術が足りないからだ」。それだけだろうか?絶対的な技術のある選手がいないことは百も承知でチームはこれまで戦ってきた。それを今更理由に挙げるのは違う気がする。
「甲府の方が、技術やあきらめない気持ちで札幌を上回っていた」。これはそうだろう。でも、それを敗因に挙げてしまうと札幌の今を見つめることから逃げることにならないか?
わからない。
試合終了直後から、周りの様々な声が聞こえてきた。
後ろの席に座っていた人は、四点目を献上するミスを犯した林に、文字にするのも憚られる罵声を浴びせながら帰っていった。「あなたには、直前のプレーでタッチラインを割りそうになったボールを懸命に追いかけて前線に蹴り返した彼のプレーが見えなかったのか…!」。でも失点の場面で、相手に渡ったボールを林が追おうとはしなかったのも事実だ。やはり罵声を浴びせるべきだったのだろうか?
「なんで砂川代えたんだろうね」。「あんな時間から、ろくにキープも出来ないのにサイドにばっかりボール持っていってさぁ」。地下鉄の中でも、誰のものかわからない声が聞こえてくる。どれも正しい気がするし、正しくない気もする。
わからない。
「現実的な目標は5位以内になった」と前に書いたのがいけなかったのだろうか?みんなのブログを見て、悔い改めたつもりだったのに。
慣れないSA席に座ったのがいけなかったのだろうか?それ以外はちゃんと考え得る限りのゲンは担いだのに。
「声を出さなくても気持ちは伝わる」というオレの応援に対する主義が間違っているのだろうか?ゴール裏で黙っているヤツは論外だが、それが許される場で、非生産的なヤジは一切飛ばさず試合を見守った。誓って言うが、この主義はゴール裏のみんなを否定するものでは決してないし、「声を出そう」という呼びかけに対する否定でもない。でも、これは様々な制約を理由にゴール裏に行くことをやめたオレの単なるいいわけに過ぎないのだろうか?声を出さない者には、このようなもっともらしい文章で悔しさを表す資格などないのだろうか。わからない。
ただ一つ言えることは、これからもスタジアムに行くことになるだろうし、行き続けるだろう、ということだけだ。
posted by tottomi |17:15 | コンサドーレ | コメント(4) | トラックバック(1)
2005年11月22日
あの人がやってくる
さて、明日は甲府戦。今節の注目ジョカトーレはもちろん、
「特攻隊長」#9 堀井岳也
です。
デルリス負傷で約半年ぶりにベンチ入りしそうです。山形戦で足をへし折られても、コイツの気持ちは絶対に折れちゃいないはずです。ピッチ登場の際には盛大な拍手で迎えたい。
私が勝手に彼を「隊長」と呼んでいる理由は、言うまでもなく磐田の中山雅史を彷彿させるからです。以下、類似点を列挙。
- #9である。
- 度重なるケガを乗り越えてきている(中山に比べればマシか。でもしょっちゅうケガしているイメージありません?)。
- 前線で精力的に動き回るスタイル。
- 前線からのプレスを練習で指導した柳下をして、「もし出たらまた違う動きをすると思うけど…」(スポニチ)と言わしめる「おおらかさ」。
選手の誰だったか、「岳也が前線からチームを引っ張っていた。負傷離脱は痛い」という意味のことを言っていたと思います。同感。彼に対してファールが多すぎという意見をお持ちの方もいるかと思いますが、それはぎりぎりのボールに対して常に競っているから。
最後の最後でものをいうのが「気持ち」であることは、選手もサポもここ数試合で思い知らされている。このタイミングで彼が戻ってきたのは大きい。何より好きなタイプの選手なので嬉しい。You are SAPPORO!
posted by tottomi |22:11 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(0)
2005年11月21日
ハットトリック、おまえは走った!
第41節にはこんなことが起こっていました。
土曜日の試合後これを目にして、「ふーん、珍しいこともあるもんだ…」と思って「ハットトリック」という言葉を頭の中で転がしていたところ、ふとあることが思い浮かんだのです。
posted by tottomi |17:29 | その他 | コメント(5) | トラックバック(1)
2005年11月19日
第41節・vs京都
まずはお詫びを。すぐ下のエントリーで『サッカーJ+』Vol.2発売について書きましたが、今日札幌駅近辺の本屋に行ってみたところ店頭にはありませんでした。おそらく陸送のため北海道ではまだ発売になっていないものと思われます。よく確認もせずに書いてしまい、本ブログをお読みの数少ない皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。あるいは私の見落としで、「ここにあった」という目撃情報がありましたらお寄せ下さい。
お詫びのしるしにこちら↓の写真をご覧下さい。
posted by tottomi |21:16 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(1)
2005年11月19日
本屋→札幌D
ああ、さっきの記事に一緒に書けばよかった。
皆さん、札幌Dに行く前にこれを買って、「めざせJ1診療所」(前号と同じならば西部謙司/文)を熟読。
購入の際には店を選んで買うこと。「特製カレンダーポスター」をもらってみんなに見せびらかそう!
posted by tottomi |00:36 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(1)