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2006年02月28日

代表v.s.ボスニア・ヘルツェゴビナ戦

 野暮用で前半途中からの観戦となりました。よく追いついたと思います。展開的にはノーチャンスでしたが、相手の負傷退場に助けられました。以下、雑感。

【1対1の厳しさと組織での守り方】
 昨日書いた両チームの選手と異なり、今日の日本は明らかに1対1で勝てていませんでした。ボスニアの選手の懐の深さもあるのでしょうが、彼らの方が自信を持って、力強いステップを踏めていたように見えました。
 また、特に後半は中盤でのプレッシャーが上手く掛かっていなかったですね。サイドに追いこんでも丁寧につながれてサイドチェンジをされてしまっては走り損。終盤に投入された小野・稲本も、あれだけ周りの選手の運動量が落ちているとどうしようもなかったのかな、とは思います。中盤の四人は今年初めてやる組み合わせだったので、コンビネーションの問題が解消されればある程度やれる、と思いたいですが…、正直私は本番でも守備はこんなものだろうなと思います。

【セットプレー】
 そうすると、数少ないチャンスをものにして優位に試合を進めるために必要なのがセットプレーということになりますが、これは非常によかったのではないでしょうか。中村のキックの精度はやはり大きな武器ですね。後半、相手キーパーのビッグセーブがなければ、と思わせる場面もありましたし。宮本がニアに飛び込むパターンはあまり見られなかったと思うのですが、あれ、対戦国にバレやしないですかね。

【試合運び】
 結局ロスタイムに追いついたのですが、その前に相手のDFがヒザを痛めてしまい、ヘンな間が入りました。そのあとにも関わらず、集中力を切らさず同点ゴールを奪ったことは評価してよいと思います。ボスニアのCBが抜けたところを見逃さなかった中田英はさすがですね。

 今日のようなじりじりする展開が本番のW杯でも続くと思います。厳しい時間帯を失点せずに乗り切るという課題はクリアできなかったわけですが、フィンランド戦よりはるかにためになる試合だったのではないでしょうか。やはり試合は格上とやってナンボですよ(仙台への当てつけ)。


 さて、私のトレーニングキャンプはチームより一足早く終了。シーズンインに向けていろいろな試合を見られて良い勉強になりました。答案が上手く書けている自信は全くないのですが(笑)。とにかく、今年はしっかりと試合の内容を見て、じっくりと札幌のサッカーを味わいたいと思います。あと4日。


posted by tottomi |23:45 | サッカー全般 | コメント(6) | トラックバック(1)

2006年02月27日

バランス感覚-フィジカル編

 ふと、自分の靴の踵を見てみました。「やっぱりヘンな減り方してる…」。


 ようやくCL、チェルシー-バルセロナ(チェルシーホーム)を見ました。技術の高さは言うまでもないのですが、さすがだなと思ったのは彼らの「バランス感覚」です。
 その日のスタンフォードブリッジはそれは劣悪なピッチ状況でした。中央部の芝は剥げ、所々水が浮いており、「ここは米里か?」と思わずつっこみたくなるような。米里は芝じゃなかった気がしますが。
 どうもイギリスは悪天候続きで、雨が続いていたみたいです。で、それに加えてチェルシー側がスプリンクラーで水撒いたんだそうな。「ウチのパスサッカーを封じるためだ」とバルセロナ側は怒っていたようですが。それに加えて、イングランドのピッチは粘土質だそうで、照明を浴びてテカテカに光っていました。

 ところが、足を取られて転倒する選手が非常に少なかった。体幹がしっかりしているというのはああいうのを言うんでしょう。重心がブレず、正しい荷重がかかっているから転ばない。こういう状況でこそ一流の選手は力を発揮するものなのだ、と改めて感心しました。

 これだけのレベルの中でもシャア専用アシスホナウジーニョは別格だな、と思いました。フィジカルの強さって言うのはただ筋肉が強いことを言うのではないと、改めて実感。それとメッシですが、ステップの細かさが目につきました。速さに加えて、次にどう動くかが読みにくい選手だ、という印象です。チェルシー側ではロッベン。当たり云々ではなく、1対1の局面で自分からバランスを崩すことなく、自信を持ってドリブルで勝負していました。


 札幌の選手は、「スパイクが合わねぇ」とか言ってすっころばないように。だからよその試合はもうイイんだって!明日は代表かよっ!あと5日。


posted by tottomi |22:51 | サッカー全般 | コメント(3) | トラックバック(0)

2006年02月26日

カップ戦とオリンピック

 「もう終わろうとしているのに何を今更」という声が聞こえてきそうですが。この二つは似ているんだと思うんです。

 オリンピックは、4年に一度の大会であること、世界中の注目を浴びることなどから、やはり他に比べて別格であることは間違いない。傍観者の我々が「オリンピックだけがすべてじゃない」などと言ってみても、選手達自身の多くが「オリンピックに出たい」という想いを口にする以上、否定しようのない事実だと思います。
 たった一度のオリンピックではやり直しがきかない。「その日」にピークを持っていくのも、プレッシャーの掛かる状況で自分の力を100%発揮することも、やはり選手の能力の一つだと思います。その能力がなかったから敗れた、あるいは持っている力を100%発揮できなかった、不本意な成績に終わった…。もちろんもともと備えている技術などが一定のレベルに達していなければ話にならないわけですが。
 それに加えて、やはり巡り合わせというものがある。競技の性格上、キャリアのピークが短くならざるを得ないというものもあると思います。そうすると「何歳の時にオリンピックを迎えられるか」という、本人にとってはどうしようもない要素で勝負が決まる場合だってある。浅田真央選手なんかは典型的な例ですね。
 そういう意味でオリンピックとカップ戦は、ともに一発勝負であるという点、偶然性が大きな要素となるという点で似ている、と思うわけです。

 一方で、サッカーにおけるリーグ戦や各競技のW杯など、シーズンを通して安定した成績を収める能力というのもあるわけです。要はどちらが得意なのか、ということだと思います。だから、「ここ一番で勝てなかった」というのも正しいし、「オリンピックに負けたからといってダメな選手というわけではない」というのも正しい。リーグ王者がカップ戦で負けることだってあるし、ジャイアントキリングが得意なチームだってある。


 で、札幌です。今年の札幌に求められているのは(ここ一番で勝つことも必要ですが)、もちろん最後に結果を残すこと。極端に言えば東京Vに4連敗しても昇格すれば良いわけです、絶対にイヤですけど。

 五円玉のお化け金メダルの如き目先の派手な結果に左右されることなく、シーズンをトータルで見つめることを心掛けていきたいものです。さあ、あと6日。


posted by tottomi |23:07 | その他 | コメント(5) | トラックバック(0)

2006年02月25日

ゼロックススーパーカップ・G大阪-浦和レビュー

 何だか空前の盛り上がりを見せそうな気配の「ユニ祭り」を横目に、G大阪-浦和の雑感でも書いてみます。あと一週間、500円貯金、目標までいくのだろうか?

【G大阪】
 やはり報じられていた通り、前線の選手の組み合わせを模索しているようです。2トップの組み合わせ、二川とフェルナンジーニョを併存させるか否かなど、試行錯誤が続いているようです。そんな中、やはり去年の大黒・アラウージョの代わりをそのまま播戸・マグノアウベスにやらせた後半20分以降の形が良かったように思います。

 前半はフェルナンジーニョとマグノアウベスの二人とも、DFの前でボールを受ける形が多く、浦和の狭いゾーンに引っ掛かってチャンスを作れませんでした。対して播戸は「まずDFの裏を狙う」という役割を託されて投入されたと思われ、これが浦和のDFラインを下げることにつながり、ひいては2バックにして厚くした中盤の選手がプレーするエリアを広げました。ただ、終盤、疲れの出てくる時間帯の投入だったため上手く行ったとも言えそうです。頭からこの組み合わせで行くかというと、どうかなとは思います。

 あと、遠藤はあまり良くなかったですね。代表でもパッとしなかったし、調子落としているんでしょうか?

【浦和】
 思ったよりもワシントンが活きていた、という印象を持ちました。前半、彼の1トップに対してG大阪が3バックで応対したため、二列目の選手が上手くプレーできていたように思います。リードしてからはやや引き気味になってしまったので縦に速いだけの、悪い意味での「レッズサッカー」になっていましたが、ポンテ・小野が絡む遅攻は守るのが難しそうです。

 強そうですね。問題は後ろの方の選手層でしょうか。特にCBのバックアップ。闘莉王はケガが多いので、長期離脱すると厳しくなるかも知れません。


 さて、開幕まで一週間。もう余所の試合は見飽きた。


posted by tottomi |18:59 | サッカー全般 | コメント(2) | トラックバック(0)

2006年02月24日

ふ・ざ・け・る・な・よ~!>ACL

 これ。

 正直、「F組の2チームが含まれている」ことが怒りの最大の原因ではありますが…(苦笑)。選手登録が間に合わないって、ボイコット以外の何者でもないだろーが。しかも、AFCも認めるなよ、出ろって言えよ。大会の権威が落ちる。(「元々権威なぞなかった」というのは重々承知の上です)

 この大会、そもそも地理的に無理がある。ヨーロッパは参加国同士が近いのに対して、アジアは離れすぎている。東と西に分けたことで距離的な問題はやや改善されたとは言え、問題は「南北移動」が多いことにあります。温帯の日本・韓国と熱帯のタイ・インドネシア…。移動には、距離に加えて気候帯をまたいでいるかどうかも大きな要素。順化に時間が掛かるという点で、ヨーロッパのホーム&アウェイとはまた違った厳しさがある。
 まぁ、今回の件は遠征費用の問題かなとも思いますが、今後に向けていろいろな無理を何とかして欲しいものです。チャンピオンじゃないチーム(東京V)が参加するという「ムリ」は日本で何とかするとしてw


 対策案その1。各国は国内リーグの日程をACLに合わせて組む。出場チームが絡む週末の試合をミッドウィークに持ってこれないか。国内(週末)→海外(ミッドウィーク)→国内より、海外→国内→国内の方がよっぽどマシ。週末に試合を組めないことに対しては金銭的補償なり何なり各国で考えろ。

 対策案その2。セントラル方式を採用。ヨーロッパを形だけ真似したホーム&アウェイ方式は、アジア規模の大会には合わない。ランキング上位国が開催地を選択できるようにしてセントラルで。

 対策案その3。少なくとも予選の組み分けによって今回のような不平等が生じないように(東京Vなんて2試合だけで予選勝ち抜けるかもしれない)、ボイコットしたクラブの所属する国には制裁を。


 それにしてもツイてるよなぁ、緑。まぁ、それでこそ叩き潰し甲斐があるというものだ。負けを日程のせいに出来なくなったわけだから。


posted by tottomi |20:36 | サッカー全般 | コメント(2) | トラックバック(0)

2006年02月23日

エーそれ似てるか~!?シリーズその6

 ミヒャエル・バラック(バイエルン・ミュンヘン)とこの人


 ミラン、アウェイゴールを守りきれるか?でもイタリアのチームとは言えユベントスならいざ知らず、ミランには「守りきるサッカーに徹するチーム」というイメージがない。


posted by tottomi |23:55 | その他 | コメント(7) | トラックバック(0)

2006年02月21日

今日の言霊・2/21

僥倖【ぎょうこう】
 思いがけない幸せ。こぼれざいわい。また、それを求めること。


 柳下のインタビューがスポーツナビに載っています(聞き手:斉藤宏則さん)。

 読後感。「この人、ホント、目新しいこと言わないよなぁ」。悪い意味ではないです。ブレない。

 「不相応だよなぁ」と思います、このクラブには。これも悪口ではないですよ。恵まれたなぁ、と。
 もちろん彼の言うことならば100%正しい、などと言うつもりはないですが、いいタイミングで、いい人が来てくれた。その幸せな関係が三年目を迎えた今年。どんな年にしてくれるだろう?


 さ、どんな年にしましょうか、皆さん?


posted by tottomi |22:55 | 言霊 | コメント(6) | トラックバック(0)

2006年02月19日

目にとまったものあれこれ

 結局たまった諸々をほとんど処理できていない昨日から今日夕方にかけて気になった事柄について。

【2月19日】

  • カーリング女子、カナダ相手に勝利

 コレだよコレ、仕事が進んでいない原因は。
 「今日から大会が始まっていれば…」とは19日の二試合目・スウェーデン戦のあとの選手のコメント。
 長いシーズン・短期決戦…。フィジカル・メンタルのピークをどこに持ってくるかが重要なのは同じ。さて、札幌はどこに持ってくる?

 メンタルが大きな要素となっていると思われる競技。「ノッてきた」状態のまま、残りの試合をこの勢いでものに出来るか。

 父さんは相変わらずはぐらかしているので選手の証言を。守備は出来ているようです。持続力と得点パターンの確立が課題、といったところでしょうか。谷澤はテクニックがあってイヤな選手だな、という印象があります。

 そうか。でもちゃんとウラ取ったのか?>「世界唯一の…」

  • みんなが気になる「アレ」

 これ。
 注目の的らしい。エスパのサポだな、手前の人は。

【2月18日】

  • Macに感染するウイルス見つかる

 私だけ?「クソ野郎どもにとはいえやっと相手にされるようになった」とちょっとだけ嬉しくなったのは。

 どんなタイプであれ、左利きであるということそのものが彼らの武器になっているし、人を引きつける魅力になっていると感じます。それに加えてこの人はFKという「魔法」を持っていた。
 指導者の道を進むようです。

  • 背骨混入「人為ミス」 特異事例と強調(「朝日新聞」第1・2面)

 「人為的」でないミスなどあるわけがねえだろうが。

…と思い、「人為」という言葉を辞書で調べてみた。①人間のしわざ②たくらみ・いつわり・かざり(『広辞苑』第一版(古い_| ̄|○))。
 アメリカ側の報告書の訳「食肉業者も検査官も輸出条件に十分に精通していなかった人為的なミス」。①で使っているんだろう、そりゃそうだろうウン、が…。

 ミスを憎んで人を憎まず。人間はミスを犯すもの。嘘偽り・言い訳で塗り固められたときに、①は②に変わる。

  • 2園児刺殺事件

 異国の地で、頼るもの・人が限られた環境に置かれるのは辛いでしょうが…。防ぐ手だてはあったのではないか、そう思わずにいられない事件。助手席に座っていた、被疑者の娘の瞳が何を見てしまったか、それが気掛かり。


posted by tottomi |17:57 | その他 | コメント(2) | トラックバック(1)

2006年02月19日

代表v.s.フィンランド戦

 ジャンプ、残念でした>トリノ
 書いておいたレビューをアップしてから寝ます。明日もやること山積みなのに。


 「引いた相手を崩す」…。ドイツで代表がそのようなチーム相手に試合をすることはなかなか想定しづらいのですが、得点には結びつきませんでした。以下、雑感。

【前半と後半の違い】
 試合直後の小野伸二のコメント(onテレ朝:要約)。「前半はロングボールを蹴ることが多かった。ただ、結果的にサイドで裏を取ることが出来ていたので多用する展開になった」。
 これは実はフィンランドの狙いだったのではないかというのが私の考えです。まず中央に人数を揃えておき、FWのマークをずらさないようにして、サイドを突破されてクロスが上がっても高さではね返す。サイドからクロスを放り込まれるのが危険なのはどのチームでも同じなのですが、それでもゴールラインに平行なクロスであれば真ん中でやられることはないだろう、しかもGKとDFの間のスペースを消しておけばなお危険は少ないだろう、というのがフィンランドの守り方だったのではないでしょうか。

 それに対して後半、ジーコは「グラウンダーの速いボールを使え」という指示を出したようです。結果、直接得点に結びつかなかったものの、何度か「サイドをパスワークで崩した上でのクロス」が見られました。
 真ん中を固めて引きこもる相手に対しては、①早いタイミングでクロスを上げてDFを背走せざるを得ない状況に追い込む、②リスクを恐れずに縦にくさびのパスを打ち込んで真ん中から崩す、③サイドでの速いパスワークを多用しその間にFWがマークををずらしてクロスに飛び込む、などの方法が考えられます。日本は③を選択したわけですが、至極真っ当な選択だったと思います。①は高さの問題、②は巻はともかく久保は足下で受けてキープするにはちょっとフィジカルの面で不安があるというのもありますが、何より③は日本の長所を活かした攻め方だからです。こうした狙いを設定したことから、小野・福西が「自分も動いてボールも動かす」という本来の役目をうまくこなせるようになったことが、後半のまずまずの出来につながったのではないでしょうか。相変わらず福西はトンデモなパスミスが多いですが。象徴的だったのは65分のシーン。左サイドのスペースに抜け出した福西が折り返した先には小野が詰めていました。
 ただ、それが得点に結びつかなかったのは今後の課題ですね。

【アメリカ戦との違い】

  • ボールを失った後のプレッシャーが上手くかかっていて、二次攻撃につなげることが出来た。アメリカ戦と逆に押し込むことが出来た(つまり小野・福西のプレーエリアが前になった)のはここに理由があると思います。ま、あれだけフィンランドが引けばそうなるでしょうが。
  • 前線の選手の組み合わせ。巻と久保だったわけですが、アメリカ戦と違って巻がボールの引き出しと前からのプレスをやってくれたおかげで、久保はフィニッシュの場面に顔を出すことにある程度専念出来たのではないでしょうか。久保はやはりタスクを限定して点を取ることに集中させてやった方が良さそうです。シュートの場面のスピード・シュートに持っていくまでの動きはまだまだでしたが。

【選手個々の評価】

  • 村井は良く動いていたし、アレックスよりもキックの種類はたくさん持っているけれど、精度がなぁ…
  • 坪井。目立たないが安定していた。この選手、スピードには強いが高さには弱いという印象があったのは私だけでしょうか?今日はその弱さを感じさせなかった。体張っていた。良かった。

【言いがかり】

  • テレビ朝日。88分・2-0で「3点目を狙って欲しい」ってどういう実況だよ。マイボールの時間増やして逃げきりが定石だろ。得点シーンがないと視聴率が上がらないのは分かるけれど…

 え、ゴール?早いスローインからの得点はしたたかという点で評価できるけれど、2点目はラッキーゴールだし。イヤ、小笠原が適当に蹴ったという意味ではなくて、狙って蹴ってもなかなか入らないのが入ったという意味でのラッキー。見事な精度でしたよ。でも、あくまで個人の力。どちらも崩して取ったものではない。

posted by tottomi |03:48 | サッカー全般 | トラックバック(1)

2006年02月17日

読書管見・L.コリンズ/D.ラピエール『さもなくば喪服を』

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ラリー・コリンズ/ドミニク・ラピエール(著) 志摩隆(訳)
『さもなくば喪服を 闘牛士エル・コルドベスの肖像』(新装版・早川書房 ISBN:4152086432)

 スペインの生んだ伝説の闘牛士、"エル・コルドベス(コルドバ人)"マヌエル・ベニテスの半生を綴ったノンフィクション。


 マヌエル(マノロ)・ベニテス。1960年代のスペインで国民的人気を博した闘牛士。本書は、彼のマドリードでのデビューを軸に据え、彼及び彼の一家の遭遇した貧困、スペイン内戦、マノロの故郷からの追放、「マレティリャ(小さな旅行鞄。転じて闘牛士志望の若者のこと)」としての長い日々、故郷パルマ・デル・リオ凱旋などにまつわるエピソードで構成されています。
 特に、彼が闘牛士としてのデビューを果たした故郷パルマでの闘牛の場面は本書における一つのクライマックスであり、私が読んだ・見たスポーツの場面に関する描写でこれほど息を呑むような思いをしたのは、『一瞬の夏』のソウルでの試合・映画『運動靴と赤い金魚』の「マラソン大会」以外にありません。ここを読んで、あらためて巻頭のモノクロ写真を見るとその凄味が伝わってきます。
 そして、マノロはこのデビュー戦を境に「狂った夏」へと突き進んでゆくのです。

 「狂った夏」とは、彼が一気にスターダムにのし上がってゆく過程に冠せられた形容ですが、「なぜ国民を『狂わせる』に至る英雄になり得たのか」という問いに対する答えが、本書の序盤から周到に用意されています。
 第一に、マノロのような若者が数多く存在したこと。マノロと共に故郷を追われ、その後の行動を共にしたものの、一人前のマタドールとなることは出来なかったフアン・オリリョ。物語の途中、幾度となく登場するマレティリャ達。角傷を受け死に行く若者…。マノロは貧困から這い上がろうとする者達のシンボルだったのです。
 第二に、変わりゆく闘牛界・開かれてゆくスペインという国の象徴として彼が登場してきたことが挙げられます。英雄的闘牛士達の死の後を継ぎ、伝統的な優雅さではなく型破りな手法と類い希な勇気を披露する彼の登場は、内戦とそれに続くフランコ政権による「停滞」から脱却しつつあるスペインという国の縮図でもあった。何か我が国における力道山を彷彿させます。もちろん直接見たことはありませんが。

 本書の構成は、マドリードの闘牛場での一日と、マノロが闘牛士になるまでの道のりを交互に展開するというものになっています。ある象徴的出来事と、それまでのその人の歩みを交差させ、最後にその出来事にストーリーを収斂させてゆく、現在ではノンフィクションの「王道」となった手法です。マドリードで相対する牡牛の「欠点」を即座に見抜く卓越した能力から、いかにしてそれを身につけたかを語る次章へ。これから起こる悲劇を予感させながらも故郷への凱旋とデビューに話を移し、「狂った夏」における輝かしい成功の物語の後に、再び悲劇の舞台へと読者を引きずり込む…。

 タイトルにも用いられている、エル・コルドベスが故郷で闘牛士としてデビューする際に姉に語った次の一言は、これ以上ない程美しく、それでいて何とも胸に迫るものがあります。

 「泣かないでおくれ、アンヘリータ、今夜は家を買ってあげるよ、さもなければ喪服をね」


 余談その1。オフィシャルブログなので、一応札幌に関係のある気配を漂わせておこうかな、と(笑)。
 「英雄的存在」というのは、その人の資質だけでなく、時代背景など様々な要素が絡み合って「生み出される」ものだ、と思います。つまり、優れた選手であると同時に大衆がシンパシーを感じることの出来る歩み方を彼がしているかというのが、ただの良い選手と英雄的存在を分ける要素の一つなんでしょう。その意味で、三浦知良が、Jリーグ誕生といういい時期に日本に帰ってきたこと、「ドーハ」とフランス大会でのメンバー落ちという二つの「悲劇」によって広く大衆に知られる存在たり得ている一方で、奥寺康彦など「カズ以前の名選手」はサッカーファンの間でしか認知されていない。別に英雄扱いされたいという理由だけで選手はやっているわけじゃないでしょうけど。

 で、人気のためには英雄的存在がいた方がいいわけで。若貴世代引退後の大相撲はあの通り。プロ野球は長嶋・王を失ってからじりじりと人気を下げ、イチローが出てきたと思ったら向こうに行っちゃうし、挙げ句病に倒れた長嶋さんに未だにすがりつこうとする「人々」…。

 いなくても競技そのものの魅力で売れば良いのかも知れませんが、「これからを担う大事な存在」である子供にはそれが通用しないのではないかと思います。現に「カズさん」でサッカーを始めた世代が今Jリーグに入ってきていますからね。札幌にもそろそろそうした存在が欲しいところです。ただ、「選手を育てて売る」事に徹しないと生き残れそうにない札幌がそうした選手を持つことが出来るかどうかは難しい問題だと思いますが。

 中田英寿以降の日本サッカー、今のところそうした英雄的存在を持たない札幌…。うーん。


 余談その2。本書のBGMに、と考えて購入したのはNHKスペシャル「映像の世紀」のサウンドトラック(2枚)。本作を手掛けた作曲家・加古隆氏はドラマ「白い巨塔」のテーマでもおなじみ。一闘牛士の半生を綴る物語であると同時に、20世紀初頭から中期にかけてのスペインという国の歩みをも語る本書には、やはり20世紀を素晴らしい構成で語ったNスペ史上に残る名作「映像の世紀」のテーマが相応しいだろうと。理由はもう一つ。お気づきの方もおられるかと思いますが、メインテーマのタイトルは、コリンズとラピエールによるもう一つの名作のタイトルに用いられた言葉から来ているというのも選曲の理由です。

 そう、タイトルは、「パリは燃えているか」。

 こちらも近々読もうと思っているのですが、長いんだよなこれが(笑


posted by tottomi |23:02 | 読書管見 | コメント(3) | トラックバック(1)

2006年02月14日

余所の事と余所から見た札幌

 火曜日だというのに今日は珍しく安らかな日を過ごしています。ま、さっきまで野暮用をこなしていたんですが。それでも何という平穏な夜。Amazonから届くのを待ちわびたCD、これで何回目なんだろう?
 
 で、開幕18日前にして久しぶりに札幌のことを書いてみようと思い立った不信心なアウェイ側サポ(懺悔

 まず、余所の様子。

【注】仙台に関する部分は知り合いに対する挑発・おふざけですので、マジ切れ仙サポの抗議・荒らしは勘弁。

 開幕戦の相手の鳥栖ですが、練習試合でG大阪に3-3(45分×3)・清水に4-2(45分×4)と結果を出しています。「けが人が多い」ようですが、不気味。

 横浜FC、あまり上手くいっていないようです。システム・外国人とのコンビネーションに対し、キングがおはぎのようにふくれています。

 次に東京V、ここに来て下のカテゴリーから選手を集めています。DF羽山・FW齋藤に、FC琉球からMF佐藤を獲得。羽山は出戻りですね。
 何でしょう?大宮との練習試合では1-1、カリオカも手応えありみたいな発言をしていたのに。年齢的に見て将来を睨んでの補強というわけではないようです。ACL向けにまだ選手が必要だというのでしょうか?40人を越えたと思うのですがめんどくさいので数えていません。今の選手(控えレベル)に物足りなさを感じているのでしょうか?どうでもイイが東京Vのオフィシャルサイト、カーソル動かすたびにカチカチうるせえ!

 ヘタクソベガルタ仙台-おお、彼らに災いあれ-については、随分前に逃げだした選手を励ましてサポの気持ちを逆撫でするこんな記事を載せちゃう、おちゃめな「河北新報」から。キャンプインが遅いんじゃないか、などの声が選手からも出ていたようですが、ようやっと初の練習試合で大学生を屠って有頂天になっているようです。でもコンビネーションがまだまだと思われる時期に外国人が結果を出しているあたりは不気味です。ここは第1節休みですからね。一週間余裕があるのでしっかり仕上げてくるのではないでしょうか。が、「やっぱり外国人だけが暴走した」となるように願ってやみません(切実

 神戸。「オマエ実家近いんちゃうんか。そっち方面から情報を…」とお考えでしょうが、おそらくこの時期の阪神間のマスコミ及び大衆は寅さん虎さんに夢中と思われます。それでも「ロゴが虎さん」なデイリースポーツに新外国人獲得のニュースが。強化サイドはセカンドチョイスとしてリストアップしていた選手が獲れた、と満足げ。開幕に間に合っちゃいそうです_| ̄|○
 三浦アツ、やはり合流が遅れました

 山形は、水戸との練習試合に0-2で敗戦。財前は左ハーフで出場。FW阿部を中盤で使ったり、いろいろ試している段階みたいです(山形新聞より)。

 また、柏ですが、今週末に「ちばぎんカップ」対千葉戦があります。千葉在住の方の報告なんかがあると嬉しいなぁ、たとえ新聞報道だけでも(この下りは複数の方に対する脅迫哀願です)。


 翻って我が札幌-おお、彼らにカルチョの神の祝福あれ-について、福岡番ライターの中倉一志さんがキャンプレポートを書いています。福岡の後を追うように土台からのチーム作りと継続性を求めた札幌に対して以前から好意的な目を向けてくれていた彼の考えなので、皆さん話半分に聞きましょう(過剰な禁欲


 こんな感じです。「こんなの見つけたよ」とか、「余所サポは札幌のことこう言っている」とか、「そのCDをオレに献上しろ!」(謎)とかあったら教えてください。


posted by tottomi |21:27 | コンサドーレ | コメント(10) | トラックバック(1)

2006年02月12日

エーそれ似てるか~!?シリーズその5

 鳥栖・尹晶煥上川隆也

 片方は今まさに出演中ですか。今年一年旬ですな。でも調子どうなんだ?>大河
 もう片方は今年一年おとなしくしてろ!


posted by tottomi |20:11 | その他 | コメント(4) | トラックバック(0)

2006年02月11日

代表v.s.アメリカ

 ジーコの期待していた選手は、今日に限っていえばいずれも「ハズレ」でした。以下、雑感。

【収穫】

  • 巻のゴール。クロスを放り込む加地のタイミング、ニアにDFを引き連れた佐藤の動き、後ろから力強く飛び込んだ巻。教本通りのサイド攻撃。85分にも同じ形が見られた。このシーンも惜しかった。
  • 長谷部。後半、相手の中盤が間延びしていたとはいえ、前を向いて長いドリブルから決定的なパスを狙うという、彼得意のプレーが随所に見られた。

【課題】

  • 追い越す動きがなさ過ぎ。41分、小野が引いてきてDFラインからボールを引き出す→DFに落としたボールが前線に→小野の空けたスペースを福西が突く。これくらいじゃないか?「第三の動きが必要ですね」。前園さんの言う通り。
  • セットプレーのマーキング。こんなにヒドイのは最近見たことがない。アメリカのマークの外し方が上手いのか?それだけじゃないと思うぞオレは。
  • もう一つセットプレーがらみ。失点、1点目・3点目はいずれもセットプレーもしくはその後の二次攻撃でやられている。1点目はクリアボールに久保・小野が緩慢な守備をした結果放り込まれて失点。良いボールだったけど。3失点目はその前のプレーから中澤が集中力ゼロ。点取ったとはいえ今日の中澤、0点。

【「受験生」の出来】

  • 久保。押し込まれていたとはいえオマエのところにボールが収まらなかったのが前半の苦戦の原因だ。1TOPがボールサイドから逃げるな。
  • 小野。当たりが弱い。今日の試合でトップ下のポジションにふさわしくないことがはっきりした。これまでも分かっていたけれど、小笠原と並んでこれでは…。シャドーストライカーでもないし、使いどころが難しすぎる。後半開始の選手交代、遠藤OUTは小野をボランチに下げてもう少し試したかったからだと思う(そうでなければ小野・久保と巻・佐藤を交代だろう)。追試にも落第。ヤバイぞ。
  • 本山って何が売りなのか、だんだん分からなくなってきたのは私だけ?
  • 小笠原。ドコ?

 高いDFラインを保ち、セカンドボールを豊富な運動量で拾い、正確なパスでつないだアメリカと、それを出来なかった日本の差がそのまま結果に出た。やりたいことを相手にそのままやられたって感じ。象徴的だったのがアメリカの2点目。その前、日本がゴール前に迫ったのをはね返し、それをFWがしっかりつないでマイボールにした後の得点。これが出来なかったために日本は押し込まれた。以前は批判的だったが、鈴木隆行、良い選手だったなぁ、久保の6億倍。


posted by tottomi |21:53 | サッカー全般 | コメント(6) | トラックバック(0)

2006年02月11日

横浜FC戦@室蘭の交通手段

 明日は「サポ集会」「代表戦」祭りが開催されると思われるので、なるべく多くの人の目にとまるように今のうちにupしておきます。ちなみに私もどちらかの祭りに参加します。


 知り合いにJR好きがいまして。時刻表眺めてニヤニヤするために「特急はちょっと値が張る」という方のために、と次のような方法を教えてくれました。

 札幌圏在住で、この日1日はつぶれてかまわないという方のための「一日散歩きっぷ」作戦。
 「一日散歩きっぷ」は休日限定・札幌圏の普通快速列車1日乗り放題の切符です。価格は2040円。当日の朝、切符売り場で買います。

【重要】時刻は3月18日ダイヤ改編で若干動くかもしれません。時刻表チェック!

ー行きー
①ゆっくりいきたい方(開場40分後頃に到着)
札幌(2番ホーム) 8:46<普通・苫小牧行>苫小牧 9:58
苫小牧 10:10<普通・東室蘭行>東室蘭 11:12
東室蘭 11:23<東室蘭から普通・室蘭行>室蘭 11:36(札幌からL特急すずらん2号として来ます)

②開場前に乗り込んでバモりたい方・キング効果で席取りが心配だという方
札幌(6番ホーム) 6:49<快速エアポート62号・新千歳空港行>千歳 7:19
千歳 7:26<普通・東室蘭行>東室蘭 9:04
東室蘭 9:08<普通・室蘭行>室蘭 9:21
開場の1時間半前に着き、寒さをしのぐために並びながらバモ。開場と同時にゴル裏に陣取り、試合中はキングそっちのけでバモ。試合後は歓喜のバモ。

ー帰りー
室蘭 16:37<東室蘭まで普通>東室蘭 16:50(東室蘭からL特急すずらん7号となります。勝利の余韻に浸ってこれに乗りっぱなしだと特急料金+室蘭からの乗車賃取られます。注意!)
東室蘭 17:07<普通・苫小牧行>苫小牧 18:08
苫小牧 18:22<普通・手稲行>北広島 19:07(そのまま乗っていても札幌に19:37着)
北広島 19:09<快速エアポート187号>札幌 19:25
 試合は15時終了なのに16:37発なのは、「東室蘭15:32発があるが、それに接続する室蘭発がない」からだそうで。阪神ファンなら駅の構内でずっと「六甲おろし」歌っているんでしょうがそうも行かないと思うので、どっかで祝杯あげて時間つぶして下さい。

 時間が掛かります、ハイ。学生さん中心に「1円でも安く済ませたい」という方におすすめ。バスだと往復3750円だし、回数券(4枚)買って二人でシェアしても3500円。①と同じくらいの時間の到着を狙ってバスに乗るにしても、出発は①の方が1時間早くなるだけですからね(注)。お知り合いに是非教えてあげて下さい。
 情報提供者は「普通列車がサポだらけになったらある意味恐い」と言っていますが…、ならないと思うけど、なったらなったで素晴らしい光景じゃないか、鈍行ジャック(w

(注)中央バス:札幌駅前0930→室蘭駅前1145。もっと早い時間もあり。


 ただ、このプラン、というかエントリーのヘンなトコは二つ。その1、

  JR北海道にとっては特急利用者が減り収益が上がらない

ということ(苦笑)。バスから客持って来ることができるかもしれない、ということで勘弁。「時間がなぁ」という方・スポンサーへの利益還元を優先させたいという方には特急をおすすめします。

 その2。ココまで書いておいてアレですが、

  私自身は野暮用で行けません_| ̄|○


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2006年02月10日

勝手に最終走者

 バトンが拝田さんのところから回ってきました。お答えします。

■Q1.現在在籍しているコンサの選手で好きな選手を3名挙げてください。(できれば理由も)

 私の考えている「彼らの課題」とともに。

  • 林。大きいなぁ、体じゃなくて声と存在感が。ムラをなくせよ。能活に学べ。
  • 加賀。速いなぁ。駆け引きを学ばないと頭打ちになる予感。
  • 清野。シュート、上手いなぁ。力強さを身につければさらに良い選手になるのに。目・鼻・ちょっとしゃくれたアゴが弟に似ている。

■Q2.今までで印象に残っているコンサドーレの試合を3つ上げてください。(できれば理由も)

 どうしても4つになってしまうので反則ですが挙げますね。最後のものを除いてまだゴル裏にいた頃の試合です。

  • 98年11月26日・J1参入決定戦 v.s.神戸(室蘭)0-2

 福岡戦は野暮用で行けず。大学の先輩・後輩と三人で行ったが、帰りの列車では私だけ何もしゃべらず、雰囲気を悪くしてしまった。本気でサポートしようと思うきっかけになった試合。

  • 00年7月29日・J2 v.s.浦和(厚別) 2-1

 "war"(「戦争」という意味ではなく比喩的に「戦い」を意味する語として使っています)であることを感じさせた試合は後にも先にもこれだけですね。管見の限り札幌主催試合で唯一発煙筒が焚かれた「不名誉」な試合としても記憶に残っています。

  • 01年9月15日・J1/2ndステージ v.s.清水(札幌D)3v2

 "9.11"の後の最初の試合。いろいろなものを振り払ってくれた堀井のゴール。

  • 05年11月23日・J2 v.s.甲府2-3(札幌D)

 印象に残っているというより、今年の戦い方如何でこの試合の重みが変わってくる、という意味で。

■Q3.家で一番多いコンサグッズを3つ挙げてください。(ユニホームなどでも可)

 グッズはあまり持っていません。マフラー5本(知り合いを誘って行くときに首輪にして引きずる巻いてもらうために)。T-SELECTのTシャツ3枚。ユニ1枚(2枚になる予定)。

■Q4.コンサドーレを応援するのに必要なものをあなたなりに5つ。

  1. マフラー。アウェイ側住人としては、目に見える形でサポートするには不可欠。
  2. 弁当。昼飯前に出て、スタジアムで買って食べるのが習慣。
  3. 情熱。
  4. サッカーを見る目。良いプレーに反応して盛り上げ、審判にプレッシャーを掛けて有利な笛を吹いてもらうために。
  5. 金と時間。土日に野暮用が入ることが多いので、「働くと行けない・働かないとチケット買えない」の板挟み(w

■Q5.次にバトンを受け取っていただく方を5人。
 信条により受け取りはしますが回せません。はじめられた方、御寛恕を。


posted by tottomi |22:56 | コンサドーレ | コメント(4) | トラックバック(0)