コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2006年03月03日

映画「ミュンヘン」

 いよいよ明日開幕ですが、先日観た映画について少々!

 映画は、スピルバーグの新作「ミュンヘン」です。この映画は、1972年、ミュンヘン・オリンピックの開催中に起きたパレスチナゲリラによるイスラエル選手団襲撃事件にインスパイアされた作品です。このテロに激怒したイスラエルは、テロの首謀者11人の暗殺を謀るのですが、その暗殺者に選ばれたのがエリック・バナ演じるアヴナーほか5人のメンバーです。

 冒頭、事件の模様がテレビの取材風景で描写されるのですが、11人のイスラエル選手団がなぜ犠牲になったのかは、アヴナーの回想により次第に明らかにされます。暗殺を重ねるに従い、精神を病み混乱をきたすアヴナー。徐々に明らかになる事件の真相(結末)。憎しみが憎しみを増殖し、復讐が復讐を生むという負の連鎖の悲惨さ。正義が如何に自己中心的なものなのか、訴えかけているようにも感じました。

 ひたすら淡々と描かれるため、逆に見終わったあと暗澹とした気持ちが深まります。翌朝目覚めたときに、フラッシュバックがありました。俳優の演技も説得性があり、観る価値が十分にある作品だと思います。
 
 

posted by かんち |12:09 | 映画・TV | コメント(1) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:映画「ミュンヘン」!

今見てみたい映画のひとつです。
少し怖そうな映画ですが・・・

posted by aya | 2006-03-03 13:18

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