2007年05月05日
映画:BABEL
今日は、ユナイテッドシネマ札幌で、”BABEL(バベル)”を観て来ので、感想らしきものを少しばかり。 この物語は、何の関係もない場所で起こる出来事が、実は結びついている現実の不思議さを描いているのかなあと思いましたが、かなり奥の深い作品ですね。個人的には、場所の概念が次第に失われていくような感じがしました。とにかく、心して観るべき映画だと思います。 モロッコの山岳地帯で山羊の放牧を営む家族 モロッコを旅するアメリカ人夫婦 夫婦の子どもを預かるメキシコ人ベビーシッター そして東京で暮らす聴覚に障がいのある娘と父親
とても、重たい内容の映画ですが、最後にほんの僅かだけど救われた気持ちになります。段々と感情がこみ上げてくる。そんな映画でした。残念ながら、私には、この映画のタイトルが、なぜ旧約聖書の創世記11章に登場するバベルなのか明確な答えは出せませんでしたけど。 特に印象に残ったのは、ブラッド・ピットでも、菊地凛子でもなく、モロッコの山岳地帯で山羊の放牧を手伝う兄弟2人でした。弟の叫び声が耳から離れません! 評価が分かれる作品だと思いますが、私は観て良かったと思いました。 詳しいストーリーなどは、オフィシャル・ウェブを見てください。 製作・原案・監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、アドリアナ・バラッザ、役所広司、菊地凛子
posted by かんち |14:31 | 映画・TV | コメント(0) | トラックバック(0)
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