コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年03月19日

NINE

ユナイテッドシネマ札幌で「NINE」を観てきました。本年度アカデミー賞で助演女優賞、美術賞、衣装デザイン賞、オリジナル歌曲賞の4部門でノミネートされた話題作です。監督は、ミュージカルの映画化が得意なロブ・マーシャル。彼の作品を観るのは2002年の「シカゴ」以来だなあ。

舞台は、1964年。下半身のだらしないイタリア男のグイドは、落ち目の映画監督。新作の発表記者会見に臨むけど、脚本は1行もかけていないし、1stシーンのイメージすら浮かんでいないありさま。会見場を抜け出し、愛人カルラを呼んで楽しむのはいいけど、妻ルイザが現れて…

この映画は、フェデリコ・フェリーニの「8 1/2」をモチーフとしたミュージカル「NINE」の映画化ですが、8.5の次が9とは洒落たタイトルですね。

出演は、ダニエル・デイ=ルイス(グイド)、マリオン・コンティヤール(ルイザ)、ペネロペ・クルス(カルラ)、ニコール・キッドマン(主演女優クラウディア)、ケイト・ハドソン(記者ステファニー)、ファーギー(娼婦サラギーナ)、ジュディ・デンチ(衣装デザイナーリリー)、ソフィア・ローレン(ママ)。ソフィア・ローレンは75歳。お金かけています ^^;

煌びやかな衣装と、豪華な女性キャストの歌と踊りが眩しいです。それだけで、観る価値があります。いや、それを観るための作品です。一番印象に残っている曲は、ケイト・ハドソンが歌う「Cinema Italiano」。ダイナマイト!次が、フォーギーの「Be Italian」。イタリア男になれ、つまりは男になれ…。そして、もっとも妖艶だったのが、ペネロペ・クルスの「A Call From the Vatican」。堪らん!!!

ダニエル・デイ=ルイスは、落ち目なのに何故か慕われる映画監督グイド役を見事に演じていました。私のたった1歳下。何か考えちゃうなあ!!


20100319-00.jpg

2009年アメリカ映画(118分)


posted by kanchi |23:17 | 映画・TV | トラックバック(0)

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