2010年03月07日
ハート・ロッカー THE HURT LOCKER
ユナイテッドシネマ札幌で「ハート・ロッカー」を観てきました。本年度アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞など主要部門を含む9部門でノミネートされている話題作ですね。 舞台は、2004年夏のバクダット。あと38日で任務が開ける米軍ブラボー中隊爆発物処理班に着任してきたジェームズ軍曹を追った物語です。防護服を着ているとはいえ、大量の爆発物には何の役にも立ちません。「世界で最も危険な任務」まさにそのとおりだと思います。 トラップで起爆する爆弾。遠隔操作で起爆する爆弾。時限装置付き人間爆弾。自爆テロ…。むごいです。直下で爆発すると、ヘルメットしか残りません。そんな危険な任務なのに、ジェームズ軍曹は、まるで楽しむかのように振舞います。 少年たちが駆け回る路地のすぐそばで、爆弾が破裂する。まさにイラクの日常なのか。 多分、アカデミー賞には、社会派作品の代表としてノミネートされたのかなと思います。受賞するかどうかはともかく、見応え充分です。 ジェームズ軍曹と同僚のサンボーン軍曹、エルドリッチ技術兵の人間関係も上手く描かれています。やがて任務が開け米国本土で妻子と過ごすジェームズ軍曹。彼が選んだ道は…。興味深いです。傑作と言える映画だと思います。 2009年アメリカ映画(131分) 監督:キャスリン・ビグロー 出演 ジェレミー・レナー(ジェームズ軍曹) アンソニー・マッキー(サンボーン軍曹) ブライアン・ジェラティ(エルドリッジ技術兵)
posted by kanchi |22:10 | 映画・TV | トラックバック(0)
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