コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2009年02月09日

007慰めの報酬 Quantum of Solace

先週金曜日、久しぶりに映画を観ました。「チェ39歳の別れ」、「マンマ・ミーア」、「007慰めの報酬」の三択でしたが、スカッとしたかったので007にしました。チェは最後に銃殺されるのがわかっているし、マンマ・ミーアは男一人じゃちょっと・・。ユナイテッドシネマ札幌の11番スクリーンは20人ほどの観客。定員470人なのでスカスカです。平日のファーストショーはいつもこんな感じです。

慰めの報酬は、ボンド役がダニエル・クレイグになって2作目。これまで、どちらかというと、2枚目の役者が多かったボンド役。最初は違和感のあったクレイグですが、新しいボンドを作り上げたといえます。もともと殺しのライセンスを持っているわけですから、渋くて皺の間に哀愁を感じるクレイグみたいな役者がはまり役なのかも知れません。

さて、映画は、前作のカジノロワイヤルから1時間後の設定。冒頭のカーチェイスからスクリーンに釘付。観客の心を鷲づかみです。前作の内容をすっかり忘れていても、何の支障もありません。まあ、時々ボンドの愛しき女性ヴェスパーがなぜ死んだのは気になりましたよ。それぐらいですかね。

敵役のドミニク・グリーン(マチュー・アマルリク)は、環境保護の慈善団体代表にして、裏では悪事を企む組織の幹部の設定です。組織の狙いは「世界で最も貴重な資源」を支配すること。ゴールドフィンガーの頃は金でしたが、今は・・?

ドミニクが、南米ボリビアの元独裁者メドラーノ将軍の返り咲きの見返りに要求したのが、砂漠地帯の採掘権。砂漠には、貴重な資源が隠されています。計画を阻止しようとするボンド、メドラーノ将軍に家族を殺され復讐を誓うカミーユ(オルガ・キュリレンコ)。さらにヴェスパーの死の真相も絡み、映画はスピーディに展開します。もう、何も考える余裕なし!!

貴重な資源は・・なるほど・・


さて、ゴールドフィンガーでは、ベッドに横たわる金色に塗られた死体が登場しました。当時はゴールドが世界支配の象徴。本作では、全身に原油をかけられた死体が登場します。全く同じ構図です。今や世界を動かすのは、オイルマネー・・。

あと、ラストシーン、ボンドがドミニクを砂漠に置き去りにするシーンで、「喉が渇いたらこれを飲め。」といって缶入りのある物を渡すのですが、これがなかなか面白い。苦笑してしまいました。さて、何でしょうか・・観てのお楽しみです。

そう言えば、Qは登場しませんでした。秘密兵器はもういらないの?

posted by かんち |22:00 | 映画・TV | トラックバック(0)

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