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コンサドーレの試合をはじめて見たのは、招待券で見た1996年伝説の厚別初戦。ペレイラのフリーキックと、オテーロのVゴールを目撃しました。娯楽の少ない北海道で、それは衝撃的な体験でした。そして実際に自分がファンからサポーターになったのは98年に、オフィシャルサポータークラブに入ってから。以来、今日までホーム全試合観戦を目標に、シーズン券を買って、応援を続け、たとえJ2の最下位になろうとも、年間に5回しか勝てなくとも、(実際になりましたが)、チームがある限り、サポであり続けることを誓って、今日まで生きてきました。

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監督の去就問題の行方

2007年12月21日

 優勝に踊るコンササポに冷や水を浴びせた三浦監督の去就問題。今日に至るまで続投は確定していません。仮に、続投要請を三浦監督が断るとしたら、昇格を成し遂げた監督としては初めてのケースになるんではないでしょうか、と書こうと思ったら、今年一緒に昇格した東京の監督さんも続投拒否でした。

 さておき、三浦監督が続投を本当に断ったならば、これは大変なことになります。第1クールの7連敗から、事実上の指揮権をコーチに奪われ東京の監督さんとは違って、フロントもサポも続投を疑わず、補強も監督の意を酌んで行ってきた札幌で、土壇場になって就任拒否というのは、いわば2階にあげておいてハシゴを外すようなもの。別な意味で三浦さんの名前が傷ついてしまいますよ。

 札幌の経営規模や、親会社を持たない市民クラブという形態から来る経営体質の問題は、昨年、札幌のオファーを受けた時から三浦監督はわかっていたはず。私のようないい加減なサポでも知っているようなことを、優秀な三浦監督が今になって初めて気がつくはずはありません。

 だから、今回の監督の契約保留は、J1は簡単ではないぞという、フロントとサポへの戒めであり、仮に来年下位で低迷するようなことがあっても“それは自分の責任ではない“ということを、今からサポやスポンサー、フロント、マスコミに植え付けるための布石なのかなとも思うんですけど。

 そう思っていたら、下のリンクで野々村さんが、

http://www.hbc.co.jp/radio/smile/nonomura/goroku1.html

>■契約更改の保留が長引くとチームにも影響する?
> それはないと思いますよ?きっと続けると思うし。でも、チーム側のこれからのビ
>ジョンを聞いておかないとって言うのがあると思うんです。

野々村さんは、たしかまだ札幌の強化部に席が残っているはずですから、これはかなり確度の高い話ではないでしょうか。
また選手の補強についても、

>■補強選手とかって監督の意向が反映されてるんですよね?
>そうおもいますよ。ていうか反映されてますよ。

と断言していますしね。

 最終的には、三浦監督のステイタスを守っていく方向で話がまとまるように思うんです。たとえば次のようなカタチ。

 ・社長直々に頭を下げてのお願い
 ・若干の補強費の上積み
 ・残留であろうが、降格であろうが契約は1年限り
 ・しかもクラブからは解任しないという密約

 だとすると、翌々シーズンは新監督になる前提で、今から準備を進める必要があると思うんです。三浦路線の継承を前提に、三浦監督辞任後に内部昇格をさせるため、次期監督候補をコーチに据えるとか。

 ユースの四方田監督をそろそろトップにあげて帝王学を学ばせたいですね。
 

 




 


三浦監督の条件闘争

2007年12月18日

 J1に向けて、契約更新や補強などが進むなかで、出そう出でないのが、三浦監督の続投宣言。Jリーグ・アウォーズでも、明言は避けました。

 そんな監督の念頭にあるのは、今期途中で解任された横浜FCの高木監督でしょう。J2でも万年下位にあった横浜を就任一年目で昇格させた実績も、J1での低迷で帳消し。横浜の低迷は、監督の責任というよりも、ビックネーム好きなフロントの方に問題がありそうなのに、すべての責任を押し付けられました。

 大宮でJ1をよく知っている三浦監督だけに、軽々と続投を宣言して、高木監督の二の舞いになることだけは避けたいところです。思えば最終節水戸戦での次のコメントは意味深長でした。

「それともう一つは、これは夢を売る職業としてはあまり良い話ではないかも知れませんが、残留・優勝というと、やはり資本力というのは間違いなく必要なことです。(中略)。J1もそうです。降格した二つは人件費をかけられなかったチームです。そこはある意味必要な事じゃないかと思います」

 選手としてほとんど実績の無い三浦監督が、プロサッカーの中で監督として生き延びるためには、実績を示し続けていくことが必要です。守備に重点を置いたリアリステックな采配は、一部のサッカーマニアからは毛嫌いされていることですから、一度失敗者という烙印を押されたら、2度と監督として声がかからないかもしれません。実際に、かつて仙台を昇格させた清水秀彦さんは、昇格2年目の9月に解任になってから、どこのクラブの監督にもなっていません。

 おそらく今、三浦監督は、HFCに対して続投に向けてのさまざまな条件を提示しているところなんだと思います。HFCとしては是非とも監督に続投してもらいたいわけで、続く長身選手の補強も、監督から出された宿題の答えの一つでしょう。

 監督が望む条件がかなわず、監督を降りることになっても、あれだけのキャラクターですから、解説などの仕事は引く手あまたでしょう。クラブワールドカップを岡田さんとともに観戦したということですが、これは、一度札幌を昇格、残留させた先輩である岡田さんに、あれこれと身の上相談をしたんだとも思えます。

 大宮を辞めて札幌からオファーがあったときに、三浦監督の念頭にあったのは“昇格できるかどうか”ということで、資本的には6番目にすぎなかった札幌を選んだのは、監督的にそれなりの確信をつかんだからだと思います。そして、結果は、ほとんど監督が予想した通りでした。

 今週末にも強化部長と話し合いを持ち、続投かどうかが発表されるそうです。おそらくその時に監督から出された宿題の答えが返されるのでしょう。それを踏まえて、監督が続投を表明したとしたならば、J1を知る三浦監督がかなり強く残留の手応えをつかんだと考えて間違いはないと思います。

 今週末は、ストーブリーグの大きな山場となることは間違いありません。


がんばれコンサドーレ旭川

2007年12月17日

 コンサドーレ旭川ユースU-15が、高松宮杯ユースサッカー選手権で、グループリーグを1位突破。

 これはすごいことですね。コンサ旭川が入ったグループCには、Jユースが入っていなかったという組み合わせの良さを差し引いても、旭川ユースは、04年に発足し、活動を開始したのが05年で、今年ようやく3年生がそろったという若いチームだけに、グループリーグ突破は快挙といっていいと思います。

 旭川は、人口36万人、一県の県庁所在地に匹敵する人口を抱えながら、サッカー不毛の地と呼ばれてきました。これまで旭川地区でサッカーを愛好する少年たちのよい受け皿がなかったところに、旭川ユースが誕生し、地域のすぐれた才能がどっと集まったんでしょう。(旭川地域に伝統的なクラブチームが少ないため、他のクラブからの反発を受けずに、ユースを設立できたとも言います)

 実はコンサドーレは、ユースの世界では侮れない存在で、U-15は02年と203年の高円宮杯で準優勝しています。そしてこの時の主力がU18の主力となって05年の高松宮杯でこれまた準優勝。そして準優勝メンバーの西と藤田が、トップ昇格してJ1昇格の原動力となりました。

 または01年の日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)では、新居を中心としたU18が準優勝したこともあります。やはりユースの全国大会で活躍した選手が、後にトップの主力選手になることが多いんですね。

 北海道のジュニアユースサッカーは、札幌U15と名門SSSがしのぎを削る状況が続いていましたが、ここにコンサ旭川が加わることで、ますます切磋琢磨が進み、良い選手が誕生してゆく期待が膨らみます。

 決勝トーナメント進出を決めた旭川ユースには少しでも上に勝ち上がってもらいたいですね。そしてこの中から、優秀な選手がU18に進み、将来の札幌を担う選手へと成長して欲しいと思います。
 また旭川実業など、地元の高校のサッカー部に進んでもらい、旭川地域のレベルを上げる牽引力にもなってもらいたいです。


札幌日本一作戦

2007年12月15日

 日刊スポーツによれば、広島のDF吉弘充志の獲得に動いているようです。この記事のある数字を見たときに、コンサドーレ札幌が密かにある計画を進めていることに気づきました。

 その計画とは、平均身長日本一計画です。

 まずは、先ほど戦力外となった選手たちです。

	岡田 佑樹 170cm
	和波 智広 175cm
	関 隆倫 173cm
	金子 勇樹 168cm
	川崎 健太郎 175cm
	桑原 剛 170cm

 この6名の平均身長は171cm。続いて吉弘選手を含む新入団選手は、

	吉弘充志 182cm
	横野 純貴  183cm
	宮澤 裕樹 182cm
	堀田 秀平 181cm
	柴田慎吾 187cm

 平均身長は183cmで、出て行く選手たちよりも12cmも高い。
 そして今日、吉瀬選手( 178cm)のガイナーレ鳥取への期限付き移籍が発表され、また一人180cm未満の選手が姿を消しています。

 さて07年シーズンのJ1は

	FC東京	179.9cm
	鹿島アントラーズ	179.3cm
	川崎フロンターレ	179.2cm
	大宮アルディージャ	178.9cm
	ジェフユナイテッド千葉	178.8cm
	清水エスパルス	178.7cm
	ガンバ大阪	178.2cm
	アルビレックス新潟	178.1cm
	横浜F・マリノス	178.1cm
	柏レイソル	177.9cm
	大分トリニータ	177.8cm
	浦和レッドダイヤモンズ	177.8cm
	サンフレッチェ広島	177.6cm
	ヴァンフォーレ甲府	177.5cm
	名古屋グランパスエイト	177.4cm
	横浜FC	177.3cm
	ヴィッセル神戸	176.6cm
	ジュビロ磐田	176.1cm

     (出典:http://football.yi.org/database/FC/Home.foot)

 となっています。07年シーズンの札幌の平均身長177.74cmは13位になりますが、新入団の選手が全部入ったとすると、平気身長は179.37cmとなり、FC東京に次いで2位。仮に鈴木や上里がレンタルで出て、180センチ台の大型選手が二人ぐらい入ると、平均身長は180cmの大台に達して、日本一になります。

 今期の札幌は高さが大きな武器になっていました。実際に平均身長の日本一を目指しているかどうかは別にしても、J1というレベルの高いステージで、個の能力では後れを取る札幌は、高さという武器に一層の磨きをかけて、J1を戦おうとする意図が見えるようです。

 


見ました? ミランと浦和戦

2007年12月13日

見ました? ミランと浦和戦。

この前のセパパンとの試合で浦和が見せた完璧なパフォーマンスに、来年はこいつらと戦うのかとため息が出たのと同時に、これならばミランともいい勝負をするんじゃないかと思いました。むしろ、ずーと何年もサッカーといえばJ2という身からすると、セパパン戦で見せた浦和のパフォーマンスを超えるようなサッカーが想像できませんでした。

しかし、世界には、上には上があるもんですね。はぁ~。
結果こそ1-0でしたけれど、天皇杯の1回戦アマチュアチームとJチームがやるような雰囲気の試合でしたね。
しかし、プレストかハードワークとか言いますけど、プレスをかけられても、囲まれても、全く動じない。ハードワークで追い回しても、ボールを失わない。苦し紛れのパスのように見えて、ちゃんと味方に渡る。基本技術に格段の差がありましたね。

 ミランが、世界の中で特別なチームというのならばまだあきらめようもありますけど、今イタリアでは10位なんですよね。JリーグとセリエBが同じぐらいのレベルで、J2のトップチームは、J1でも十分に戦えるように、J1のトップはセリエАでも十分戦えると言っていた人がいたんですが、今日の試合を観る限り、浦和ですらセリエAで残留は厳しそう。

それにしても、来季久しぶりにJ1で戦う身としては、日本の中では突出した存在になりつつある浦和の後光がほんのちょっとだけ陰ったような気がして、“あいつらも同じ日本人だ”ということで、ちょっとは良かったかも。


post by hibari

23:38

日々雑感 コメント(7)

札幌と室蘭大谷

2007年12月10日

 契約更新のニュースの一方で新入団選手も明らかになってきました。

 まずは、室蘭大谷の宮沢選手と柏ユースの堀田選手。

 ともにU18の日本代表権険のある選手。年代別代表経験のある選手の入団というところにもJ1を感じますね。J2だと年代別代表が入るのは考えにくいです。最下位の年だった04年の新入団なんて。。。

 なかでも注目はやはり室蘭大谷の宮沢選手。やはりコンサドーレに、北海道の選手が入るのはうれしいです。野球と違ってドラフトがないサッカースカウトは原則自由競争。強いチームに有力な選手が集まり、戦力格差が固定してしまうきらいがある反面、郷土出身の選手を迎え入れられるのに縛りがないという面もあります。

 しかし、宮沢選手はJチャンピオンの鹿島はじめ浦和など複数のクラブから注目されていた逸材で、J1に上がったからと言って簡単来てくれそうには思っていませんでした。
やはり札幌の中にある室蘭大谷の人脈の蓄積が決め手になったんでしょう。

 ここで札幌に在籍している室蘭大谷出身の選手、元選手を拾ってみると、三浦恵一、財前兄、深川、佐藤尽、池内の名前が上がります。つまり室蘭大谷が排出したプロ選手の主要メンバーをほぼ網羅しているんですね。欠けているのは車椅子のJリーガーで有名な京谷、京都のGK上野ぐらいでしょうか。(いずれ上野も来そうな気がします)

 こうして人名を並べて見て思うことですが、事実上札幌の強化部は室蘭大谷の人脈でつくられているんですね。室蘭開催にこだわることを含めて、札幌と室蘭大谷との間には、単に地元の強豪高という以上の深い結びつきがあるように思います。

 そうした結びつきの中で、室蘭大谷は札幌の第2ユースというような位置づけになっているんじゃないでしょうか。というと偉そうですけど、実のところは、札幌が大谷の天下り先になっているというところでしょう。

 いずれにしろ、コンサドーレは、北海道のサッカー文化向上に寄与するという大きな目標がありますから、地元の優秀な選手の受け皿になるというのは、とっても大切なことだと思います。

 これで、ますます年末の選手権が楽しみになりましたね。


入れ替え戦 第2戦

2007年12月09日

 入れ替え戦の第2戦目が行われ、 京都が上がって、広島が落ちました。

 前半の広島の攻勢はすごく、あの京都があんなにも一方的に自陣に閉じこめられる姿はJ2では見られません。そういえば、昔、J1だった時代には、あんなのように自陣に張り付けになることがよくあったっけ。ああなると、どんなに大きく蹴り出そうとボールは必ず相手に渡って、クリアしてもクリアしても攻められるんですよね。そういうのってうちだけかと思ったら、京都も同じでした。

 広島の攻撃は、早くはないけれど力強く、ゴールは時間の問題のように思いました。このまま力でこじ開けられ、京都が1点、2点と失っていくと、やっぱりJ2の上位といえども、J1にはかなわないことが証明されるようで、やり切れないな、と思って前半を見ていました。

 しかし、一方的なあの攻勢が後半も続くのだろうか、という気もしていました。最終節の水戸のように広島も120%の力を出していたとしたら、後半になってどこかで途絶えるはず。もしも途絶えなければそこにはJ1とJ2との間に超えられない壁があることになるわけですし、反対に途絶えれば、今見ているよりも両者の実力差はない。京都にも(ということはうちにも)、反撃する余地はある。そんなことを思っていました。

 後半に入って京都は、さらに守備を厚くするのかと思いきや、ボランチを一枚きり、アンドレを入れて攻勢に転じました。すると今度は京都が広島を自陣に釘付けにしたんですね。これはうれしかったですね。J2といえども攻めるという意識を明確にすれば、J1を押し込めるんです。しかし試合は、お互いに攻めきれずに0-0のドロー。結局、京都は、攻撃は最大の防御となって、ホームで上げた勝ち星をきっちりと昇格に結びつけました。

 アンドレというレギュラー級の選手をあえてベンチにおいて、前半を0-0でやり過ごし、後半になってレギュラー級の選手を投入して流れを一挙に変えるという手法は、三浦監督と一緒です。この試合に限らず、京都は加藤監督になって、三浦サッカーをそうとう意識しているように思います。

 なので、もしうちが入れ替え戦に回ったとしても、同じような展開になって、おなじように昇格できたんじゃないでしょうか。そんな感じがします。


post by hibari

01:51

日々雑感 コメント(6)

入れ替え戦

2007年12月06日

入れ替え戦をこんなにも真剣に見たのは初めてでした。

 昨年までは、悔しさ半分と他人事半分で、じっくりと見る気がしなかったんです。でも、今年は京都の代わりにあのピッチに立っていた可能性は大だし、J2がJ1にどこまで通用するのか、それを見てみたかった。

 順位こそ、1位(うぁ、気持ちいい)と3位ですが、京都と札幌とでは実力的にはまったく互角。こっちが守備のウェイトがいくぶん高く、あっちが攻撃のウェイトがいくぶん高い、ぐらいの差。だから、京都がJ1相手に十分に戦えるならば、札幌だて戦えるはず。そんな気持ちで見ていました。

 感想は、うーん、あれだったらうちでも勝てるかな。
 京都は加藤さんになってからJ2のサッカーを大きく取りたようで、さぼらない、中盤での激しいハードワークは典型的なJ2のサッカーでした。

 対して広島は、序盤の10分まではパス回しなどに上手さが見られましたが、ディフェンスがドタバタ。プレスの掛けどころなどの決まり事も適当のようでした。全体的にハードワークが足りない、という印象でした。リーグ戦の何十分の1の試合ならば、こんな状態もあるんでしょうけれど、入れ替え戦なのに、この程度の“ワーク”ということは、普段はもっとなんですかね。

 全部が全部、広島のようなチームではないにしろ、技術や身体能力では上でも、ハードワークや、戦術の徹底などで上回れば、やっていける余地もありそう。そんな気がしましたが、そう意を強くするにはまだ早いすね。

 とりえず土曜日の試合を見てみたいと思います。


post by hibari

21:46

日々雑感 コメント(2)

一番、幸せな時間

2007年12月05日

 コンサドーレ札幌サポーター歴11年。
 昇格は3度経験し、降格は2度経験しました。
 そんな私から言わせてもらいます。

 札幌にとって一番幸せな時間は、昇格を告げる試合終了のホイッスルから、昇格後、最初の試合開始のホイッスルまでの間。

 前の経験から今が一番幸せな時間だと言うことを知っているものですから、この時間を精一杯楽しもうと、ヒマを見つけてはいろいろなサッカーニュースを漁るんですが、気がつけば、仙台望月監督辞任なんてニュースの方に目がいってしまう。
 
 スポーツ新聞では、鳥栖の村主が引退したとか、そうした小さなニュースをいの一番に確認している自分の姿に、ハッと我に返って、あわててJ1の大きなニュースに目をやったり・・・。その都度苦笑したり、その苦笑を楽しんだり・・・。

 まぁ、それも幸せです。



post by hibari

20:46

軽い話題 コメント(2)

【第52節】育成路線が生んだ優勝

2007年12月02日

one&only
 この一年を集約したような試合でした。    立ち上がりから積極的に動きだしはむしろ水戸の方。前節にセレッソに勝ったということはウソではありません。一方、札幌は、第3クールに始まった大失速を再現するかのような動きの固さで、水戸にゲームを支配された揚げ句、前半10分にコーナーから1失点。  審判も、ささいな接触にも笛を吹くタイプで、本来ならば3万人近いホームの大声援を受けて勢いに乗るところなのに、神経質な笛が勢いを止めてしまいます。自分の過去の記憶をたどると、先制失点、勢いを止める審判という要素は典型的な負けパターンで、審判を目で追いながら嫌な気持ちになっていました。  勝負事ですから勝ちもあれば負けもあるんですが、この試合だけは絶対に負けの許されない試合。もし負ければ確実に3位転落。シーズンの大半を首位を独走してきたチームが、土壇場で3位に落ちることの精神的なダメージははかりがたく、入れ替え戦の勝利など、まったく想像できません。  そして昇格に失敗でもしたならば、クラブが消滅しかねないほどの強烈な反動を受けたでしょう。そういう意味で、今年最も重要な試合であるばかりか、ひょっとするとここ10年で最も大事な試合でした。  もっとも水戸が開始早々の勢いを前後半を通して持続できれば、今の順位にはいないわけで、前半半ばから水戸の勢いが落ちると、札幌も少しずつ盛り返し、30分過ぎからは波状攻撃をかけることができるようになってきました。そして前半43分にダヴィが同点弾をたたき込むと選手にも落ち着きが生まれ、後半は失点しないようにゲームをコントロールしながら、スキを見て追加点を狙うといういつもの札幌の試合運びになりました。そして後半38分、優勝を呼び込むダヴィこの日2点目の決勝点。  札幌の昇格、優勝を三浦監督の戦術の徹底だとか、いろいろと分析できると思いますが、ここで私は5段階路線で掲げた育成路線が大きな決め手となったと言いたい。決勝の2点はいずれもダヴィのすぐれた身体能力が生んだものでしたが、それをお膳立てしたのは西と岡本の若い二人。  長丁場でけが人や警告累積でレギュラーが組めなくなると、問われるのは選手層の厚さと途中補強の充実ですが、資金の限られた札幌は、大枚をはたいてJ1から即戦力を移入するかわりに、ユースから育てた若手が活躍して、西谷や大塚など負傷リタイアしたレギュラーの穴を埋めました。  J2の中でユース組織が実績を示しているのは札幌だけです。一昨年には高松宮杯でJ2として唯一決勝に駒を進めましたし、最終節でも3人ものユース出身がベンチ入りしていました。2点目をアシストした岡本はユース上がりではありませんが、しまふく寮の中で、西や石井、藤田といった同年代のユース組みと寝起きを共にし、刺激を受けて成長したと思います。  三浦監督が言うようにJ2でも資本力が順位に比例している中で、資金力では6番目の札幌が優勝したのは、ひとえに他のチームにはない育成路線の成果だと思います。過去の昇格チームが、途中補強で昇格を決めていったのに対し、資金力の資金力の乏しい札幌は、高い金を出して他から即戦力を移入するかわりに、自前の若手を育てて途中補強の代わりとしたのでした。これは今までのJ2にはなかったパターンだと思います。  そうした意味で、西と岡本がお膳立てした最終節の逆転劇は、今年の札幌を象徴するゲームだったと思います。



祝勝会報告

2007年12月02日

祝勝会会場
みなさま、昨日はいい夜になりましたね。 私は、いったん家に帰った後、宮の沢の白恋で開かれた祝勝会を観た後、 祝宴を開き、案の定、二日酔いです。 で、頭がもうろうとしていまして、あれこれ書く力がありません。 なので、祝勝会の様子を写真で報告します。 テレビ


会開始は7時からですが、その前に最終節の試合が放映されていました。


会場


あいにく肌寒い小雨が降ってはいましたが、大勢のサポが詰めかけました。


祝勝会会場2


セレモニーはコンサドールズのパフォーマンスから始まりましたが、観客席とひな壇の間に報道陣が壁を作り、よく見えません。(こういうのは、どうにか、ならないものでしょうか)

発煙筒
ウルトラスの人たちが、発煙筒を炊き始めました。(すぐ近くだったのでビックリ) 挨拶


開会の挨拶のあと、選手全員(解雇を言い渡された人も、ケガの大塚も)、一人一人呼ばれて登場。

監督挨拶


監督からお礼の挨拶。



煙


発煙筒の煙が風で舞い戻り、場内は真っ白


サンクスウォーク


その後、サンクスウォーク。タオルマフラーなどのグッズも投げ込まれていました。


サンクスウォーク
選手が会場を一回りして、セレモニーは終了です。 水掛け


その後、水掛けをする選手たち。


結構あっけなかったけど、サポとの交流がもてて良かったです。



ゴールです

2007年12月01日

goal
1年、いえ5年間かけてようやくゴールにつきました。 まずは第一報、しばらくうるうるさせてください。



post by hibari

16:39

写真館 コメント(2)

持ち株会のこと(すがさんの質問に答えてみる)ー下

2007年11月30日

 岡田コンサドーレが昇格するとき、HFCは市民に出資を呼びかけて、サポーター持株会を作りました。そのとき私は仲間とともに1株分の出資をした。この時、私は髪の毛一本分にしかすぎませんが、でも確かにコンサドーレ札幌の髪の毛一本分のオーナーになったんです。

 この時は、エメルソン基金とも言われ、エメルソンが去っていくと侃々諤々の議論が起こりました。その喧噪の中から石水さんが立ち現れて「本当の狙いは、サポーター持株会を筆頭株主にて、名実ともにコンサドーレ札幌を市民クラブにしたかったんだ」と言い、サポーターの集会を指さして「ここは事実上、株主総会だから」と言ったとき、私は今までこの日本にはなかったまったく新しいものが誕生した現場に当事者として立ち会っている、という興奮を覚えました。

 クラブをなぜ自分は愛するのでしょうか。
 それは、自分の子どもを愛することと似ているんだと思うんですよ。自分の子どもが、劣等生で、運動音痴で、強さ、美しさに欠けたとしても、それを理由に、子どもを愛せなくなる親はいないでしょう。自分の子どもを愛するのは、優れているからなのではなく、その子が自分の遺伝子を受け継いでいるからなんですね。

 コンサドーレ札幌を愛するのは、このクラブと私が同じDNAを共有しているからなんだと思うんですね。ここで「DNAとは一体何だ」と追求しないでください。私もわかっていません。でもやはり同じDNAを共有している。愛は合理的には説明できません。
 
 確かに経済的合理性を追求していけば、市民クラブは横道なのでしょう。強くなるためには、徹底した合理性、明快な目標、確かな責任と強力な経営力が必要なのだと思います。しかし、合理性ばかりを追求し、「市民」を排除していくクラブを私は愛せないでしょう。

 経済を追求するあまり、経済的な投機の対象、資本家の金儲けの道具となってしまったクラブならば、不採算部門だとリストラされるようになっても、だれも救おうと思わないでしょう。「市民クラブ」という理念は、横浜フリューゲルスの解散やベルマーレからのフジタの撤退という企業クラブの危機に対して、それを乗り越える理念として登場した時代もあったんですよ。

 確かに今「市民クラブ」はダメなのかもしれませんが、ダメじゃない「市民クラブ」のあり方を、私たちみんなが知恵を絞って作ることは可能だと思うんですよ。時間はかかるかもしれませんが。

 で、それができるのはやはり日本の中ではコンサドーレ札幌であり、明日の勝利はその第一歩なのだと。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
すがさん。

 長々と書き散らしましたが、やはり答えになっていませんね。あまりの難問に対して、力不足ということでお許しを。

 それはそれとして、明日、頑張りましょう。


持ち株会のこと(すがさんの質問に答えてみる)ー中

2007年11月29日

 地域住民と、地元企業、行政が一緒になって作るサッカークラブを「市民クラブ」とするならば、前回の持株会で見たように、市民クラブには、意見の集約が難しく即断即決に欠け、運営主体が明確でないことから雑音が生じやすく、無責任に陥りやすいという構造的な欠陥があります。そして株式会社の無責任は、かならず収支の不均衡というかたちになって現れます。

 チームが強くなるためには、優秀なタレントと優れた指導者、そしてサッカーに打ち込める安定した環境が必要なわけですが、そのいずれも「市民」ということと無関係に成立します。強いクラブを作るために市民クラブである必要はありません。むしろ市民クラブであることは弱体化要因とさえ言えます。

 コンサドーレ札幌も、市民クラブとしての構造的な欠陥によって、30億の累積赤字を抱え、選手強化もままならずにJ2に低迷しました。そして市民クラブとして、同じような構造をもっている福岡、仙台も、巨額な累積赤字を抱え、トップに浮上できないでいます。

 こうしてみると、企業の広告塔ではなく、「市民による市民のクラブ」という“市民クラブ”の理想は、こと株式会社という形態でクラブを運営していく以上はまったくの「幻想」、もっと悪い言葉を使えば「欺瞞」なのかもしれません。

 今回の累積赤字の解消のための原資と増資に当たって、石水さんが個人資産から2億を出して、赤字を埋め合わせるとしたのは、石水さんがコンサドーレ札幌の“市民クラブ化”を推し進め、結果として市民クラブの構造的な弊害を作った張本人の責任の取り方と見ることもできます。石水さんは、市民クラブ特有の無責任の中に逃げ込んで、“オレ知らない”もできたことを思えば、その点を評価してもよいでしょう。

 と、順を踏んで現実的に考えれば、上記のような結論に到るわけです。

 でも、やはり私は“市民クラブというロマン”を完全に捨てきることはできません・・・・という話を次回に。
 


持ち株会のこと(すがさんの質問に答えてみる)ー上

2007年11月29日

遅ればせながら、

 Re:減資に増資 posted by すが | 2007-11-24 00:21 に答えてみようと思います。


 最終決戦の相手、水戸ホーリーホックとコンサドーレ札幌とでは、大きな共通点があります。それは両チームともサポーター持株会が、筆頭株主ということ。

 札幌は、J1昇格が決定するならば、減資と合わせて増資を行い、増資うち1億をサポーター持株会が引き受けるとされています。こうすることで、持株会の筆頭株主としての位置が保たれるというのです。

 しかし持株会による増資には、強い反発も予想されています。つまり、持株会というものの実態がきわめて不透明で、これの拡大はHFCの経営の不透明さの拡大につながるというものです。

 株式会社の所有権、意思決定権は、株数の多数決よって決まります。過半数の株を持った株主は、クラブの解散や合併、取締役の解任や任命など、なんでもできます。ですから、仮に持株会がクラブの運営会社の過半数の株を握っていたとしたら、持株会は、社長を更迭することも、なんでもできてしまうんですね。

 実際に、これに近いことが水戸ホーリーホックで起こりました。今年4月、社長が電撃解任され、60%の株を握る市民持株会のなかで、最も多くの株を持っていた木材会社社長が代表取締役に就任しました。

 水戸の持株会も札幌と同じく、総会などの開催もなく、一般の会員の意見を反映させる仕組みを持っておらず、一切が闇の中で決められていくようです。こうした組織では、極端な話、株を一株も持っていなくても、持株会という不透明な組織を牛耳ることができれば、クラブを牛耳ることができるのです。

 では、持株会の中で個々の会員の意見が正しく反映されていれば良いのかというと、これも別な問題を引き起こします。個々の会員といっても、しょせんその出資額は数万円で、これを失っても痛くもかゆくもないわけで、経営に対する切迫度、出資に対する責任が非常に軽いんです。

 そうした軽い会員が数千人集まって、意見具申をしてゆけば、意見対立から収拾の困難な混乱状態となってしまいかねません。氷山の浮かぶ南氷洋を航海するタイタニックの進路を、乗客の投票によって決めるようなもので、クラブの運命が持株会会員という烏合の衆によって握られているとすれば、他の企業は近づきがたいでしょう。

 持株会組織ではありませんが、横浜フリューゲルスの解散を受けて誕生した横浜FCは、発足当初、ソシオ・フリエスタという大衆組織に運営資金を依存していました。しかしソシオと運営会社は路線の違いによって内部対立を引き起こし、それが長くチームの足を引っ張っていたのです。皮肉なことにチームが上昇気流の乗ったのは、ソシオが事実上クラブの経営から排除され、レオックジャパンがオーナーになってからです。

 サポーター持ち株会は“市民クラブ”の象徴とも言えるものですが、これまで見てきたように、日本ではチームに混乱を招くこと原因となっていますですから、持株会の勢力拡大は、“闇と混乱の拡大”となりかねないんですね。

 こうして見てゆくと、サポーター持ち株会による増資に反対意見が出るのは当然のことといえます。

 そして、(と言って中に続きます)