2009年09月22日
猛妄想でCBを考える
CBにかかる負担。 前節では注目点にし、何かを見つけたいと思ったが、 残念ながら何も見つけられなかった。 しかし、試合後の選手コメントを見ていて、少しばかり感じたことがある。 中盤で黒子になって攻撃も守備もやってくれたので非常に助かった(西嶋) しっかりとバランスを取ってくれてバイタルエリアもしっかり埋めてくれたので守備の部分ではとてもやりやすかった(石川) DFラインの2選手のコメント。 対象は、芳賀。 33節の緑戦で観たモノの"面白さ"が忘れられず、この間のゲームを観てきた。 西、宮澤がバランスを取りつつ、流動性を生み出す。 守備的MFにダニが1枚で、ボールを奪取する(しまくる)。 しかし、この戦術自体が、CBの負担を増やしていたとは考えられないだろうか。 上記のDFラインの2選手のコメント。 芳賀のよさが端的に表現されていると思う。そして、"ダニがもたらせられなかった要素を、芳賀がもたらした"ようにも読めると思う。 SB、特に左SB上里が攻撃寄りで、その負担がCBにかかるという意見が、 みなさんのブログ上で多く見られた。私も、それももちろん一因と思っている。 しかしながら、もともとSB激薄なコンサである。そこがCBの負担になることは"織り込み済み"でチーム作りをしてきたのではないだろうか。 そう考えると、第3クールのこの時点で、"SBがCBの負担の主な要因"とは言いにくいと思う(そう言ってしまうと、チームに合わない監督を選んだと言っているに等しくなる)。石川も左SBの補強か…と思っていたが、CBでの起用が多い。SBに問題点を見いだしてシーズン中の補強をしたのであれば、石川は左SBで使われるはずである。CBは吉弘、柴田などもいる。何かが足りず、試合に使われないのかもしれないが、少なくとも吉弘は多くのゲームでスタメン出場していた。 石川、吉弘、趙、西嶋という配置は可能なのに、それをしないコンサ。 であれば、SBではないところに、問題を抱えているのではないか。 邪推であり妄想ではある。 40節、福岡戦では、芳賀がダニとは違う長所を生かして、4-1-4-1を成立(4-1-3-2という見方もあるようだが)させた。 そして、その働きについてDFラインからは高評価を得ている。 もちろんSBが西嶋、西だったこと、それにより宮澤、西での流動的なサッカーではないことなど、決定的な違いはある。だから、単純比較をしようとは思わない。 だが、芳賀がもたらしたものから、ダニについてを見直す必要はあるのではないだろうか。 ダニのケガの具合について、何もわからないままこれを記しているが、次節は芳賀をスタメン起用すべきと、個人的には思っている。 緑戦や草津戦で観たサッカーへの"思い入れ"を、私自身も少し"鎮火"させて、ゲームを観ていきたく思う。 追伸 どうでもよい妄想。 私の思う、趙個人的な現時点でのベター配置。もちろんベター配置なので、ゲームで機能すること重視ではない、試み重視の部分もある。 4-1-4-1で考えると… キリノ 藤田 ダニ 宮澤 古田 芳賀 上里 石川 趙 西嶋 高原 ※条件は、①西を必ずベンチ入りにすること。②ダニはボール奪取重視のフリーマン的な扱いにすること。 この配置であれば、左SB上里でも、守備のバランスはある程度とれるのではと思う。課題である低い位置からのビルドアップも、ロングボールを使うことで回避しやすくできるのではないだろうか…。 あくまで勝手な妄想…こういう妄想もたまにやっておくと、観方向上の何かに役立つこともあるかもしれない。などと言うよりは、やっぱり妄想は楽しいから…(苦笑)
posted by はげお |23:26 | 私的思考≒妄想? | コメント(0) | トラックバック(1)
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