コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2014年07月20日

小野伸二への期待感と財前監督への絶望感

残念な試合でしたねー。
2万人のサポに勝利を見せて欲しかったところです。


内容てきにはずいぶんワクワクさせるプレーがでましたねー!
荒野と宮澤があそこまでDFを集めることができるとは思っていませんでした。
やはり、小野伸二の影響なのでしょうか。

ちなみに集めるプレーというのはポゼッションサッカーでは必須となるものです。
バルセロナなんかは、イニエスタがその枠割を担ってますね。
DFを集めるというのも結構方法があって、ドリブルで集めるやり方もあれば、相手のDFの間(いわゆる三角形の中心)でボールを受けるやり方もあります。
荒野と宮澤はどちらも間で受けるプレーが上手でした。
今後のポゼッションサッカーでは彼らが中心となるのは間違いなさそうです。


ではそろそろ本題。

まず、小野伸二の期待感。
先述したとおり攻撃面では非常に刺激を与えてるのではないでしょうか。
ワクワクするようなプレーもいくつか出てましたし、これからも期待できます。
でもさっきの試合を見て、小野伸二に期待することは守備面ですね。
もし今日の試合を見返す人がいるならば、見てほしいポイントがあります。
それは守備してるときの小野伸二の表情です。
明らかに不満気な感じがするんですよね。

では誰に、何に対して不満を持っているのか。
おそらく左サイドバックの上原が前に出ていかないことに対してでしょう。
守備の鉄則として相手に与えてはいけないのが「時間」と「スペース」
しかし、今のコンサは両サイドバックの前で相手にその二つを与えてしまっているのです。
普段は荒野や砂川がそこを追っかけているのですが、
どうしても後追いになるため、時間とスペース、そして前に入る選手がいないので前の視野を確保できちゃうんですよね。
今日も荒野は頑張ってそこを追っかけていました。
けれど小野はジェスチャーで上原に出すように指示していました。(後半の65分くらいだったかな?)

小野はそこで上原が出ないと守備がハマらないことを知っていたからだと思います。
もし、今後上原との対話が増え、あそこで上原がスタートを切れるようになれば、そしてそれが右にも伝われば、守備の時間はかなり減ると思います。
小野伸二の期待感はそこに感じましたね。


お次は財前監督の絶望感。
これは小野の期待感の真逆です。
小野が試合中に感じでいたことが財前監督が全くもってわかっていなかったということです。

試合後のコメントで
「疲れが出て、守備が機能しなくなった。」
とおっしゃっていましたが、
そのための石井と上原拓の投入だったのではないのでしょうか?
そして失点シーンはその二人のところからのクロスだったと僕は思うのですが見間違いだったのでしょうか。
後半の初めから結構支配されてシュートも10分で5本打たれていますが、そこから運動量が落ちていたのでしょうか?
そろそろ気づいてほしいですね。
守備がハマってるときは相手に問題があるだけで、うちがいいわけじゃないんですよ。
だから後半に大分がちょっと修正しただけで、10分で5本もシュート打たれることになるんです。
守備が機能してると言える試合は正直去年も今年も一回もないです。
このことは常に感じてることで、今まで解決されたことが一度もないあたりが絶望といったところです。

ではどうすればいいのか。
具体的な話は小野への期待感のところです。
そこが改善点の第一歩ですね。

なんども言いますが、相手に与えていけないのは「スペース」と「時間」です。
そしてこれが一番大事。
ボールを奪うということは、相手の時間を少しずつ減らし、最終てきに0になったときに初めて主体的にボールを奪ったと言えるのです。

僕は小野伸二の加入が、コンサが主体的な守備を出来るようになるキーになってくれると期待しています。
では今日はこのへんで!



posted by gahara18 |18:54 | コメント(13) | トラックバック(0)