コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2014年09月21日

失点シーンだけでわかる戦術の浸透具合

バルさん指揮をとってから初黒星ということで、
みなさんのブログを拝見すると悲観的なものが多いように思えます。

僕の意見を言わせてもらうと、
正直今年には期待してません。
なので今日完敗しようが、悲観的になどなりません。
サッカーはそう都合よくできていませんから。

たらればの話をすると
財前監督が続投していたら、
もしかすると、PO圏内に進出して
奇跡の昇格だってあった可能性も否定はできません。
でもそんなまやかしで昇格して、結局どうなるかってことは
私たち札幌サポーターがよくわかってるはずです。

昇格するなら手倉森監督率いた仙台や、
ユンジョンファン率いた鳥栖のように
戦術を浸透させ、地力をつけた上で昇格しなければすぐに降格なんですよね。

今年で言えば湘南なんかは定着できそうですよね。
あのプレッシングはJ1でも通用するでしょう。

話がそれますが湘南は今シーズン、ドルトムントとザルツブルグのVTRを見せているそうですよ。

なぜザルツブルグ!?!?と疑問に思う方はYOUTUBEにVTRが結構上がっているので見てほしいです。
素晴らしいプレッシングですよ。
私が今までサッカーを見た中で一番衝撃を受けましたねwww

ちなみにザルツブルグの監督だったロジャーシュミット監督は
14-15シーズンからレバークーゼンの監督となりましたので、
さらに注目度は上がるのではないでしょうか。


まぁ相当話がそれましたが
要するに昇格して定着するには地力をつけなきゃいけないよという当たり前の話で、
財前監督ではそれは難しいという判断で、フロントは解任したのでしょう。

その判断は僕も賛成で、
1年半を使ってあのチームじゃ未来はありませんでしたね。
というか去年の段階でそれに気づいてほしかったっていうのが本音です。


前置きが長くなりましたがここから本題
バルさんはコンサに地力をつけられるのか

少し前に日刊にこんな記事がでました。

バルバリッチ監督が“弱腰DF”にカツ!

この記事を見て私は「これは期待できるかも...」
と思いました。
弱腰なのかどうかは知りませんが
相手に時間を与えていたというのはコンサの最重要課題だと思っていたからです。

コンサに攻め込まれたらそこから打開するイメージってありませんよね。
その理由が相手に時間を与えすぎていること。
そしてもう一つ、前にでるDFが少なすぎること。

よくサイドチェンジされて砂川が一生懸命守備してるシーンすごい見ますよね。
今日の失点シーンなんかその典型でした。

コンサの選手は最終ラインから前への圧力をまったくかけれないんですよ。
とくにSB。
最近奈良はがんばってるなーってイメージはありますけど。

その課題に気づいてたからこそバル監督はそういった指示を出したのであれば、
もしかしたらコンサの未来は明るいのでは?と思ったのです。

そして今日の試合。
先ほども言いましたがコンサの典型的な形で失点。
要するに、前に圧力をかけれずにSBに時間を与えてしまい、縦パスを通す余裕を与え、
間のスペースで受けられ、奈良の目線が前と横の二つになったことで頭が追いつかず
ダイレクトで入れられたボールに強くいけず、入れ替わり
豪快に決められる

あんだけサイドの選手に時間を与えれば、
真ん中からフリーランで中央のスペースを空けて
スポットで受けるなんてシーンは少し足元のある、J1のチームとかは普通にやります。
そのシーンを群馬に作られたっていうのは意外でしたがw

何が言いたいかというと
ファーストプレスが砂川になるのはまだわかるとして、
その後は君が前に出なきゃだめだよ拓郎君って感じです。

というわけでコンサの最重要課題は全然改善されてなく
失点に繋がっているわけですが
先ほども言ったとおりたった二週間で戦術を浸透なんて普通は無理です。

なので今年は少しでも改善の兆しか見えたらいいな程度で見ているからこそ、
群馬に完敗だったとしても、悲観的にはならないわけです。

何度も言いますが財前監督のままでは未来はありませんでしたから。

これからどう変わっていくか期待です。


次回は戦術的な話です。
きっと今日の話で、
「サイドバックが前に出るのはいいけど、その後ろのスペースはどうするの?」
と疑問に思った方もいらっしゃると思うので、
それについて述べていきたいと思います。

ではまた




posted by gahara18 |07:50 | コメント(6) | トラックバック(0)