2007年04月28日

第12節・札幌1-0愛媛

 厳しい試合でした。収穫は勝ったことだけ。以下、雑感。
 
【流れをつかみきれなかった危なっかしい試合運び】
 立ち上がりは明らかに愛媛ペース。守備・攻撃ともに鋭い出足を見せ、オンザボールでの強さで札幌を上回っていたと思います。ああいう局面でマイボールを落ち着いてつないでリズムを作ることができれば良いんですが、なかなかそこまでいってないですね。この時間帯、愛媛に「シュートで終われ」という指示が出ていたのか遠目から可能性のないシュートを打ってくれたので助かりました。
 その後、15分過ぎから札幌も落ち着きを取り戻し流れをつかみます。が、イマイチ攻撃が噛み合わなかったという印象です。西谷の出したいタイミングと前の二人の受けたいタイミングがなかなか合いませんでした。
 後半、立ち上がりからチャンスを多く作ったのは札幌。しかしここでも「決めきれない」といういつもの悪癖が出て、先制点が生まれたのは68分。GKのミスっぽかったですが、あのタイミングで打ったことは評価して良いと思います。
 しかぁし、追加点のチャンスをダヴィがオフサイドでフイにするわ、ブルーノがカバーリングのポジション間違えて危ないシュート打たれるわ、終了間際は冷や冷やモンのCKはあるわ。ホントに勝てて良かった。
 


 
【今日のピカイチ君・イマイチ君・カワイソ君】

  • ピカイチ君:「先生!芳賀君が三人に見えます!」ホントに良く走った。
  • イマイチ君:藤田。仕事しなかった、ほとんど。
  • カワイソ君:大塚。東京V戦、終了間際にタマに球喰らって悶絶したまま試合終了。そして今日、またしても頭を切って運び出されているうちに試合終了、そして医務室直行。誰か塩持ってきてやれ。しかし、血ィ流してんのに挨拶に行こうとするその姿に漢を見た!

 
【今節の結果】[ ]内は出場記録・()内は通算得点

  • 注目ジョカトーレ:#29・西谷:バツカトーレ[▽79]
  • 今節のマルカトーレ:#9石井(1)

 
 悪いなりに結果を出すのは大事なこと。だが、成績ほど相手を圧倒しているわけではないのは試合を見ている人ならはっきりと分かるはず。次の草津戦も、その次の「ホーム」も気を緩めず行こう。

posted by tottomi |23:21 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(0)

スポンサーリンク

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.consadole.net/tottomi/tb_ping/326
この記事に対するコメント一覧
Re:第12節・札幌1-0愛媛

シュートまで行って終わるのは愛媛が意識していたことでしょうね。攻める時は人数をかけることで厚みを出していましたから、まあ、カウンター対策でしょうか。ゴール前に網を(それも高く)張られているようなもので、どうせ長くポゼッションしていたって取られてしまうだけなら打ってしまえ…というのはそれほど悪い策だったとは思いません(稚拙とも言えますが)。

実際は仰るとおり、今日はウチのDFイマイチだったんですけどね(芳賀とカウエに助けられてました)。池内が(良くも悪くも)ラインを乱していたのが、その一因かと…。

posted by MasaMaru| 2007-04-28 23:35

Re:第12節・札幌1-0愛媛

>MasaMaruさん
愛媛としては、中途半端な形で取られてのカウンターが一番怖いので、そうした指示になったのかも知れません。

まぁ芳賀とカウエの所でボールを引っかけられるならその方が攻めは早くなるわけですから、それはそれで良いんでしょうけど、DFラインと中盤の間を少し使われすぎたのと、追い越してくる選手に対するケアが後手に回っていたというのが前半立ち上がりの印象です。そういう時間帯は減らしてもらわないとね。

posted by tottomi| 2007-04-29 23:11

コメントする