コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2008年01月19日

共存共栄

こちらのお話を読んでみました。


うーん、難しい話ですね。私も当初は、

「同じ地域に本拠を持つわけだから、(同時間帯に試合をする等)ある意味では『競争相手』となるのは仕方無いとしても、できる限り手を取り合って共存共栄を目指すべき」

と思っていましたし、今でもそれが理想像と考えています。

しかしながら、ファンクラブの申込書を営業担当者が云々という経緯などを聞くと、さすがに優等生の意見ではいられないなと思っています。もっと言えば「仲間」と捉えることはできないと考えています。

それはなぜか?
というのを自分なりに考えてみたのですが、

このチームを支えているサポーターの大多数は、このチームの経営状態が厳しいということを理解しています。何もしないでいては潰れてしまうという危機感を持っていると思います。

ですから、単に試合の時に応援するだけではなく、チームの成績以外の部分における諸問題についても、サポーターの一人一人が「どうすれば経営環境が良くなるか?」「何か自分達にできることはないか?」という風に積極的に自分達の問題として考え、行動しているチームだと思います。「試合以外のチームの活動は私達に関係無い」とはならないわけです。その一例として家具はニトリになるし、デパートは丸井、ハムは丸大というように、スポンサーの製品やサービスをなるべく利用しようとする。サポーターにとってはそういったこともまた「チームを応援する」行為の一環になっているのではないでしょうか。

このような部分については、大変失礼ながら日ハムのみを応援されている方々とは温度差があると思っています。

そういう環境下において、敵対的とみなすに十分足りる営業活動をされてしまっては、明確な謝罪でも無い限り不信感を拭うことはできないでしょう。

日ハムファンは「大した問題ではない」と考えるかもしれないが、私達にとってこういう事はチームの生死に関わる重大問題です。


ウチのサポの中でも両論あるであろう話ですし、また誤解に基づいた判断をしていないとも限りませんから大変難しいのですが、私はおおむねこんなように思っています。

しかし、私も「できない」だけで終わらせたくありません。それではこの問題に今後どうやって向き合えば良いのか。

まず、日ハムのユニホームやグッズに対して「無視する」のは止むを得ないと思います。ですが、

・ 決して因縁をつけるような真似をしないこと。
・ もし向こうから何か話しかけてきたら、腹の中は怒ってても良いですから表情だけは笑顔を保つこと。
・ 「コンサは弱い」等の侮辱的な言葉をかけられても反応ぜずに受け流すこと。

こういったことが、今できる事だと思います。

今は無理でも、時が経てばお互いにとって有益になるような形での提携が可能になるかもしれません。他地域ではいくつか事例があるわけですから、不可能ではないと思います。

その時に備えて今は日ハムに対して我慢強く接していく必要があると思います。純粋に日ハムを応援している人には何の罪も無いことなのですから、不用意な言動行動は慎み、互いを敬意を持って接していくべきと思います。特にスタジアムでは。

posted by Gekitei |16:30 | コンサドーレ及びHFC | コメント(5) |