もうずいぶん前から、ミシャサッカーは超攻撃的という
言葉が似つかわしくないと思っている。
その言葉が似つかわしいのは数年前からマリノスだけだ。
今シーズンも1試合平均2得点を続けている。
つまり、6試合12得点だ。
ウチは4試合3得点、1試合1得点も出来てないチームだ。
1試合1得点出来ていないということは攻撃が完遂したこ
とがその試合には1度もなかったという意味を持つ。
得点に表れていない攻撃姿勢が大事だ、とか言う人はま
さか居ないとは思うが、得点に表れない攻撃なんて攻撃
ではないから。強いて言うなら攻撃風か。
攻撃的と攻撃風は違う。
的、はちゃんと攻撃をやり遂げ、それを続けているとい
う意味になる。
風、は攻撃をやってはみるがやり遂げられず、相手にダ
メージを与える得点という形を残せなかった、という意
味になる。
だから、ウチは攻撃的でもなく、ましてや超攻撃的では
ないと思っている。
18チーム中、1試合1得点未満は、札幌・鳥栖・広島・
福岡・神戸・湘南の6チームだけ。
1試合1得点も獲れないグループの一員に入っていて、超
攻撃的という言葉で札幌を表すのは当面止めてもらいた
い、というのが今の気持ちだ。
そう呼ばれる資格がないのに呼ばれる恥ずかしさみたい
なものが湧いてくる。
そして何より、チーム自身が超攻撃的という言葉に縛ら
れ、本来なら出来ることから自身を遠ざけてしまってる
弊害になっている気がしてならない。