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2006年08月22日

愛媛遠征記【第3話】

第1話はこちら。
第2話はこちら。

まだ1~2話を読んでいない方は、そちらをまず先にどうぞ。

朝、目が覚めたらすでに8時過ぎ。
ホテルは朝食無しだったのですが、朝ごはんを買い忘れていたし、どうせなら朝食バイキングを楽しみたかったので、ホテルの朝食バイキングをいただく。
ここでもおかずはじゃこ天。松山入りしてから毎食じゃこ天を食べているオレw
朝食バイキングは朝からモリモリ食べられるのはいいのですが、ついつい食べ過ぎてしまうんですよね。この日もちょっと食べ過ぎたので、部屋に戻って一休み。
ホテルは10時前にチェックアウト。

一人でまわる松山観光の第1弾は、ホテルから徒歩圏にあった松山城。ロープウェイ乗り場に行くと、ロープウェイとリフトが併設されていて、ロープウェイは出たばっかりだったので、リフトで中腹へ移動。ここからややしばらく歩いていくと、どうやら城の入り口に差し掛かったらしい。この入り口には夏目漱石の「坊ちゃん」に出てくる「坊ちゃん」と「マドンナ」に扮したアルバイトと思しき人が立っている。おかしなことに、どこの観光地に行ってもこの2人の組み合わせは絶対にデフォルトでしたw
折角なので一緒に記念撮影w



このまま城内に進んでいくと、ほどなく天守閣が見えてきました。
・・・が、天守閣は工事中。


そういえば、おととし行った熊本城も天守閣工事中だったような気が。
当然、天守閣から眺望を楽しもうとしても↓このありさま。


まあ、他のビューポイントではちゃんと松山市内を眺望できましたけどね↓


天守閣を見学した後、広場に戻ると、茶屋があった。流石に暑さにやられていたので、何か涼を求めたくて店を覗いたら、「いよかん味のかき氷」なんてのがあったので早速いただく。


たっぷりの氷に伊予柑シロップ(でも容器にはオレンジという文字に二重線を引いて伊予柑と書いていたのは見逃しませんでした)。
これで600円はちょっと高い気もしましたが、まあおいしいからいいやと思って食べ進んでいくと、容器の底には伊予柑入りゼリーが入っていた(^-^)/
思わぬ不意打ちw これなら600円というのも納得。おいしくさっぱりとしたところで松山城を後にしました。

次なる目的地は、四国八十八ヶ所霊場めぐり。
昨年の徳島遠征時に1~3番札所を回ったので、折角ですから松山市周辺の霊場を回ってみようと思い、いろいろ調べたところ、道後温泉の近くに石手寺という寺があるらしいので、そちらに行くことに。

市電の道後公園の駅が近いようなので、そこで下車。道なりにてくてく歩いていると「正岡子規記念館」なる建物があった。


坊ちゃん発表100年などの節目の年で、中ではいろんな展示会が開かれていたのですが、文学音痴のオレは、トイレを借りただけで素通りw
そのまま20分ほど道なりに歩いていくと、やっと石手寺が見えてきました。


【四国八十八ヶ所霊場 51番札所:石手寺】
まあ、お参りが目的ではなく、お寺に着くこと自体とお寺の名前が記されているところを前に記念撮影するのが目的なので、記念撮影を試みる。
しかし、徳島は2人旅でしたが、今回は一人旅。写真を撮ってくれる人を探さなくてはならなかったが、通りすがりの女性の観光客にお願いしたところ、あっさりOKしていただいたのでパチリ。


さて、この時の時刻はまだ12時。松山駅で空港行きのバスの時間までは4時間半もある。それなら、札所をもうちょっと回ってみようと思い立ち、ホテルに一回戻り、預けていた荷物を回収しJR松山駅まで移動することに。
松山駅でお昼ご飯を、と思い、駅の中を見回すと、ワッキーの地名しりとりで有名なじゃこ天おばちゃんの店がありました。

この店にはうどん屋さんが併設されていたので、うどんとじゃこ天でお昼ご飯を済ませ(これで4食連続じゃこ天続きw)、観光案内所で近場の札所の情報を収集しようとしたが、狙った札所はバスの本数が少なく、16時半までに松山駅に戻って来れないため断念。
途方にくれて、駅の待合室で観光案内図を眺めていると、地図の伊予鉄道の駅の近くに札所があるのを発見したので、住所を頼りに無理やり最寄り駅まで移動してみようと思い、JR松山駅近くの、伊予鉄道・大手町駅へ移動。鷹ノ子駅付近に49番札所の浄土寺があると見て、全くのカンで移動開始。
鷹ノ子駅に着いて駅員に聞くと、徒歩10分程度で着く様子。よし、2つ目確保!と思って近くの国道の道路標識を見ると、「48番札所西林寺 2km」という標識が。

「2kmってことは、30分もあれば歩いて着くな」

という、まさに行き当たりばったりの計算で、行き先を西林寺に変更。とぼとぼと歩き始めた。途中20分ほど歩いたところで、帰りも歩かなきゃならないので往復4kmを歩くという当たり前の事実にやっと気が付いた訳だが、いまさらどうしようもないのでそのまま移動を強行。

さらに西林寺手前まで来たところで、ここから更に浄土寺まで行くには更に2kmを歩かなきゃならない事実に今更ながら気がつき、気を失いそうになりましたが、なんとか西林寺に到着。

しかし、時間帯が悪いのか、参拝客が誰もいない。しかたないのでオートタイマーで撮る事にして、寺の名前が書いてあるものを探して記念撮影をしようとしたところ、寺の中からおじいちゃんが出てきました。このじいちゃんにデジカメがいじれるのかという不安がよぎりましたが、、今となってはこのじいちゃんに頼るしかない。思い切って撮影をお願いして、撮影方法を教えてあげたら、難なく撮影成功。

【四国八十八ヶ所霊場 48番札所西林寺】



さて、そろそろ時間もなくなってきたので次の浄土寺までの道のりを急がなくてはならない。それにしても炎天下に霊場めぐりをしていると、なにか気持ちが穏やかになっていくのが判ります。こちらのエントリーにも書きましたが、浄土寺までの道すがら、一生懸命歩いていると、気持ちも懐も深くなり、前日のヘボ負け試合なんぞ、どうでもよくなるのが自分でもわかりましたw

そんなことを考えているうちに、あっというまに浄土寺に到着。
浄土寺こそ本気で人がいなく、遂に人に頼んで撮影することは断念。縁石にカメラを置き、セルフタイマーで撮影。

【四国八十八ヶ所霊場 49番札所浄土寺】



とりあえず50番札所は、地図を見ると山の上っぽいので、ここで今年は断念。一生かけて八十八ヶ所めぐりを順番適当でまわろうという、壮大なのかせこいのかよく判らない計画の第2歩目が完了。6/88ですか。まだまだ道のりは長いですなぁ…。

【つづく】


posted by なおし |00:31 | コンサドーレ札幌遠征記 | コメント(2) | トラックバック(0)