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2009年07月19日

草津戦雑感。

セットプレーからの2失点。
壁の下を抜かれるというのは、ある意味意外性のあるシュートであるし、2失点目の草津・松下のゴールは素晴らしいものだった。正直、札幌サポでなかったら拍手していたと思うくらいのスーパーゴールでした。
守備の綻びは、分析して、練習して、次に繋げて行くしかない。

攻撃は、前にも書いたけど、攻めるための引き出しが少ないな、と思う。
サイド攻撃が中心で、中央突破が少ない。
それが証拠に、スルーパスが通ったことによる得点って、今年は何点あっただろうか。
後半、中山・上原というターゲットとして使える選手を投入したのに、そこに手数をかけずにほおりこんでしまうというオプションも生まれているはずなのに、それを使えないのか使わないのか。
献身的にボールを追うあまり、中盤まで下がっちゃダメでしょ、中山、とか(笑)。

要するに、局面局面でそれを使い分ける力が無いということではないか。


選手に一生懸命さが足りないっていう指摘もあると思うけど、それは自分は違うと思う。
一生懸命やっているけど、それが必ずしも結果に結びつかず、空回りしている状態だと思うわけですよ。
誰も負けたいと思って試合しているわけじゃないでしょうし。


そんな中で起きた、コンサ史上初の選手のトラメガトーク。
サポーターの多くが、今シーズンそのチャンスが来たら(つまり厚別で勝利したら)、トラメガパフォーマンスをしてもらおうと思っていたのに、こんな形で実現してしまうのは残念だったが、サポーターが想いを伝え、それに選手が答える、という形が初めて行なわれたのはイイコトだったと思う。
これが歓喜のパフォーマンスであったら本当に良かったのだが・・・

サポーターの思いに、「言葉で答えて」もらった次は、富山戦のピッチで「プレーで応えて」ほしいと思う。

posted by なおし |22:53 | コンサドーレ札幌雑感記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2009年07月11日

状況判断力

・・・が足りないんだと思う。

相手が一人退場になったところで、格的には上のチームが数的優位に立ったわけですから、勝利が義務付けられた試合だったはず。
(まあ、常に勝利を求められてはいる状況ですが)

一人ひとりが、局面局面でやらなくてはならないことをしっかり理解しているだろうか。

人数が多いのに、ボールを中盤で回してばかりでは点には結びつかない。
失点シーンも、カウンターを受けていたものの、人数も十分であったのに、市村がボールを受けてクロスをあげるまでの間に、そこを詰める選手も居ない。
集中力も足りなく、空振りするDF。
その失敗を取り返すべく、相手選手にアタックしにいかない選手。
シュートを打った熊本・吉井の背中側に3人もDFが居てどうするの?なぜ吉井の前にポジションを取らないの?

ダニルソンを前線に上げて、パワープレーに切り替えるよう指揮官が指示しているのに、クロスも上げない中盤。
立ってるだけで、ボールを引き出せないFW。

すべての場面で、ベストチョイスなプレーを出来るとは思っていないけど、あまりにも選択肢が乏しいし、チョイスがおかしい。

さすがに、今シーズンのこれから先のことを思うと、ちょっと凹んだなぁ、今日は。

函館には行きますけどね。観光メインでww 

posted by なおし |22:36 | コンサドーレ札幌雑感記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年07月05日

審判のせいじゃない。

コンサドーレ札幌0-1水戸ホーリーホック
【得点者】(水)高崎
【主 審】渡辺 智哉

主審にばかり文句を並べるエントリーがあちらこちらで見られますし、実際、自分もこの文章を書いているうちにきっとそんな部分が出てくるとは思います。

実際、下手なレフリーには下手であることを伝えなくてはならないとは思いましたので、試合終了後引き上げているレフリーに向かってはブーイングをかましました(笑)。
まあ、実際試合をコントロールしきれてなかったこと自体は、きっと渡辺氏本人もわかっていることでしょう。
キャリアが浅いこともありますから、次からは公平で、試合の流れに沿ったレフリングを期待したいと思います。

が、しかし。
そんな中、札幌はどんな試合運びであったか。
前半21分に西嶋が2枚目のイエローで退場し、PKを高崎に決められて先制された。
2枚目のイエローは出すべきかどうか意見が分かれるところかもしれませんが、オレは1枚目も含めて妥当なカードだったと思う。

しかし、試合を通じて、試合の流れを読む力というか、そのときやるべきことが、明確に、そして全員に理解されていないのではないか。

シュート意識の低さ。
不必要なバックパス。
ハイボールに競らないで、バウンドさせて相手に奪われる。
(横浜戦で懲りたはずじゃないの??)

特に後半30分を過ぎ、前線に中山・上原・キリノが揃った段階で、人数が一人少ないとはいえ、パワープレーに持っていく場面だったはずではないか。
しかし前線に供給されるパスは少なく、競り合いからこぼれたボールはあっさり水戸に拾われてしまう。

もっとやるべきことをきちんと考えてほしい。


審判のジャッジがおかしかったから?
人数が一人少なかったから??

そんなの理由にならないと思う。

チームの強化予算規模を考えてほしい。
ダビの移籍金を活かして、外国人選手をしっかり補強したチームであることを考えると、めぼしい外国人選手の補強もしていない水戸相手に、一人少ないくらいでそれを言い訳にする戦いしか出来ないはずは無いでしょ。

このままでは、ダビの残してくれたものを、ドブ捨ててしまうことになりかねない。

今年ダメなら来年でも・・・という向きもあるかもしれない。
しかし、ダビの移籍金は今年使ってしまい、観客動員は伸びないままのチームに、来年度に効果的な補強が出来る補償はない。
(これさえなければ、しっかり地力をつけて数年後に昇格、というシナリオでもいいんですが・・・)

残り26試合、全力を尽くしてほしい。


PS
ロスタイム7分っていう試合、初めて体験したw

posted by なおし |14:13 | コンサドーレ札幌雑感記 | コメント(0) | トラックバック(0)