2011年12月10日
残留は至難の業?
12月3日の札幌ドーム。初めて自分の隣の席に座っているお客さんがいました。試合開始1時間前位に到着したのですが、入場に時間がかかったのは今年、初めてのこと。 昇格したことはもちろん嬉しいのですが、もう関心は来季残留できるかについてに移ってしまっています。 他の方のブログでも資金の問題が取りざたされており、戦力強化に必要なものが不足していることは動かしがたい現実。 昇格と降格がセットメニューになっているような札幌・・・・・ 昇格後に残留を果たしたのは、岡田監督の最終年だけだったと思うのですが、来年こそ残留を果たして、不安定な状況を打開してほしいと札幌を応援する人であれば、誰しもが願うことですが、限られた強化費の中でチーム力をアップするというのは、弱肉強食のプロスポーツの世界では相反する矛盾。お金のあるクラブに能力のある選手が集まるのが、常識の世界。どう工夫したら、お金を使わずにクラブを強く出来るのか、自分には全くわからない。ただ、思うことは、ギャンブルで予算に見合わない高額選手の獲得は避けてほしい。中途半端にお金を使っても、降格を避けることが出来ないということは、過去に痛いほど経験しているはず。ユースから5人でしたっけ、トップに上げているし、戦力外の通告が少ないのは現有戦力をベースにというのがクラブの考えなのでしょうか。まだ、クラブ、選手の動きは流動的でしょうから、どういうチーム構成になるか注目したいです。 それにしても、今年は監督の退団がやけに多いような・・・・・ それにつられてなのか、能力のある選手の退団も多いような気が。 こうした動きに札幌も乗っかって、いい選手を獲得出来ればと思うのですが無理でしょう。 札幌は昇格したと言え、青息吐息でやっと3位に滑り込んだクラブ。 J1で安定した成績を収めているクラブと競合したら勝ち目はありません。去年3位で昇格したのは中払、もとい福岡ですから、次の行き先を探している選手にも、札幌は来年の降格最有力候補として見えても仕方ないでしょう。であれば、札幌は今の戦力で足りない部分を補う、必要最低限の補強しかないような気がします。降格の危険性は高まりますが、若い選手を使いながらその経験を次につなげて行くことのほうが、長い目で見れば良いような気がするのですが。
posted by naka1108 |18:20 | トラックバック(0)