2005年11月08日

サッカーは戦争に非ず

サッカーはスポーツではなくて戦争である、
というような表現を冗談とも本気とも判別尽きがたく
見かけることが、たまにあるような気がします。
岡ちゃんが日本代表を率いてフランス行った時には
いしいひさいち先生の4コマで、そういうネタのが
あったような気がする。
 
大真面目で言えば、サッカーが戦争ではたまらんな、
と思うよ。擬似戦争でナショナリズムのガス抜きに
なるのかもしれんが、死人が出るようなのは御免だ。
 
何より恐いのは、本物の戦争までをも勝った負けたの
二分法で判断してしまうような風潮が、サッカーの
盛り上がりで一般化してしまわないか、ということだな。
 
最近こんなことを言うと時代遅れの左派かぶれと言われそう
だが、オイラはいまだに国際試合の国歌斉唱の場面になると
テレビを消してしまうのさ。
そういう人間だってまだいるってこと、許容してくれよ。
 
そして、天秤にかけたなら、日本代表もいいけれど、
それより何よりも、この札幌のチームを愛しているよ。
足元の文化を愛することから、愛郷心も愛国心も育つん
だろうと思うな。
 
脱線陳謝、あの自民党の憲法草案の悪文に、あんなんで日本を
愛するようになるわきゃねえだろっ、と軽く毒づいたオイラです(笑)


posted by FT |19:30 | サッカーから見えること | コメント(0) | トラックバック(0)

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