2006年07月13日

マイクパフォーマンスはやり返せなかったが

試合前の柏サポの(正直あまり洗練してないように見える)声援に
「帰れ帰れ」と罵声を飛ばしていた方がおりましたが、
何を言ってますやら、相手が帰っちゃったら、札幌の勝ち試合を
見られなくなっちゃうじゃないですか(笑)
そして、遠来からはるばるやってこられた柏サポに、
負けゲームを見せつけるというリベンジを果たせないでは
ないですか(笑)

なぜか、試合前から異常に個人的にはテンパっていた。
平日の厚別のナイター、というのがやけに珍しいせいか、
相手が柏で、リーグ首位で、2タテくらっている、という
マイナスイメージは確かにあるのに、なぜかいつもと違って
負けるイメージがほとんど沸かないのだった。

選手もそこは期するものがあったのだろうか。
いつも甘いと言われていた守備の寄せが果敢で、巧者揃い
の柏が、なかなか攻めを組み立てられない。ポゼッションは
かなりとられてしまうのだが、柏の攻めの勘所できちんと
対処できていたし、MF陣はカットしたボールを即座に前線に
送ることができていた。それが実を結ぶシーンはやや少なめ
だったが、柏のフォーメーションを萎縮させることはできて
いたんじゃないかと思う。
とにかく、選手の意識が高く、アグレッシブに感じられた。

失点はカウンター気味だったし、確かに池内がもっと厳しく
対処できていたら、という感じもあったが、ミドルシュートが
上手く枠を捉えられてしまい不運だったような気もする。

フッキのPKの時、直前のコールを延々とそのままやっちゃって
いたので、いつもなら切り替えるのにどうしたのかと思ったが、
幸いフッキはあっさり決めてしまった。いつもならハラハラな
場面だが、コールを続行したのは流れを切らないために故意に
やってたのかな?

ちょっと途中で声が止まるシーンが多くて、不安があった。
もっと切り替えて、途切れないように歌ったり、コールしたか
ったな。
柏のボール保持シーンで型にはまったように口笛やブーばかり
だったが、ちょっと物足りなかった。札幌の選手を鼓舞して
相手の攻めをしのぐ声援というのはできないか。
同様に、セットプレーをやられる時、「林コール」以外に
何かできないかなあ、と漠然と感じた。DFを鼓舞する集中コール
とかあればいいのになあ、と思ったり。

インサイドワークのえげつないところが多かったのか、黄紙が
乱舞。フッキは明らかに審判の先入観が強すぎ。決してフッキが
目に余る粗雑なことをやったわけではないと思うので、2枚は
厳しすぎだと思う。これまでの蓄積が身から出たサビと言われれば
それまでだが、何とか穏便に済めばいいと思うのだが…
正直、またフッキが何試合かいなくなる状況の再現は厳しい。
次節以降、やはり不安だ。

フッキ退場後はやはり守りを固め、石井ワントップでMFとDFが
厳しく守る体勢になったので、必然的に攻め込まれるシーンが多く
なったが、ここの集中力は前節同様に極めてハイレベルだった。
2年前なら一人欠けただけでボロボロだった同じチームだとは思われ
ない(汗)
危ないところもあったが、さらに林の神ぶりが爆発し、がっちり
固めてくれて、相手の得点のニオイが前節後半の愛媛同様に
ほとんどしなくなった。ああいう守りが出来るのは、実に心強い
成長だと思った。

公平に見ればマズイプレーをなんぼでも指摘できるし、失点や
ファール、そしてフッキをこれから欠くことになる退場など、
試合巧者とはとても言えないから、たぶんダメ試合と判断する
方がいると思う。それは間違ってはいないだろう。
フッキ不在の次節以降をどう戦うかの展望を思い、不安が募る
面もあるだろう。

だが、今日は勝ってナンボだ。
サポとして駆けつけたオイラもヘトヘトになってしまった。
総力戦と言ってもよかった。その試合を結果として勝った。

おつかれさんだ。みんな。

さて、もうこんな時間だ。オイラも明日のカタギ仕事が不安。
スカパー!の録画は明日以降にチェックだ(汗)
おやすみなさい。

posted by FT |01:09 | 060712vs柏in厚別 | コメント(0) | トラックバック(1)

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